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公開日: 2018.05.29

ブルーボトルコーヒーで全国区になった清澄白河。中古マンションでは穴場だった

ブルーボトルコーヒーで全国区になった清澄白河。中古マンションでは穴場だった

2015年春、「ブルーボトルコーヒー」1号店のオープンがメディアで集中的に取り上げられました。その余波で知名度を高めたのが清澄白河です。閑静な住宅街にたくさんの個性派カフェが自然に溶け込むすてきなエリアですが、中古マンション価格は全体的にリーズナブルといえます。これから東京の東部でマンションを買おうと考えている方は要チェックなエリアです。

「清澄白河」の正確な位置って分かりますか?

はじめに街全体の概況です。ブルーボトルコーヒーのオープンでたくさんの人々が訪れるようになった清澄白河ですが、もとは強力な集客施設があまりない土地柄になります。それだけに、清澄白河といわれても「行ったことがない」「どのへんかパッと浮かばない」という方も多いのではないでしょうか。

清澄白河は、東京都の東部に位置する江東区にあります。隅田川が近くを流れており、広域マップで見ると総武線沿線の両国・錦糸町と東西線の門前仲町・木場の中間あたりです。利用可能な駅は、都営大江戸線・地下鉄メトロ半蔵門線の清澄白河駅です。JRを使えないことがマンション価格の安い一因ですが、地下鉄利用の方には不便のない立地です。

「大江戸線沿線」全体で見ても中古マンション相場は安め

EN VEDETTE

この街の個性を一言に集約すると、「新旧の感性がミックスした雰囲気」という感じでしょうか。上の写真のようなおしゃれなスイーツ店やカフェが、昔ながらの飲食店や住宅の隣にあるような光景を多く見かけます。

中古マンション相場では、大江戸線沿線の周辺駅(隣駅の森下や月島・勝どきなどの臨海エリア)と比較すると割安になっています。閑静な住宅街に3~5階の低中層マンションが点在。築浅の物件は、8~10階が中心です。全体的に築古でも外観の手入れが行き届いた清潔感のあるマンションが多い印象を受けます。

ちなみに、ブルーボトルコーヒーのすぐ裏手の仙台掘川にも3~5階の低中層マンションが多く並んでいます。

心穏やかな日々を過ごしたい方に「清澄白河」はおすすめ

幹線道路のある駅前から一歩路地に入ると、自然と歩くのがゆったりペースになるような落ち着いた雰囲気です。高層の建物はほとんど見当たりません。寺社が集中しているエリアでとても静かです。にぎやかなのは、地域の子どもたちの声くらいでしょう。駅周辺には「白河保育園・白河かもめ保育園・れいがん寺幼稚園」などがあります。

清澄白河駅から徒歩3分の場所には広大な敷地の「清澄庭園」があります。ここは、明治時代を代表する実業家・岩崎彌太郎が社員やお客様をもてなすために整備した公園です。美しい岩の配置とハナショウブで有名で、初夏になると園内いっぱいに可憐に咲き誇ります。ブルーボトルコーヒーからも近いので、カフェを楽しんだ後にお散歩するのもよいでしょう。

コーヒーやカフェマニアの方におすすめの「清澄白河」

やはり、清澄白河といえば、「コーヒー」「カフェ」のキーワードは外せません。もともとこの辺りは、個性的なカフェが集まる場所として感度の高い方に知られていました。その代表は「fukadaso cafe」です。(上の写真は休日のためクローズ中)築50年のアパートが持つ「時を重ねた深み」を大切につくられた空間といえるでしょう。

また、清澄白河のカフェには焙煎にこだわったお店が多いという特徴もあります。例えば、「アライズコーヒーロースター」です。老舗焙煎所で腕を磨いてきた店主が、世界中から選りすぐった豆を丁寧に挽いています。

こだわりのカフェがお互いに刺激し合い、切磋琢磨する環境から「コーヒー=清澄白河」の流れはさらに強まりそうです。コーヒー好きの方にとっては、これ以上に幸せな立地環境はありません。マンション購入をお考えのコーヒー好きの方は候補立地に入れてみてはいかがでしょうか?

モダンスタンダードで「清澄白河駅」周辺のマンションを探してみる

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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