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【今さら聞けない】資産運用とは何? 初心者が知っておくべきポイントまとめ

2020.11.06

【今さら聞けない】資産運用とは何? 初心者が知っておくべきポイントまとめ

この記事を書いた人 RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。
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2020年現在、政府による金融緩和政策により日本では歴史的な低金利が20年以上続いています。年功序列で給与が上がり、退職金ももらえる時代ではなくなってきています。しかしこのような時代であっても、子どもの教育資金や住宅の購入資金、老後の生活資金は必要です。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、資産運用を考え始めた方も多かったことがうかがえます。では、資産運用に挑戦して積極的に資産を増やそうとするとき、初心者は何から始めればよいのでしょうか?  本記事では「資産運用とは何だろう?」と疑問を抱えている方のために、資産運用の種類や特徴、注意点をわかりやすく解説します。

資産運用とは?

資産運用とは、資産を増やす行為です。預貯金で資産を貯めていく方法と、投資で増やしていく方法があります。

預貯金のような貯蓄は現在、大手銀行の普通預金で金利が0.001%。たとえ1,000万円預けていても、利息は100円しか付きません。そのため資産を増やすことを目的にするならば、投資信託や株式などに投資をして運用する必要があります。

「投資」と聞くとPCの画面に1日中張り付いて金融商品を取引するイメージを抱いている方もいるかもしれません。しかし投資の中には、特定のタイミングで運用先に資金を投じるだけであとは何もせず、資産を増やせる方法はあります。

資産運用におけるリスクとは

資産運用の世界におけるリスクとは、リターン(収益)の振れ幅です。リスクの高い投資ほど、大きな収益を得られる可能性がある一方で、大きく値下がりする可能性もあります。

一方でリスクが低い投資は、大きく元本割れを起こす心配はありませんが、保有資産が大きく増えることもありません。

運用先によってリスクの大きさは異なります。そのため資産運用を始めるときは運用先のリスクがどれだけあるのかを正しく理解して、運用先を選定することが大切です。

またこのような変動リスクを引き受けることによって上乗せされる収益を「リスクプレミアム」とよびますが、リスクプレミアムを得るには時間がかかり、それには長期投資が向いています。短期的には大きくマイナスやプラスに動くけれど、長期で運用するとリターンが安定してくるという考え方です。

資産運用の種類と特徴

資産運用の種類は、リスクとリターンの高さによって、以下のように分けられます。

ローリスク
ローリターン
ミドルリスク
ミドルリターン
ハイリスク
ハイリターン
  • 預貯金(普通預金・定期預金)
  • 債券(国債)
など
など など

リスクやリターンが高い投資ほど高い利回りが期待できますが、安定した収益を得るのが難しくなります。投資の経験がない状態で、最初から高いリスクのある投資に巨額の資金を投じては、元本割れが確定して失敗する可能性を高めてしまうでしょう。

【関連リンク】
【入門編】投資初心者のための基礎知識〜株式投資、投資信託、ETF、FX、不動産投資、iDeCo〜

資産運用を始めるときは、「自分がどの程度のリスクを受け入れることができ、そのリスクに応じていくら投資金額として使えるか」を決めてから投資を始めることが大切です。

少額からできる資産運用

まずは資産運用の中でも、少額の資金から始められるものを紹介します。

初心者向けの資産運用・つみたてNISAとiDeCo

資産運用の初心者は、つみたてNISAやiDeCoの口座を開設してインデックス型の投資信託を購入するのが、もっともおすすめです。

なぜなら、投資信託や株式の金融商品の売却益や配当に対して、通常は約20%の税金がかかりますが、それがかからなくなるからです。

【NISAとは】
少額投資非課税制度のことで、年間で一定金額まで投資ができます。ここでは「つみたてNISA」を念頭に置いて話を進めます。

NISAとは? 仕組みからつみたてNISAとの違いを徹底解説
【iDeCoとは】
個人型確定拠出年金のことで、毎月一定額の掛金を拠出して投資信託や保険などの金融商品で運用し、老後の年金を準備する制度です。iDeCoも運用益に対して税金がかからないほか、掛金の全額が所得控除となるため、掛金をかければかけるほど控除される金額が多くなるので、結果として税金(所得税と住民税)の負担が軽減できます。

iDeCo(イデコ)とは? 基本的な特徴と6つのメリット、事前に知っておきたい注意点

つみたてNISAとiDeCoは、どちらも資産運用の王道であり基本である「長期・積立・分散」投資に当てはまります。

つみたてNISAは毎年40万円まで、20年間非課税で運用ができる制度です。iDeCoは原則として、始めると60歳までは受け取れないため、どちらも長期・積立・分散運用となります。

