1. TOP
  2. RENOSY マガジン
  3. 特集
  4. 60m2を1LDKにするのが人気?リノベで部屋数減らす理由

作成日: 2016.11.02

60m2を1LDKにするのが人気?リノベで部屋数減らす理由

60m2を1LDKにするのが人気?リノベで部屋数減らす理由

マンションを購入して自分好みのお部屋に作り変えるリノベーション。賃貸の物件を探すときは部屋数が多いほど賃料が高い印象ですが、リノベーションでは2LDK以上の間取りの物件から1LDKに変えるケースが目立ちます。リノベーションで部屋数を減らして1LDKにするのには、どのような理由があるのでしょうか?

部屋数を減らして1LDKにリノベーションする理由

マンションは広さに応じて、70m2なら3LDKといったように部屋が仕切られています。しかし、ファミリーを想定した間取りで1人や2人で住む場合には、個室の数が生活に合っていないことも少なくありません。そこで、自分の生活に合わせて不要な部屋を作らず1部屋を広くとる間取りを選ぶ人が増えているのです。

2LDK以上に仕切られた間取りから1LDKリノベーションした場合、部屋数を減らしたことで廊下をなくすことができるケースもあり、開放感のある空間に生まれ変わらせることができます。

開放感を追及するのであれば、スタジオタイプといわれるワンルームの間取りもあります。もともとは、ニューヨークで100m2程度のワンルームを指す言葉ですが、日本では30m2の広さからスタジオタイプと呼ばれることが多いです。

しかし、スタジオタイプはリビングをゆったりととることができ、ホームパーティなどで友人を招きやすいものの、ワンルームではベッドも一つの空間に含まれてしまいます。寝室だけを別に設ける1LDKにすることで、パブリックと分けたプライバシー空間を確保することができるのです。また、リビングダイニングからキッチンだけではなく、浴室やトイレ、寝室などへの導線がスムーズなようにプランしやすいことも1LDKが選ばれる理由です。

60m2ならどんな間取りが人気?

かつては、「○DK」というダイニングキッチン+個室という間取りが主流でした。しかし、今ではリビングダイニングとして広くとりたいというニーズから、「○LDK」というリビングダイニング+個室という間取りが人気となっています。

専有面積60m2の場合、1LDKの物件はリビングダイニングを広くとることができるため、シングルやDINKSに人気があります。2LDKとしてもリビングダイニングを12畳ほど確保できるので、夫婦二人、あるいは夫婦と小さい子供のいる家族向けの間取りとして高いニーズがあります。60m2で3DKという間取りもありますが、個々の部屋が小さくなるため最近ではあまり好まれません。

賃貸に出したり売却したりといった将来的な資産価値を考えると、1LDKや2LDKの間取りが有利となりそうです。

もう少し狭いお部屋であれば、ワンルームにするのがオススメです。都内では一人世帯が増加しているものの、ワンルーム規制によりワンルームの数に限りがあり需要が増加しています。

何れにしても、貸出や売却がしやすい駅近の物件を選ぶと資産面では安心できます。

リノベーションで自分に合った間取りに変えよう

都心部で新築の場合、値段が高いため予算を上回ってしまうかもしれません。また、希望の間取りの物件を探すのはなかなか苦労します。

そこで、希望の立地を選び、価格が安定してきた中古マンションを購入し、自分の希望に合った住まいにリノベーションするのが賢い手です。一人暮らしのときには1LDKとして使い、結婚して子どもが生まれたら2LDKの間取りにできるようにプランしておく方法もあります。

60m2程度の広さのマンションは汎用性のある使い方ができるだけではなく、都心部の物件であれば流動性が高く売却がしやすくおすすめです。

1LDKという間取りは、細かく部屋が仕切られている間取りよりも空間に広がりが感じられ、開放感があるのが魅力。マンションのリノベーションでは、「○LDK」という形にこだわらず、緩やかに仕切る住まいも広まっています。リノベーションをするのであればあなたの希望を伝え、あなたに最適なプランを提案してもらいましょう。

Renosyでリノベーションした「Renosy Studio」は、ガラス間仕切りを使用したスタジオタイプ(ワンルーム)です。ぜひ参考にしてみてください!

『【完成編】リノベで「Renosy Studio」ができるまで 』

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

Facebook Twitter Instagram LINE Mail magazine LINE