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作成日: 2018.10.02

リノベで家ができるまで[3]:床の下地が敷かれました

リノベで家ができるまで[3]:床の下地が敷かれました

元あった中古マンションがリノベーションでどのように変わるのか。「リノベで家ができるまで」シリーズとして、スタートから完成までを追いかけます。第3回は、コンクリートスラブの上に床の下地が敷かれていく様子をレポートします。

主に区分マンションのリノベーションを手がけるRenosyのリノベーション。一つの物件の出来上がりまでを観察中で、これまで

1回目:スケルトン状態に
2回目:配管がいろいろ変わった

を見に行きました。今回は3度目の現場訪問です。

コンクリートの床(スラブ)一面に、「パーティクルボード」と呼ばれる接着剤で圧縮して固めた木の板と、その上に敷く「捨て張り用の構造用合板(コンパネ)」が敷き詰められつつありました。パーティクルボードと構造用合板(コンパネ)は、毎日の生活で直接触れる面となるフローリング(仕上げ材)の下に敷かれる床の下地です。こちらの物件は、仕上げ材のフローリングに無垢のアカシヤ材を使用するため、捨て張りの構造用合板も敷くとのことでした。

パーティクルボード(と合板)を先に敷き詰める「床先行工法」と、間仕切りがたったあとにパーティクルボードを敷き詰める「壁先行工法」の2通りあるようですが、こちらの物件では壁先行型です。

配線と軽天材でできた柱が立ち並ぶ場所↓

前回、訪問2度目の写真

に、床の下地、パーティクルボード(&捨て張りの合板)が敷き詰められていました。

捨て貼りされたコンパネ

パーティクルボードはほとんど見えなかったのですが、下の写真にパーティクルボードがチラっと見えています。

手前の中央がパーティクルボードです

パーティクルボードと構造用合板(コンパネ)の下はどうなっているかというと、

二重床工法(置き床)

コンクリートスラブの上に、音を吸収するゴム(防振ゴム)を一定の間隔でしいていきます。ゴムは床面と接着します。ゴムに高さ調整ができるボルトがセットでくっついていて、その上にパーティクルボードを支える「システム根太(ねだ)」を置きます。そこに根太の上にパーティクルボード、構造用合板、そしてフローリング材が敷かれる、という仕組みです。

少々わかりづらいかもしれませんが、高さの調整がされているボルトの写真がこちらです↓

写真奥の赤枠内のボルトは短く、点線で囲ったところのボルトは長い。わかりますか?

こちらも少々わかりづらいですが、部屋全体にパーティクルボード&構造用合板が敷き詰められつつある様子がこちら↓

床の上にたくさんの資材が置かれて、しかも壁の間からの撮影なので、見渡しづらいですが……。

現場監督はじめ、大工さんたちは忙しそうなので、「防振ゴムを手に取ってさわってみたい」というリクエストは言い出せずに、作業の邪魔にならないよう静かに観察しました。

壁に向かって作業をされていました
別の壁に向かって作業中の職人さん

丸ノコで材料をカットしたり天井での作業など、いろんな作業が同時進行していました。

今度は、ユニットバスが入った後に現場にいきましたので、その様子をお伝えします!

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この記事を書いた人

清水まゆみ 宅地建物取引士

RENOSY マガジンスタッフです。 2017年から区分の不動産投資を始めました。現在は1物件の管理組合理事長を経験中。体験談を語っています。 【不動産投資をやってみた】体験レポート

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