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作成日: 2020.05.29

「それはきっと、根っからの日本人」ーRENOSYリノベ事例

「それはきっと、根っからの日本人」ーRENOSYリノベ事例

RENOSYでは、中古マンションの家の中をいったん全部なくし、ゼロからお客様と一緒に、おうちづくりを行っています。フルリノベーションはもちろん、一部のお部屋だけをリノベした例もあります。RENOSYでリノベーションした事例をご紹介します。

畳が好き。日本人だもの。

今回の施主様は、和室(畳)を取り入れたいということで…

一面、畳。

和室です。

諸説ありますが、畳の歴史は書物に記されている資料によると、古事記(712年)にまでさかのぼります。「畳」と聞いて思い浮かべる形に近いものとしては、正倉院におさめられたものが現存する最古の畳のようです。ざっと1400年以上前から存在していることになりますね。

日本の伝統的な床材、畳。
日本人のDNAに「畳」が組み込まれていてもおかしくはありません……。

とはいっても、ときは2020年。畳はもちろん、住環境は進化しています。

という訳で長くなりましたが、今回ご紹介するのは、畳が好きな現代人に向けた、現代人のための、現代人によるお家です。

リビング

廊下を抜けると

一気にベランダまで抜けていきましょう。

ベランダの向こうがわ

空が広い。

この眺望には思わず胸が高鳴ります。

さて、お部屋に戻りましょう。

リビング

リビングを見渡すと

ダウンライトを取り入れ、天井がより高く見える造りです。

和室への扉を完全に締め切ると、雰囲気は一変。

ソファの位置次第では一面に広がる白い壁を使って、ホームシアターの完成です。

本題である、畳の間へ

仕切りには、可動式の扉を用いました。

段差にカチッと合わさる扉が気持ちいい。

お気づきかもしれませんが、段になっている和室。

まずは、一段上がってみました(テレビ、見えます)。

さらにもう一段(テレビ、もちろん見えます)。

ちょっとずつ上がっていくとともに、気分も高揚していく感じ。
実際に訪れると分かりますが、楽しいです。

締め切ってしまえば、外の世界を完全にシャットアウト。

いつだって、自分の世界にワープできます。

どこからでもテレビが見える家

そして、お気づきでしょうか。

テレビというこだわりがあったことに。

畳以外に、施主様の強い希望のもうひとつが「どこからでもテレビが見える家」でした。

リビングはもちろん、和室からもテレビが見えます。
和室部分をふすまや壁で仕切らず、可動式かつ壁の中に完全に収納できる扉にしたのもこのため。

隔たりのない広々としたリビングにすることで、レイアウトも自由に楽しめます。ダイニングテーブルなどを置くことももちろんできます。

収納上手

このように畳部分を小上がりにし、下部に収納スペースを設けるこのような造りを「畳が丘」とも言います。

無駄なく収納スペースを確保。

また、腰掛けにもぴったりな高さ。
ローテーブルを持ってくれば、のんびり時間を過ごす空間だって確保できます。

収納の可能性に迫った結果、畳の下にも収納部分をつくりました。

人ひとり分入ってしまう大容量サイズ。危うく私が収納されるところでした。

場所に捉われないワークスペース

書斎に籠らずとも、作業できる空間を設けました。

リビングにもワークスペースを作ることで、空間そのものの気分転換にも繋がり、効率化もアップ…。

壁になにやらくっついていますが…

実際に生活をしてみて、施主様が気に入っている部分がこちら。
設計士から提案した、小型の可動式テーブル。

デザイン性や自分の理想にこだわりたいものの、実際の住空間では実用性も必要不可欠。

RENOSYの設計士は、施主様から普段の生活リズムや生活スタイルをヒアリングし、トータルでリノベーションをご提案しております。

浴室

ダウンライトを取り入れた浴室。

ホテルライクな仕上がりは、バスタイムを一層楽しめる時間にさせてくれます。

一日の疲れも綺麗サッパリさようなら。

サニタリールームでも畳を

サニタリー部分でも畳にこだわろうということで、ビニール素材の畳を取り入れました。

撥水性があるので、濡れてしまってももちろん大丈夫。水拭きもかんたんにできます。

理想のくつろぎ空間を叶える

多忙な日々を過ごす施主様。

和室からベランダ向きに腰を掛ければ、そこはもう縁側。

住まいこそ、心落ち着く空間に。
リノベーションだからこそ、自分の理想の空間に。

そんなお家が、今回も完成しました。

物件情報

間取り 3LDK
構造 鉄骨鉄筋コンクリート
完工時築年数 19年
エリア 東京都江東区
世帯構成 単身
広さ 61.20m2
物件価格 4400万円
リノベーション費用 950万円
月支払い
以前の住まい
以前の家賃

間取り

BEFORE

BEFORE AFTER

AFTER

設計デザイン:間宮 崇文
現場管理:宮城 太樹
撮影:今井 淳史(日本建築写真家協会会員)
文:後藤 愛海

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

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この記事を書いた人

後藤愛海

2019年からGAにジョイン。 海生まれ海そだち。早いうちに海のそばへ帰ろうと企んでいます。

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