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2021.04.07

初心者向けほったらかし投資6選。積立投信や不動産投資が人気の理由

初心者向けほったらかし投資6選。積立投信や不動産投資が人気の理由

投資経験のない人が投資に前向きになれない理由には「損をしたくない」という心理だけでなく、「手間がかかって面倒」という気持ちもあるのではないでしょうか。仕事や趣味で忙しい人は金融商品の値動きをチェックしたり、頻繁に取引をするような手間はかけたくないと思うかもしれません。

そのような人のために、この記事では簡単で手間のかからない「ほったらかし」ができる投資を紹介します。

ほったらかしOKな投資方法はある?

ほったらかしができる投資でも、人気の投資信託の積み立てについて解説します。

1. 積立投信は忙しいビジネスパーソン向き

積立投信とは、投資信託を「毎月1万円ずつ」というように定期的に決まった金額で買い付ける投資のことです。

積み立ての設定は一度してしまえば毎月自動的に買い付けが行われるため、ビジネスパーソンのような投資に時間をかけられない人にも向いています。

積立投信には次のような特長があります。

積立投信の特長
  • 毎月自動的に買い付けられるため、手間がかからない(ほったらかしでいい)
  • 100円から始められる証券会社もあり、少額投資ができる
  • 運用のプロに投資を「おまかせ」できる
  • リスクが低減できる仕組みである

また、2018年(平成30年)からスタートした「つみたてNISA」なら、専用口座から発生した運用益に対しての課税はありません。非課税限度額の年間40万円までは、つみたてNISAを利用するといいでしょう。

リスクを軽減しやすい仕組み

積立投信は仕組みそのものがリスクを軽減できるようになっており、初心者でも取り組みやすい資産運用です。

時間分散(ドルコスト平均法)

投資信託を積み立てで毎月定額購入した場合、評価額の安い時に多く買い、評価額の高い時に少なく買うことになります。このような買い方はドルコスト平均法といわれ、1口あたりの購入価格をならすことができる仕組みです。一括購入ではタイミングによっては「高値つかみ」をしてしまう可能性もありますが、積み立てならタイミングを気にする必要がありません。

分散投資

分散投資とは、投資のリスクを軽減させる方法の一つです。投資対象を1つに集中させた場合、失敗した場合のダメージが大きくなる可能性があります。そこで、複数の銘柄を購入したり、株式と債券のように値動きの異なる資産を組み合わせることでリスクの軽減が期待できます。

投資信託は、1本が複数の銘柄で構成されており、分散投資の仕組みを持つ金融商品です。さらに地域や通貨などの異なる投資信託を複数持つことで、より一層のリスク軽減効果を得ることができます。

株式投資と何が違うの?

投資と聞くと、株式投資(株式の現物取引)を思い浮かべる人も多いでしょう。株式の現物取引は、市場で株式を売買する資産運用で、値上がり益を得たり、配当金や株主優待を得ることができます。

積立投信と株式投資には次のような違いがあります。

積立投信 株式投資
少額投資 可能 不可
投資方法 積立投資(買い付けのタイミングを気にしなくてよい) 一括投資(売買のタイミングをその都度判断)
分散投資 簡単にできる 複数銘柄を買うには多額の資金が必要
流動性(売買のしやすさ) あり 希望通りに売買できない場合もある
リスクとリターン ローリスクなものからハイリスクなものまで選べる ハイリスク・ハイリターン

株式投資は高い収益が期待できますが、売買の判断に伴う情報収集などの時間も必要なため、忙しい人や投資の初心者にはあまり適さないといえます。

手間なしでできる投資はほかにも

積立投信のほかに、手間のかからない投資を紹介します。

2. 投資一任型ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、投資を自動的にできる新しいサービスで、「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。ロボアドバイザーの投資判断はAIを活用するため、人間の感情に左右されず、何の知識もない初心者が投資をするよりも堅実なリターンが期待できるといわれています。

「投資一任型」は、ユーザーのリスク許容度に合った資産配分を考え、実際の運用指図や資産配分の変更までを行ってくれます。そのため、ユーザーはロボアドバイザーからの提案を了承すれば、あとは何もすることがありません。

投資一任型ロボアドバイザーは、投資に詳しくない初心者や、忙しくて金融商品の取引をする時間のない人にメリットのあるサービスといえます。

3. 純金積立

純金積立とは、毎月一定額、金を継続して購入する投資手法で、証券会社や地金商が取り扱います。業者によって最低金額は異なりますが、1,000円程度の少額から始められる積立投資です。

純金積立も、一度設定をすれば自動的に買い付けが行われるため、手間のかからない投資手法です。金は現物であるため、値下がりしても価値がゼロになることがないなど、株式や債券にはない特色があります。よって分散投資の一部として、少額で始められる純金積立を活用することで、リスク軽減効果が期待できます。

