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投資信託とは? 基本的な仕組みや初心者が気をつけるべきリスクとは?

2020.10.09

投資信託とは? 基本的な仕組みや初心者が気をつけるべきリスクとは?

この記事を書いた人 RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。
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将来に向けて資産運用に興味がありながらも、「もし運用に失敗して減ってしまったらどうしよう」「具体的に何をすればいいかわからない」「投資はよくわからず怖い」などと不安に感じる人もいるはず。確かにリターンは大きいけれどリスクも高い商品も中にはあります。そこで初心者が始めやすい方法として挙げられるのが「投資信託」です。

投資信託は少額からの投資が可能で、運用は投資のプロに任せられます。今回は、投資信託とはどのようなものか、その仕組みや注意すべきポイントについて解説します。

投資信託とは

多くの投資家から集めたお金をまとめてひとつの大きな資金とし、資金運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用します。そしてその成果として得た利益が投資額に応じて分配されるのが投資信託です。

投資信託とは

投資信託の特徴

投資信託は、運用方針や投資対象などによって、いくつかの型に分類されています。たとえば、運用方針は「インデックス型」と「アクティブ型」の2種類があります。

インデックス型は、日経平均株価やダウ平均株価など、株価の動きを表す「株価指数」との連動を目指して運用されます。

一方、アクティブ型は株価指数を上回る投資成果を目指して運用される投資信託です。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

投資信託の仕組み

投資信託では、「販売」「運用」「資産の管理」といった業務を「販売会社」「委託者」「受託者」の3つの専門機関がそれぞれ役割を分担して成り立っています。3つの機関は、主に以下のような役割を果たしています。

投資信託の仕組み

販売会社

投資信託を販売する会社は、証券会社や銀行などが一般的です。投資信託の募集・販売を行い、投資家から資金を集めます。各投資家へ分配金・償還金の支払い、換金等の業務も販売会社が担います。

運用会社(投資信託委託会社、委託者)

販売会社が投資家から集めた資金をもとに、専門家がさまざまな知識やデータ、ノウハウを駆使しながら投資信託を作り(設定)、受託者(信託銀行)にどのように運用するか決定・指図するのが委託者(投資信託運用会社)です。運用業務を行う委託者は、投資信託においてとても重要な役割を果たしているといえます。

信託銀行(受託者)

委託者から指図された運用方法をもとに、株式や債券などの売買や管理を行います。投資家から集めた信託財産を、自社の財産とは区別して大切に保管・管理します(分別管理)。

信託銀行は、投資信託法(投資信託及び投資法人に関する法律)上、「受託者」とよばれます。

投資信託の仕組み引用: 投資信託の仕組み - 投資信託協会

このように、投資信託は3つの機関にそれぞれの役割が分担されていることで、どこかの機関に万が一のことがあっても、投資家の資金は守られる仕組みになっています。

投資信託を始めるには

それでは、実際に投資信託を始めるためにはどうしたらいいのでしょうか。おおまかに、以下の3つの手順で進めることができますので、参考にしてみてください。

投資信託を始めるには

資産運用の方針を決める

投資を始める前に、まずは「いつまでにどれくらいの金額にするのか」といった目標を定め、「手元にある資金から投資に回せるのはいくらか」を決めます。

それにより、自分が「投資金額に対する収益の割合(利回り)」をどのくらい求めているかがわかります。利回りによって、具体的な運用方針やどの投資信託を選ぶべきかを絞ることができるのです。

投資制度・投資信託を決める

目標や運用方針を決めたら、次に自分に合った投資信託を決めます。投資信託には老後資金のために税制の優遇制度があります。NISA・つみたてNISA・iDeCoです。それらの制度に含まれる商品であれば、利益に対する約20%の税金がかからないので、それらの制度を利用して投資するのがいいでしょう。

証券会社や銀行によって扱う投資信託が異なるため、自分が購入したい投資信託を扱っている金融機関を選ぶようにしましょう。

商品を選ぶポイントは、コストの低いインデックス型の投資信託の商品を選ぶことです。つみたてNISAの対象商品になっていれば、信託報酬を安く抑えられます。金融庁が商品選定の基準を示していて、信託報酬が国内資産を対象とする商品なら0.5%以下、海外資産を対象とする商品なら0.75%以下(どちらも税抜き)、かつ売買手数料がかからない商品と、絞り込まれています。

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口座を開設する

投資信託を決めたら、次は証券会社で口座を開設しましょう。証券会社には、実際に店舗がある「店舗型」と、実店舗を持たずにインターネット上で口座開設や投資の対応をする「ネット型」の2種類があります。

店舗では担当者から直接サポートを受けられる分、手数料が高い傾向があり、ネットの場合は自分で対応する分、手数料が低い傾向があります。

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投資信託のメリット

次に、投資信託をするうえでのメリットをご紹介します。主に、以下の4つのメリットが挙げられます。

少額から購入が可能

投資信託を始める際に最初のハードルとなるのが、投資をするための資金作り。通常の株式投資や債券投資には、まとまった資金が必要となる場合が多いため、投資信託にもそのようなイメージを持っている人も少なくないかもしれません。

しかし、投資信託は月々100円など、少額から始められるものが多いです。これは投資初心者にとってうれしいメリットでしょう。

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投資のプロが運用してくれる

投資には経済や金融についての知識やテクニックが必要になることも多いですが、その点、投資信託は知識のない初心者でも取り組みやすいのが大きな特徴です。なぜなら、知識のある専門家が代わりに運用してくれるからです。

さらに、投資した資金が現在どうなっているのかは、定期的に発行されるレポートで確認できるため安心感もあります。

投資のプロが運用してくれる

分散投資で大きなリスクを回避

投資の基本は、いくつかの商品に分けて投資してリスクを分散させる「分散投資」を行うことで、リスク回避をするのが基本です。しかし、個人で分散投資をするためには多くの資金が必要となります。その点、投資信託では複数の投資家からお金を集めるため、少額でも分散投資がしやすくなる点がメリットです。

透明性が高い

投資信託は、原則として取引価格である基準価額が毎日公表されているので、資産価値や値動きが確認しやすいのも特徴です。さらに、決算ごとに監査法人などによる監査を受けているので、透明性が高いといえる金融商品です。

投資信託のデメリットとリスク

投資信託は、投資初心者にとってメリットが多いものですが、デメリットやリスクも当然存在します。

投資信託のデメリットとリスク

ひとつは、投資信託は元本保証がないために元本割れの可能性があること。これは、預けた金額の分は必ず引き出せる銀行預金などとは大きく異なる点でしょう。運用は専門家に任せるといえど、運用実績が上がらないことも可能性としては起こり得るのです。

もうひとつは、商品選びによっては手数料がかかることです。購入時には購入時手数料や買付手数料、そして運用中には信託報酬と監査報酬が継続的に発生します。これは、専門家に運用を任せる投資信託だからこそ発生する手数料です。また、解約する際にも信託財産留保額が必要となります。

このような手数料は、証券会社や購入する商品によって、購入時や解約時にかかる手数料が無料の場合もあるので、事前に必ずチェックしましょう。

まとめ

投資信託は、少額から始められて、知識豊富な投資のプロに運用を任せられるところが、投資初心者に向いているといえます。また、投資で不安になるリスク分散や透明性の高さもカバーできるところもポイントです。資産運用を始めてみたいけれど、どんな方法を選ぶか迷っている人は、まず投資信託を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

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