ホントに日本?子どもだらけの武蔵小杉。子育てするならやっぱりこの街かも
武蔵小杉のアイコンといえば「タワーマンション」ですが、この街の魅力はそれだけに止まりません。ファミリーにうれしい機能を備えたショッピング施設やあふれる緑など、知れば知るほど子育てのしやすい環境です。そんな武蔵小杉のリアルな魅力を一緒にみていきましょう。
武蔵小杉の魅力~3駅が使える×充実のショッピング施設~
はじめに基本情報の確認から。武蔵小杉は、他の街にはない利便性があるからこそ「住みたい街」として注目され、人が集まり続けています。具体的には、「複数の路線が使える」と「圧倒的に充実したショッピング施設」があります。
「複数の路線が使える」について、武蔵小杉には次の3つの乗り入れ路線があります。
- JR 湘南新宿ライン・横須賀線
- JR南武線
- 東急東横線・目黒線
これら3つの路線の駅は少しずつ離れて存在しています。同じJRの湘南新宿ラインの駅と南武線の駅も少し歩かないと移動できません。駅が離れていることは乗り換えでは少し不便ですが、その間にショッピング施設や公的な施設が機能的にレイアウトされているため、「街を楽しんで歩く」という面でプラスです。この回遊性こそが武蔵小杉の魅力であり、活力の源泉だといえます。
おしゃれで都会的なショッピング施設としては、「グランツリー武蔵小杉」「武蔵小杉東急スクエア」「三井ショピングパーク ららテラス武蔵小杉」などがあります。
日常のお買い物に便利なショッピング施設としては、「イトーヨーカドー」「ダイエー」などがあります。数多くの施設があるので、その日の気分に合わせて使い分けられそうですね。
ファミリーが過ごしやすいよう配慮されているからか、どのショッピング施設もベビーカーや幼児でいっぱいです。ベビーカーが押しやすいようたっぷりと通路幅が確保され、幼児が無料で遊べるプレイルームや個室の授乳室を備えたショッピング施設もあります。
立ち話をしているママが多い。子どもが駆け回るシーンもよく見かける
新しいタワーマンションが多いことから、人のふれあいが少なそうな印象を持たれがちかもしれません。しかし武蔵小杉は東急東横線駅前の「センターロード」界隈に飲み屋街があるなど、味わい深さも備えています。ここからは、この街の“意外な魅力”にフォーカスします。
街を歩いていると、顔見知りのママ同士で立ち話をしている姿が目立ちます。また、緑豊なタワーマンション敷地を子どもたちが駆け回っていたりするようすもよく見かけます。決して無機質な街ではなく、人の温かさのある街が武蔵小杉なのです。
「武蔵小杉=タワーマンション」が強調されていますが、低・中層のキレイ目のマンションもたくさんあります。コンパクトなマンションに住みたいという方にもおすすめの街です。
緑のカーテンやタワーマンションの周囲にある公園に癒される
武蔵小杉は緑豊かな環境です。下の写真(JR南武線駅・北口)のように、いたるところにグリーンスポットがあります。
「武蔵小杉東急スクエア」や「グランツリー武蔵小杉」は、壁面で植物を育てる「緑のカーテン」を取り入れています。コンクリートに熱がこもって建物全体の温度が上がることを抑えるエコな取り組みです。こういった建物の近くを歩いているだけで癒されますね。
タワーマンションの周囲にも、自然豊かなスペースが設けられています。マンション住人以外の方が利用できる空間もあり、子どもの遊び場にもなります。
人口増加で好調な川崎市の中でも「区ごとの出生数」1位
武蔵小杉を実際に訪れると、この街の人気、勢いはまだまだ続きそうに感じます。下の写真のように中心部での新たなマンション建設も進められています(2018年7月撮影)。
川崎市の最新データで見てみても、2017年の人口増減率は1.17%です。これは、人口増加している川崎市の中でも、3位のポジションです。ちなみに、区ごとの出生数で見ると武蔵小杉の中原区は2,958人で1位です。子どもを産みたいというニーズのファミリー層に武蔵小杉が支持されていることがよく分かりますね。
武蔵小杉に住むデメリットがあるとすれば、首都圏でもトップクラスのみんなが住みたい街だけにマンション価格が高めです。予算を抑えたい方は、中古マンションを購入する選択肢もありでしょう。ちなみに、武蔵小杉駅周辺の中古マンションにおける売買価格の中央値は6,280万円です。(Renosy独自調査/2017年)
この中央値でも高いという方もいると思いますが、築年数が10年前後を経ている物件や、コンパクトなマンションなら割安な物件もあります。はじめから予算オーバーとあきらめず、まずは物件を探してみましょう。武蔵小杉駅周辺には下記のマップように数多くの中古マンションが存在します。
また、隣駅の新丸子を選択すれば、マンション価格はかなり落とせます。武蔵小杉だとどうしても予算的に厳しいならこちらも含めて検討されるとよいでしょう。住み心地チェックは現地レポートが役立ちます。
武蔵小杉をはるかに上回る乗降客数の伸び率!隠れた人気駅「新丸子」をウオッチしよう
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