少ない資金で始められる投資

手間がかからず、かつ少額から始められる投資も紹介します。

4. ポイントやおつりでの投資

ポイント投資とは、お金の代わりにクレジットカードなどのポイントを使って、金融商品を買うサービスです。一方おつり投資は、家計簿アプリなどと連携して買い物時のおつりの金額を見える化し、そのおつり相当額で金融商品を購入し運用するサービスです。

ポイント投資もおつり投資も少額のため、たとえ損をしたとしても大きなダメージにはなりにくいといえます。そのため初心者が気軽に投資を始めるのに適しています。

5. 投資型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングは、インターネットを通じて、クラウドファンディング業者が資金調達したい企業と投資家をマッチングさせる仕組みです。ソーシャルレンディングも不動産クラウドファンディングも、投資型クラウドファンディングの一種です。

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、ソーシャルレンディング業者がインターネットを通じて投資家からの出資を募り、集まった資金を企業等に貸し付ける仕組みです。ソーシャルレンディング業者が貸付先から得た金利を原資として、投資家に還元します。

不動産クラウドファンディングとは

不動産クラウドファンディングは、事業者がインターネットで出資を募り、調達した資金で不動産事業を運営する仕組みです。不動産クラウドファンディング業者は不動産を取得後、賃貸事業などを運営し、収益を投資家に還元します。

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの共通点

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングともに、最低投資金額はサービス事業者、またその時々のファンドによって異なりますが、一般的には1万円程度の場合が多いです。予定分配利回りは案件によって異なるものの、預貯金の金利よりは高利回りが期待できます。また、一度出資すると、償還まで手間もコストもかかりません。

元本保証ではありませんが、少額での投資が可能で手間もかからない投資法なので、分散投資の一部と考えるといいでしょう。

より効率的に運用する場合

ここでは、まとまった手元資金のない人に高額の資産運用を可能にする不動産投資について解説します。

6. レバレッジを効かせられる不動産投資

固有の不動産に直接投資する場合、不動産クラウドファンディングにはない「レバレッジ効果」が得られます。不動産投資において「レバレッジをかける」とは、借入れを利用することによって自己資金より高額な不動産を購入し、大きな家賃収入を得ることを意味します。

【関連リンク】
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超低金利が続く昨今、不動産投資ローンも低金利で利用できるようになり、不動産の運用利回りがローン金利を上回れば、十分にレバレッジ効果が期待できるといえます。

また、不動産投資ローンには団体信用生命保険が付いているため、万が一のことがあった場合も周りに迷惑をかけることなく安心です。

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企業に管理や入居者募集を委託できる

不動産投資のなかで最大のリスクは空室が発生することです。この空室リスクは、需要のある立地の物件を選ぶこと、入居者募集にたけた不動産管理業者と契約することで軽減できます。不動産管理業者と契約し管理業務も任せれば、専業大家ではない会社員でも、煩雑な入退去等の業務なしに安心して不労所得を得られます。

中古区分マンション投資でリスクを軽減

初心者が不動産投資をする場合、自己資金が一棟マンションに比べて少ない区分マンションがおすすめです。区分マンションの中でも、新築より中古を選ぶほうが有利です。

なぜなら、中古マンションは新築に比べて物件価格が安いため、利回りが高くなるからです。中古と新築の購入金額の差ほど、設定できる家賃に差は出ない傾向にあります。よって、同じような立地、同じような間取りの新築マンションと同程度の家賃を設定すれば、中古マンションのほうが効率よく運用していけることになります。

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不動産投資は中古マンションがおすすめ! そのメリットとデメリットとは

手間のかからない投資を長く続け、資産を大きく育てよう

資産運用をしていくうえで、日常生活に支障が出るほど手間のかかる投資法は、初心者や仕事を持つ人には敬遠されてしまうでしょう。その点、一度設定すれば機械的に投資信託を買い付ける積立投信や、管理会社に不動産の管理を任せられる不動産投資は、収益性と手間のかからないという点で、多くの人に人気の資産運用といえます。それぞれのメリットやデメリットを検討して、自分の投資スタイルに合ったものを取り入れましょう。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

松田聡子 ファイナンシャルプランナー(CFP®)

群馬FP事務所代表。明治大学法学部卒。金融系ソフトウェア開発、国内生保を経て2007年に独立系FPとして開業。企業型確定拠出年金の講師、個人向け相談全般に従事。現在は法人向けには確定拠出年金の導入コンサル、個人向けにはiDeCoやNISAを有効活用したライフプランニング、リタイアメントプランニングで人生100年時代をマネーの面からサポート。 経営体質改善のヒント

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