リノベで家ができるまで[1]:スケルトンからスタート! 元の家を空っぽに
日差しがたっぷり入りそうな明るいおうち
今回の物件は23区内にある中古マンション。リノベーションのスタート地点は何もない状態、骨組みだけのスケルトンからスタートします。今回は元の家が壊される前の様子もみてみたかったので、取り壊し前の状態を見学しに行きました。
汚れは多少あっても、扉や棚、収納スペースも、家全体がきれいに使われていたんだなという印象でした。この空間が、どう変化していくのか。ベランダも広くて日差しもたっぷり入る、窓もたくさんある。ステキなおうちができるんだろうなという予感がしました!
スケルトンの見学
内装取り壊しの現場には見学に行かず、スケルトンになった状態を見に行きました。
梁の形状は、現調の際(事前の下見、現地調査)にはわからなかったそうで、内装を取り壊してみてはじめてわかったそうです。
天井と梁、壁とコンクリートの床(スラブ)が露わになった状態、スケルトン。電気、水道、ガスの線や配管に、使える断熱材と、マンション共有部分は残っています。
コンクリートの床から浮いたトイレを見て、実際に暮らす床の高さがわかったのも見どころでした。
ベランダに通じる掃き出し窓に、このおうちにはたっぷりとある腰窓、そしてサッシはマンションの共有部分として変えられないので、ここから周りがどう変化していくのかが楽しみです。
スケルトン見学にいって一番楽しかったのは、何もない広い空間に、天井からところどころぶら下がる線や設備などが現代アートのオブジェのように見えたこと。そういう視点でみると見飽きることがなく、アートギャラリーとして開放してもおもしろいかも、と思いました。
カメラマンと一緒に、ワイワイ言いながらいろんな角度の写真を撮りました。この状態の空間、みる機会がなかなかない人にとってはこの風景も楽しめるのではないでしょうか!
撮影:田中夏子、清水まゆみ(メイン画像、※)
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