つみたてNISAは金融庁の基準をクリアした商品、iDeCoは商品数自体が少ないので、初心者でも選びやすいといえます。どちらも手数料の安いなるべく広い市場を対象とした投資信託を選ぶと、「資産を増やす」という目的に合致するのではないでしょうか。

国債(債券)

個人向け国債とは、国にお金を貸し出した人に発行される債券(借用証明の一種)です。国に一定期間お金を貸し出すことで、定期的な利息収入を得られて、満期になると元本(額面金額)が戻ってくる仕組みです。元本は国によって保証されているため元本割れする心配は基本的にありません。

国債は、銀行や証券会社を通じて1万円から購入でき、0.05%の金利が最低保証されています。また国債を購入してから1年が経過すると、途中換金が可能です。

投資信託

先述のつみたてNISA、iDeCoでも登場しましたが、改めて投資信託とは、運用のプロであるファンドマネジャーが投資家から集めた資金を国内外の株式や債券などに投資して、得られた収益を投資家に還元する金融商品です。投資信託の最低投資額は、ネット証券では100円から投資できる場合もあります。

【関連リンク】
お金のプロが選ぶ、おすすめの投資信託はズバリこの3本!

投資信託を購入するだけで、株式なら世界中の株、不動産なら1つの建物ではなく複数の建物、などのさまざまな投資先に分散投資することができます。

投資信託の運用で気をつけたいのは、購入手数料や信託報酬などのコストができるだけかからないものを選ぶことです。投資信託のコストは、長期で運用すればするほどリターンに影響してきます。商品や金融機関によって異なるため、入念に確認して選びましょう。

【関連リンク】
【初心者向け】投資信託の種類や費用、選ぶポイントを解説
投資信託で発生するリスクを徹底解説。始める前に知っておこう!

資産運用で失敗しないための注意点

資産運用で失敗しないための注意点をご紹介します。

分散投資・長期投資で行う

資産運用するときには、投資できる金額(資金)を1つの金融商品にすべて投資するのではなく、いくつかの金融商品に分散して投資することが大切です。分散投資をしていると、1つの金融商品で損失が発生したとしても、残りの投資先でカバーでき損失を最小限に抑えられます。

また資産運用は、短期的に高いリターンを狙うのではなく、長期間にわたって金融商品に投資すると複利効果を得られて保有資産を増やせます。複利とは、利子を元本にしてさらに投資することです。投資期間が長いほど複利効果が働いて、資産を増やすことが期待できます。

必ず余剰資金で行う

資産運用は、手持ち資金のすべてで行うのではなく、必ず損失が発生しても日常生活や緊急時に支障が出ない余剰資金で行いましょう。

例えば生活費も含めた全財産で株式に投資をしてしまうと、損失が発生した場合に財産が0円になってしまうかもしれません。またすべてを資産運用に回すと、ご自身や家族に急に多額の医療費が必要となったり、急な支出が必要になった場合でも対応が難しくなってしまうかもしれません。

家族が多ければ、それだけ生活費も多く確保する必要があるでしょう。そのため最低限の貯蓄ができていない場合は、資産運用を始める前に貯蓄をして資産を形成することが先決です。

【関連リンク】
不動産投資におけるキャッシュフローの重要性と賢い運用方法とは

まとめ

資産運用とは、金融商品や不動産などに投じて資産を増やす行為です。しかし短期間で資産が2倍、3倍に増えるような商品はリスクが高いです。安定した資産運用を目指して、投資の基本である「長期・積立・分散」を目指しましょう。

まずはつみたてNISAやiDeCoで口座を開き、手数料の低い投資信託を購入して、慣れてきたら他の運用にチャレンジしてみましょう。

そして私たちが投資をするということは、政府や企業の成長を支え「経済成長を支える」という意義にもつながります。資産運用を始めることで社会の仕組みや動向にも自然と目が向くようになります。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

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