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更新日: 2021.05.21

マンションのバルコニーのインテリアは雨でも楽しめるものに。アイデアのまとめ

マンションのバルコニーのインテリアは雨でも楽しめるものに。アイデアのまとめ

すのこやソファなどを置くだけで、快適にくつろげるおしゃれなバルコニーが完成します。雨の日にも対応できる方法やソファの選び方、丈夫で育てやすい観葉植物の種類、そしてマンションのバルコニーでDIYをする時のポイントを見ていきましょう。

雨OKのおしゃれバルコニーにするアイデア

バルコニーを、家族がくつろげるおしゃれなスペースにしたいと考える人も多いでしょう。まずは、おしゃれなバルコニーを作るためのアイデアや素材を紹介していきます。

部屋の中と違い雨にあたりやすいため、「雨でもOKなインテリア」を使うとメンテナンスの手間が少なくすむでしょう。

すのこで柵やウッドデッキに

「すのこ」は、バルコニーのインテリアとして人気のあるアイテムの1つです。床面に敷きウッドデッキのようにするだけでなく、立てて使うと柵にもなります。

しかし、すのこは木材でできているため、雨で濡れるとカビが生えてしまうケースも多いようです。カビや木が腐ってしまうことを避けるには、「オイルステイン」を塗布する方法をとりましょう。すのこに塗料を塗るだけで、木の腐敗やカビ予防につながります。

オイルを塗るようなDIYが苦手なら、防虫・防腐加工されている「ウッドタイル」も一考の価値があります。素材も天然木や樹脂タイプのものなどがあるので、好みのタイプを選びましょう。

ウッドタイルもすのこ同様、ナチュラルな雰囲気のバルコニー作りに役立ちます。フローリングのようなイメージで、洋風のデザインが好きな人に好まれているようです。

丈夫な観葉植物を置いておしゃれに

バルコニーに植物を置く場合、暑さや寒さに負けない品種を選ぶことが大切です。気温の変化に弱いような植物は、屋外での管理にはあまり向いていません。

初心者には、丈夫で育てやすい観葉植物として知られる「ユッカ」が適していると言われています。水やりの手間や寒さへの対策も考える必要がない、人気の植物です。

品種にもよりますが、「ユッカ・フィラメントーサ」は雪が降る中でも枯れないと言われるほど丈夫で、バルコニー向きと言えるでしょう。

ヤシの木のような存在感を求めるなら、寒暖差に強い「フェニックス」も候補に挙がります。置くだけで、南国風のバルコニーに近づけられるでしょう。

シンプルカラーでインテリアを統一

おしゃれなバルコニーに欠かせないのが、椅子やテーブルなどの家具です。

部屋の中や外の景色を邪魔せずに、ゆったりくつろげる空間を作りたい時は木目調やモノトーンなど、すっきりとしたデザインを選びましょう。

また、白で家具を統一すると、バルコニーから見える景色を引き立たせることもできます。上述のすのこなどは自分で塗ることも可能です。

ガーデンソファは雨でもOKなものを

ガーデンソファは雨でもOKなものを

バルコニーに置くガーデンソファは、加工方法や素材によって水への耐性が異なります。雨が降った時でも対応できる素材を選ぶことで、より快適にバルコニーで過ごすことができるでしょう。

加工方法の種類

ガーデンソファの主な加工は、3種類あります。撥水・耐水・防水です。

撥水加工は水をはじきますが、加工していないソファと同じように柔らかな質感の素材を使っています。耐水加工はポリプロピレンを使用した生地で、生地の中にもフィルムが貼られた二重構造です。

完全防水を求めるなら、防水加工のガーデンソファが選択肢に上がります。船の上などでも使われるタイプで、汚れた時も洗って乾かせ、メンテナンスにも手間がかかりません。

雨の日も外に置いておきたいなら、耐水加工、防水加工が適しています。しかし、耐水加工は完全防水ではないので、強い雨の日はカバーなどで保護しましょう。

おしゃれなガーデンソファの種類

ガーデンソファの種類はいろいろありますが、通気性のよい「ラタン編み」が人気のようです。ラタン調に編まれた樹脂を使ったタイプもあり、デザインや目的に合わせて選べます。

収納できるタイプのベンチを組み合わせてソファ風に仕上げても、おしゃれなバルコニーを演出できます。座るだけでなく収納としても使えるため、人気があるようです。また、1人がけソファなら、ハンギングチェアもくつろげるでしょう。

マンションのバルコニーの注意点

マンションのバルコニーの注意点

マンションのバルコニーは、原則「共用部分」として定められています。細かいルールなどはマンションによって違いますが、周囲に迷惑をかけないよう、気をつけて使うことが大切です。

マンションのバルコニーをおしゃれに改装するにあたって、気をつけたいことを紹介します。

共用部分とは

共用部分は、主にマンションの自室以外を指します。階段やエレベーター、外廊下などが共用部分です。

集合郵便受けや駐輪場など、複数の居住者が一緒に使用しているものも共用部分にあたります。その他、マンションごとに規約で別途定められていることもあるようです。

バルコニーは避難経路として使われることもあるため共用部分の一種ですが、専用使用権というものが認められています。マンションのルールに反せず迷惑をかけない範囲で、自由に使うことができます。

いつでも元通りにできるように

緊急時に避難経路として使うことがあるバルコニーは、邪魔になるものを置いておくことはできません。植木鉢やソファで通路をふさいだりしないよう、気をつけましょう。

また、修繕や工事などで立ち入りが必要になることもあるため、状況に合わせてすぐ片付けられるようにしておく必要があります。居住しているマンションによっては、明確なルールが決まっているため、バルコニーを改装する前に管理規約や大家への確認をとるようにしましょう。

まとめ

バルコニーをおしゃれな空間に変えたいなら、すのこやウッドタイルなどのアイテムを使用してみましょう。観葉植物を置くだけでも爽やかな印象になります。

バルコニーは屋外のため、家具や植物は雨や寒暖の差に対応できるものを置くのが望ましいようです。

また、マンションのバルコニーは、共用部分でもあるということを忘れないようにしましょう。周りに迷惑をかけないよう注意を払いながら、DIYやアレンジを楽しんでください。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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