リノベーション費用をセルフリノベーション・DIYで抑える!
リノベ費用はDIY・セルフリノベで抑えられる?
昨今のDIYブームによって、セルフリノベーションが広まっています。DIYはそれ自体を楽しみながらオリジナリティーのある住まいにできるうえに、材料費だけで抑えられるので費用面でのメリットも大きいとされているのです
壁紙をDIY・セルフリノベーションするには?
壁紙の張り替えをDIYで行うには、撫でヘラや地ベラ、ジョイントローラーが必要です。大工工事でネジを締めるのには、インパクトドライバーは必須です。
一つ一つの工事ごとに、専用の道具を買い揃えていかなければなりません。
また、専門業者が行うのと比べて時間も掛かります。DIYでの工事は、慣れるまでの費用対効果が悪く、途中で挫折してしまい、あとから業者に依頼してかえって高い出費になってしまうこともあります。
仕上がりの面で言うと、たとえば、フローリングの張り替えは簡単そうに見えるかもしれませんが、部屋の端の処理などはプロと仕上がりに差が出やすいところです。
リノベーションでプロに任せるべき電気工事
リノベーション工事の中には、プロでしかできないものもあります。
たとえば、電気工事には第二種電気工事士の資格が必要です。したがって配線工事は、資格を取得しない限りDIYで行うことはできません。
ガス工事についても都市ガスの場合には、簡易内管施工士の資格を取得したうえで、ガス事業者との契約が必要になり、実質的に個人が工事を行うことはできないです。
プロパンガスの場合にも、液化石油ガス設備士という資格が設けられています。
資格を持っていても電気やガス工事をDIYで行う場合は、危険も伴いますのでプロに依頼する方が安心でしょう。
DIY・セルフリノベは施工性の高いところだけ行うのがおすすめ
すべてをDIYとするのは慣れない人にとっては難易度が高すぎます。比較的施工性のよい工事だけをDIYで行い、あとはプロに任せることも検討してみましょう。
たとえば、既存の壁の撤去や新たな壁の設置、資格を持っている人にしかできない電気工事などはリノベーション会社に依頼して、壁を塗装する、あるいは珪藻土(けいそうど)を塗るといった部分だけをDIYとします。また、DIY用のグッズが市販されているものであれば、比較的取り組みやすいでしょう。
DIYはブームですが、慣れてない人がいきなりすべての工事をDIYで行おうとするのには無理があります。これらの注意点を参考に、無理のない範囲内で楽しみながら、リノベーションにDIYを取り入れてみましょう。
※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
関連キーワード