【不動産投資をやってみた】体験レポート(第9−11話)
第9話:3時間かけて契約。買ったんだ。
2つの物件を選んだその日に「申込み」をして、その後間もなく「契約書にサイン」をします。
申込みにあたっては手付金をすぐさま用意し、契約の日に向けて急いで必要なものを用意しました。
- 手付金 2物件分(銀行からおろした)
- 印鑑と印鑑登録(区役所に行った)
- 3年分の源泉徴収票(過去のデータを遡って探した)
そして契約の日。字をたくさん書きました。
一応、しっかりと確認をした上で契約したいと思い、その場でじっくり読ませていただきました。
契約は、2物件で3時間くらいかかりました。
さまざまな契約書が出てくるし、ひとつひとつ何なのか必死で理解したいと思い、「重要事項説明書」と名前からして大事そうな書類の説明時には聞き漏らさないよう集中し、時々質問などもして、緊張する中で「名前・住所・ハンコ」を書いて押す作業を繰り返しました。
途中で集中力が切れそうになり、意識が飛ばないようにするのが大変でした。
「投資」って買うことだったのか!
2物件の契約書へのサインが終わる頃に、それまで「2物件に投資」という言葉を使っていたため気づかなかったのですが、これは「買い物」だったんだ、「自分で買ったんだ」と後から気づきます。
自分で買った金額の大きさに気づきました……。物件の価格もあんまりよくわかってなかったってことに気づきました…。
オォ…………
第10話:いろんな人のドキドキが起こった
契約の翌日、友人に不動産投資を始めたことを話しました。
1人で決めてしまったことに驚かれ(怒られに近い状態で)、金利の話になったところで、すごく怒られました。
友人は「自分の住む家」、私は「他の人に貸すための家」。
この違いはとても大きいのですが、2人ともローンの種類が違う、ということを知らずに話していました。
家に帰って資料を見返し、私は「不動産投資ローン」に申し込んだということが初めてわかります。
別の日に、別の友だちにも話したところ、同じように動揺され、その動揺っぷりにこちらが逆に驚く、というやりとりもありました。
母にも言わなきゃ、と思って伝えました。母は「ようやく将来への備えをしたんだね」「もう何を言っても決めちゃったんでしょ」と穏やかに反応してくれたので、ホっとしました。
審査が通るまでの数週間がとても長く感じた…
契約のあとは、まず指定された日までに諸費用を振り込みます(2件分なので結構な額です)。
その後、
- 銀行の審査
- ローン融資の面談
- 司法書士さんとのやりとり
が続きました。
銀行の審査では、営業の方から聞かれたような質問をされました。
ローンの申込は、実際に数千万円の金額を書類に書くので、間違えてはいけないので、すごく気合いを入れて集中しました。
そして。
審査期間中に入った後の2週間、誰からも音沙汰がなく、「大丈夫かな……」と毎日ドキドキしていました。
それまでは、疑問に思うことがあるとすぐに営業の方にメールを送っていました。
何時に送っても即レスが返ってくるので、送る時間を考えねば!と思ったほどの素早さで、ちょっとした疑問などが解決していました。
ただこの時ばかりは「審査が通るか心配です」と営業の方に送ってもしょうがないなと思い、ただ待ちました。ドキドキしていました。
第11話:引き渡しが完了になった!
2週間が過ぎたころ、審査の進み具合をすごく心配していることは知らない営業の方から、
本日、無事にお引き渡しが完了致しました!!
という連絡が入りました。
・・・・引き渡しってなに?
と思いながらも
おぉぉ、引き渡し完了とのこと、約2週間ちょっとドキドキしました。審査が通ったってことですか?よかったです
と返信しました。
キャーーーーー!通った〜!
っという感動があったかというとそこはそうでもなく、
「静かに始まっていた」という感じでした。
この頃、まだよくわかっていないので、物件が自分の所有物になったということも理解できていません。実感がまったくないです。
ただ「審査は通ったんだな」ということはわかりました。司法書士さんからも、めちゃ大事そうな封筒が届きました。
契約後から調べだした
不動産投資に関する知識ゼロ地点から、検索する日が始まりました。
「税金がかかる」ということも、認識しました。
- 不動産取得税
- 固定資産税
ローンについて住宅ローンと投資用ローンの違いもわからず、「固定金利?変動金利?」と、検索してもすぐに忘れるので何度も検索します。
投資事業計画書を見返して、月々プラスということを確認して安心したり、決済明細書を見返して諸費用にはどんな項目が含まれているんだろうと振り返ったり。登記費用はけっこうするんだなとか。
どちらの物件も入居者さんがいる状態でスタートしたので、家賃は間もなく入ってきます。この家賃は物件のローン返済にあてるので、不動産取得税は自らのお財布から出すことになります。
「いつ?」「いくら?」請求されるのか、が次の心配になります!
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