トイレインテリアを賃貸でも楽しみたい。おしゃれなアイデアまとめ
トイレをおしゃれにするポイント
賃貸物件のトイレは、物件の規約や原状回復の義務などがあります。そのため、大がかりな改装はできず、退去時にも元に戻せるようにしなければなりません。どこからどんな風に手をつけてよいか迷う人もいるでしょう。
そこで、おしゃれにするために手を入れた方がよい場所と方法について解説します。
壁や床、照明で空間をコーディネート
賃貸物件のトイレは窓が小さいか、もしくは最初からついていないことが多いので、昼間でも照明をつけるような物件もあります。そのため、照明はトイレの雰囲気に大きく影響するアイテムになり得ます。
トイレの照明には小型のライトを使うことが多いでしょう。ブラケットライトやシーリングライト・ランプ型のライトなどを使います。間接照明を使って、床下から照らすのもおしゃれになるでしょう。
光の色は、白や黄色が一般的ですが、黄色の方が暖かい雰囲気でリラックスできる効果が生まれます。自分好みのデザインや機能を考えてみると、よい照明が見つかるかもしれません。
生活感を消す収納
壁や床をおしゃれにコーディネートできたとしても、最大の難関はトイレの貯水タンクでしょう。貯水タンクは生活感がぬぐいきれませんし、かといって機能的に排除するのも難しいところです。
そこで、タンクを隠してしまいましょう。板材等を使ってすっぽり覆うようにするとおしゃれになります。また、突っ張り棒と布を使った方法については後述します。
生活感の強いタンクを隠しながら、隠したスペースを収納スペースとして利用すれば、一石二鳥のアイデアといえます。
テイスト別のトイレインテリアのアイデア
トイレをおしゃれにするのであれば、テイストを決めて統一感を出していくのがよいでしょう。1つのテイストを決めると、集めていくインテリア雑貨も迷いがなくなります。
ここでは、賃貸物件のトイレでもトライできるテイスト別アイデアをみていきましょう。
ナチュラルな北欧風
北欧は寒い時期が長いため、家の中を暖かく見せるインテリアでコーディネートします。トイレの中は、特に冬場は寒くなりますので、ナチュラルな北欧風はよく合います。
床や壁を木目調にして、木材の優しいテイストを取り入れましょう。基調は暖色にするとトイレの中の雰囲気が暖かくなります。
基本的にシンプルなので、あまりごちゃごちゃしたものを置かない方がよいかもしれません。北欧柄といわれる幾何学模様のファブリックボードを、アートとして飾ってもおしゃれでしょう。
リゾートのような西海岸風
西海岸風は、リゾート地の砂浜のようなおしゃれな雰囲気が特徴です。
基調となる色は砂浜の白系、そして海のブルーがよいでしょう。彩度を濃くすると、さらに西海岸風の雰囲気が出るかもしれません。
床は砂浜っぽい白、壁は深いブルーなどで青くしてみましょう。まるで夏の海にいるような気分になれます。海のポスターを貼ってみたり、貝殻やカラーサンドの入った瓶などを飾ったりすると、西海岸風のアクセントになるでしょう。
賃貸アパートでも可能100均収納アイデア
賃貸アパートのトイレ内には、元から収納スペースが設置されていないケースも多いでしょう。また、設置されていたとしても狭く、掃除用具などをむき出しで置いている人も少なくないようです。
そこで、100均のアイテムを使って、賃貸アパートのトイレで収納スペースを増やすアイデアについて、ご紹介します。
トイレットペーパーの収納
手軽な方法としては、カゴやバスケットに収納する方法があります。寝かせて収納すれば高さも取らないので、バスケットに収めることが可能です。
ワイヤーボックスや、すのこで組み立てた木箱に入れる方法もあります。直に入れるのに抵抗があるようでしたら、おしゃれな袋をボックスにセットしてもよいでしょう。ステッカーなどでアクセントを加えるのもおしゃれです。
掃除道具の収納
清掃用具を見える場所に置きたくないという人も多いようです。特にブラシは生活感が出てしまうので、できるだけおしゃれに置いておきたいものでしょう。
そこで、ブラシはブラシケースに入れてから、おしゃれなバケツや瓶に入れておくという方法があります。外から見るとおしゃれですし、洗うのも簡単です。
付け替えできるブラシなら、収納ボックスに入れておくのもよいでしょう。洗剤、替えブラシを別々の場所に収納できます。ステッカーやシールでおしゃれにデコレートもできるので、試してみてください。
目隠し収納
トイレには衛生用品など、あまり人目に触れたくないものも置きます。そのため、人の目に触れない収納方法も必要です。おしゃれな蓋付きバスケットや木箱を使ってみてはどうでしょうか。中のものは見えませんし、見た目にもおしゃれです。
また、突っ張り棒を使った目隠し収納もよいでしょう。吊り戸棚の上に、突っ張り棒を渡します。そこにカフェカーテンをかければ、簡単に目隠しできます。人目についてほしくないものを収納しておきましょう。
賃貸アパートでもできるDIYアイデア
賃貸アパートは退去時に元の状態に戻さなければならないので、穴を開けたり、壁紙を張り替えたりするといった大がかりな改装はできません。
そこで、賃貸アパートでも簡単におしゃれにコーディネートできる、DIYの方法について解説します。
リメイクシートでDIY
リメイクシートは100均でもお手軽に入手できます。色々な柄があるので、自分の好みのものを購入しましょう。好きな形や大きさにカットできるので、狭いトイレでも使いやすいのもポイントです。
壁を傷つけたり張り替えたりしなくていいので、賃貸アパートのトイレでも気軽に使えます。
ペーパーホルダーをDIY
据え付けのペーパーホルダーは、あまりおしゃれとはいえないものも多いでしょう。そこでペーパーホルダーを自作してしまう人もいるようです。
100均一ショップで売っているスキレットにアイアンバーを取り付ける方法はとてもおしゃれでしょう。既存のホルダーにカバーやシールでデコレートするのも見栄えがします。
トイレタンクのDIY
トイレタンクの部分も、そのままではおしゃれとして物足りません。そこで、トイレタンクを包むような形で覆ってしまいましょう。簡単にDIYする方法があります。
突っ張り棒と、少し大きめの布を使って、タンクの上からタンクを隠すように布を下ろしてしまう方法です。カバーには花柄やアジアンな模様などを使えば、さらにおしゃれにできるでしょう。
まとめ
賃貸物件は退去時に元通りにしなければならない原状回復の義務があるため、家の中を大規模に改造することはできません。場合によっては、壁に穴を開けるのも規約で禁止されていることがあります。
トイレも同じです。トイレを改装する場合、事前に規約を確認しましょう。
また、回復不可能なほど大きな改装ではなくても、インテリアをコーディネートする方法はたくさんあります。100均アイテムをおしゃれに設置する、リメイクシートで床や壁紙を張り替えるのも良いアイデアです。
また、照明演出も、暗くて狭いトイレでは重要なおしゃれの要素といえます。色々な面からアプローチして、おしゃれなトイレを実現してください。
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