【不動産投資をやってみた】体験レポート(第14−15話)
CONTENTS目次
第14話:不動産投資のアプリってなに?
あるとき自宅に、所有物件を管理できるアプリのお知らせが届きました。さっそくインストールして使ってみました。
アプリは現在、「OWNR by RENOSY」というアプリに進化しています。
以前のバージョンでは、アプリを立ち上げると物件の総額がドーンと表示されていました。自分の借りた金額を毎回確認できて、身が引きしまったことを覚えています。友だちにそれを見せると、驚かれることが多かったです。
前のアプリでも繰上返済をシミュレーションできる機能があったので、いろいろ試してみました。
- 毎年50万円繰上返済するとどうなるか?
- 毎年200万円繰上返済するとどうなる?
- 一度だけ300万円繰上返済するとどうなる?
など、シミュレーションなのでどんな想定でも試せます。
こうやってアプリで遊んでみるのは楽しいのですが、不動産を取得してから3〜6ヶ月後くらいに「不動産取得税」を払うという話を聞いていたので、だんだんその時期が近づいています!
いったいいくらかかるのか……
営業の方から受け取った「事業計画書」の中に不動産取得税についての記述があったのですが、正式な書類が届くまで、私の場合は実感がわきませんでした。
第15話:不動産取得税、最初のお知らせがやってきた
見慣れないハガキがある日ポストに入っていました。中身をみると「不動産取得税のお知らせ」でした。
不動産の取得後、3ヶ月から半年くらいの間に知らせがくると聞いていたので、さっそくきたなという感じです。土地と建物、別々のハガキが届きました。
中を開けると税率が書いてあります。
東京都主税局のページには
と書いてあります。
税率は
- 土地
- 建物
どちらも3%でした。私が取得した時期だと、「取得した不動産の価格」の土地代(課税標準額)は、半額になっていました(現在も1/2)。
2つの金額をあわせてみました。
だいたい10万円くらいです。
そしてこのハガキは、「税金、払ってくださいね」の予告でした。このハガキでは納税できないと書いてありました。
このハガキのあとに、「納税通知書」がやってくるようです。ということで、支払い期限までにはまだ時間があります。
不動産投資を始める際の手付金・諸費用に加えて、不動産取得税も自分のお財布から支払います。
今後は、年に1度は固定資産税がかかります。これもいくらくらいなのか…まだまだ実感がわきません。
さらに間もなくはじまる「確定申告」…!
不動産投資は買ったらゴールではなく、買ったところからがスタートでした。
わからないこと・はじめてのことがこのあとも次々と起こっていきます!
やってよかった
今回で不動産投資を知らないところから投資を始めるところまでの「不動産投資をやってみた」は最終回です。
すでに投資を経験している方も、興味はあるけどまだ動いていないという方も、少しでも身近に感じていただけたらうれしいです。
不勉強すぎる状態で始まったこの体験談を読んで不安になった方は、ぜひ始める前に本を読んだりセミナーに参加したり、直接会社の人の話を聞いてみるのがいいのではないか……と今は思います。
私は、はじめてよかったなと思っています。
不動産投資を始める前にあった「将来への大きな不安」というものは、不動産投資をはじめて少し軽減されたと思います。もちろん、投資した不動産がどうなるか、日本が数十年後どうなっているか、また自分自身がどんな人生を歩んでいるかもわかりません。
そしてこの不動産投資は今後もずっと続きます。準備するまでに時間がかかりましたが確定申告も無事に提出できました!そのときの様子は「不動産投資を始めて、はじめての確定申告」でお読みいただけます。その後還付も受けました。
ある日、所有する物件を「売りませんか?」という内容の手紙がポストに入っていたときには、とても驚きました。これも知らないからこその驚きなのですが……。
何より、そのあとに起こった「入居者が退去して次の入居者さんが決まるまで」が、今までで一番ドキドキした出来事でした。
今後も、体験レポートをときどきお伝えできればと思います。
・不動産投資とは?初心者が知るべきメリットや魅力、仕組み、運用方法、始め方
・サラリーマンが不動産投資をする8つのメリットと失敗しない5つのポイント
・投資歴16年の杉原杏璃さんに聞く、無理をせず「自分に合った投資」を探す方法
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