この記事を書いた人 RENOSYマガジン編集部
中古マンションを購入するときは「リフォーム費用も含めて資金計画を立てるべき」とよくいわれます。もちろん、リフォーム費用はケース・バイ・ケースですが、築年数ごとの大まかな傾向もあるのです。これを知っておくことで、どれくらいの築年数のマンションを選ぶといいかの判断材料にもなるでしょう。
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早速ですが、築年数ごとのリフォーム費用を見ていきましょう。一般社団法人不動産流通経営協会が行った「第18回不動産流通業に関する消費者動向調査」によると、2013年度の築年数別のリフォーム費用は次の通りです。
上記のデータから単純に「築年数が経つほどリフォーム費用がかかる」ということがよく分かります。費用がかかる理由として、あちこちに傷みが出てきたことも原因ですが、キッチンカウンターやユニットバスを丸ごと入れ替えるような大がかりな施工も一因でしょう。まだ使えるアイテムでも、トレンドや機能が大きく変わったことによるアイテムの入れ替えも考えられます。
例えば、ガスレンジひとつとっても、最新のものと20年前のものでは安全性能が雲泥の差です。照明のデザインや壁紙のカラーや質感もひと昔前のものとは変わっているため、きれいな状態でも取り替えの必要があるかもしれません。
大事なことは、中古マンションの内見時に「どのアイテムの交換が必要か」をこまめにチェックすることです。主にチェックが必要な箇所は以下となります。
これらをチェックしたうえで不動産会社、設計会社、リフォーム会社などに見積もり依頼を出せば、リフォーム費用の概算はすぐに出せるでしょう。その費用が予想よりも多い場合、購入時は必要最低限のリフォームを行い、入居後、余力に合わせて少しずつ手を加えていくこともおすすめです。
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