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作成日: 2018.03.23

働くパパママの「理想のマンション立地」を考えよう

働くパパママの「理想のマンション立地」を考えよう

近々、マンションを購入する予定の「共働きのご夫婦」。共働きのご夫婦が立地を考えたとき、悩ましいのは「夫婦でどちらの通勤のしやすさを重視するか」という点ではないでしょうか。子育て中の夫婦は、「保育園や託児所との近さをどう考えるか」も難しいところです。

働くパパママに向けて「理想のマンション立地」の悩みを解決する情報について紹介します。

「子育てや家事の比重」で立地を考えるという発想も

共働き夫婦の理想の立地については、さまざまな考え方があるでしょう。スタンダードな考え方には、「夫婦のどちらも通勤しやすい場所(駅)」があります。また、合理的な考え方をするなら、「子育てや家事の比重が、夫婦でどれくらいかかっているか」という視点で決めるのも一案です。

たとえば、妻の子育ての比重が大きい場合は、妻の職場と保育園に近い立地にすることで、妻の負担を減らすことが期待できます。逆に、夫が保育園の送迎や買い物をしている夫婦は「夫の通勤のしやすさ」に配慮すべきです。

「日替わり」「週替わり」で役割を替えている夫婦もいます。こういった夫婦はスタンダードな考え方に立ち戻って、なるべく夫と妻の職場における中間の立地で探すというプランニングも可能です。いずれにせよ「通勤のしやすさ」は共働きの夫婦にとって最重要テーマといえます。後々、「マンションを買ったせいで負担が増した」とならないよう、お互いが納得するまで話し合うことが賢明です。

幼児がいるなら「徒歩圏内に保育園」は外せない

幼児がいる共働き夫婦にとっては「保育園や託児所の近さ」も重要です。車の所有しにくい都心部はとくに大切といえるでしょう。幼児期はベビーカーや抱っこ、歩けても短い距離の移動しかできないため、保育園が遠いと大きな負担になります。自転車も使えますが、雨の日や夜間は危険なため、徒歩圏内に保育園や託児所があることが望ましいでしょう。

また、幼児期は、急に体調を崩したときのお迎え要請が多いことも忘れてはいけません。お迎え要請があったときにスムーズに対応できるよう、「夫婦でどちらかの職場に近い立地を選ぶ」という考え方もできます。

敷地内に保育園があるマンションを選ぶのも手

立地選びにおいて、保育園の近さを最優先する夫婦であれば、敷地内に保育園や託児所があるマンションも良いでしょう。このようなタイプの保育園は「マンションの住人が優先して入園できる」ことが多い傾向です。同じ敷地内にあれば、雨の日の送り迎えも楽になります。

マンション内に設置されているのは「無認可保育所」が多い傾向です。一般的に、「無認可保育所」は「認可保育所」よりも利用料が高くなります。しかし、マンションに併設されている施設は、国の補助金が出ていたり、管理組合やディベロッパーが補助していたりするため、利用料が抑えられている傾向があるのもうれしいところです。

新しい発想で考えると、立地の選択肢が広がる

「近所にスーパーがあるか」も気になる点でしょう。時間がない分、少しでも効率的に買い物をしたいはずです。しかし、「通勤のしやすさ」「保育園の近さ」を優先した結果、近所にスーパーがないケースもあるかもしれません。そんな場合は、マンション購入を機に「宅配スーパーを活用する」という手もあります。

ネットスーパーに登録しておけば、会社で昼休みに注文しておいて、帰宅した時間帯に受け取るといった効率的な買い物が可能です。これなら働くパパママのお買い物の負担を最小限に抑えられます。イオンやイトーヨーカドー、西友など、数多くの主要スーパーがネットスーパーに力を入れている傾向です。近い将来、ネットスーパーはさらに品ぞろえ豊富で便利に進化していくでしょう。

このような時代の流れを考えると、これからは「スーパーが近所にあること」にこだわり過ぎなくてもいいのかもしれません。古い価値観ではなく、新しい発想で考えると、立地の選択肢が広がり魅力的な物件と出会いやすくなります。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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