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作成日: 2018.08.10

猫好きが東京で住むならこの街 ?1Rマンション家賃編

猫好きが東京で住むならこの街 ?1Rマンション家賃編

「猫好きが東京で中古マンションを買うならこの街」で、猫と身近に接することができる町の中古マンション売買価格を比較しました。今回は猫スポットの「マンション家賃」について取り上げます。以前紹介した町のワンルームマンション平均賃料をみていきます。

護国寺:池袋近くの好立地なのに1R賃料は7万円台

まずは東京の猫スポットとして有名な「護国寺」から。以前の記事では、徳川綱吉が開山した護国寺で暮らす猫たちをご紹介しました。

「ここで、のびのびと過ごしている猫たちは、カメラを向けても逃げないので写真を撮りやすいです」

寺の名前がそのまま駅名になった「護国寺駅」は、東京メトロ有楽町線沿線にあり、池袋駅から2駅目の好立地です。周辺駅のワンルームマンション平均賃料と比較してみましょう。

  • 池袋:75,000円
  • 東池袋:77,500円
  • 護国寺:74,000円

出所:Renosy調べ(2017年1R・1K賃料の中央値)

池袋、東池袋、護国寺の平均賃料は、同じ7万円台ですが、街の雰囲気はかなり違います。高層ビルがずらりと並ぶ大都市の池袋・東池袋とは対極的に、護国寺は閑静な住宅街です。だからこそ、野良猫たちが寛いだり、お昼寝したり、気ままに過ごしていられます。単に猫が多い街というのではなく、そんな猫たちの姿を見ていると心が癒やされます。

日暮里:山手線沿線ということでやや割高1R賃料は8万円台

「日暮里駅」近くの谷中銀座あたりは、猫が商店街を象徴するアイコンとなっていて、猫をモチーフにした看板やのれんをよく見かけます。以前の記事では、次のコメントで紹介しました。

「全長170メートルの「谷中銀座」はテレビでもよく取り上げられる有名な商店街。谷中銀座がある谷根千エリアは「猫の街」という異名があるほどの猫スポット」

ただし「猫とたくさん会える!」と期待し過ぎるのは禁物です。最近は時間帯やエリアによっては、猫を見かけないこともしばしば。これは野良猫があまり増えすぎないようボランティアによる去勢などが行われているためです。とはいっても、猫の街と呼ばれるだけあり、他の街よりも猫と出会える確率がまだまだ高いはずです。

そんな「日暮里駅」周辺のワンルームマンション平均賃料と、同じ山手線沿線のご近所駅の賃料を比較してみました。

  • 日暮里:85,000円
  • 西日暮里:86,500円
  • 上野:86,000円
  • 秋葉原:89,500円

出所:Renosy調べ(2017年1R・1K賃料の中央値)

いずれの駅も、複数路線が使える人気駅。ワンルームマンション平均賃料はすべて8万円台で僅差です。その中でも日暮里駅はやや低めの最安値になっています。

大井ふ頭中央海浜公園、日比谷公園も猫に出会いやすいスポット

護国寺や日暮里の他にも、猫スポットの賃料データをご紹介します(すべてRenosy独自調べ)。

猫が元気に遊んでいる姿が見られる大井ふ頭中央海浜公園の最寄り駅は「大井競馬場前駅」。周辺のワンルームマンション平均賃料は78,000円です。同じ東京モノレール沿線「浜松町駅」の平均賃料93,000円と比べると15,000円もの開きがあります。

都心で猫に会える場所、日比谷公園の最寄り駅「日比谷駅」のワンルームマンション平均賃料は89,250円です。ちなみに、日比谷駅から徒歩6分の距離にある「有楽町駅」の平均賃料は108,750円です。いずれも人気立地ということもあって割高な賃料設定になっています。日比谷駅周辺は賃貸物件がわずかしかないので、時間をかけて探さないと見つからない可能性もあります。ご注意ください。

「お気に入りの猫スポット」近くのマンションを購入して、ずっとそこで暮らすのも良いですが、賃貸マンションでいろんな猫スポットを巡るのも楽しいかもしれませんね。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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