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公開日: 2018.06.11

わたしのリノベーションストーリー:「1cm」の単位までこだわり計算して作った、収納上手なファッショニスタさんの部屋

わたしのリノベーションストーリー:「1cm」の単位までこだわり計算して作った、収納上手なファッショニスタさんの部屋

マンション購入とセットの「リノベーション」って、人生で何度も経験することではないから、わからないことでいっぱいですよね。RENOSYを通じて、自分の念願の住処を手に入れた先輩たちのお部屋を訪問し、こだわりのポイントを伺います。

今回訪ねたのは、ファッション関連のお仕事をされている女性お一人暮らしのお部屋。都心のヴィンテージマンションの1室をご購入し作り上げたのは、「1cm」の単位まで徹底的にこだわり抜かれた収納自慢のお部屋でした。

ポテンシャルの高さを信じて購入した築45年のヴィンテージマンション

「はじめからリノベーションすることが前提だったので、古い建物に絞って物件探しをしていたんです」とお話ししてくださったのは、東京でファッション関連のお仕事をされている、純子さん。

「靴や洋服の収納力が必要なので、とにかく中身は自分で改装することが大前提。新しいものを壊すのは悪いので、古いほうが良かったんです。ただし、帰ってきたときや、お客様を招いた時の第一印象が重要なので、外観が綺麗だったり、共用部がきちんとメンテナンスされている建物をひたすら探していました」

招いていただいたのは、都心に立地するヴィンテージマンション。確かに、オートロックや立派な玄関ロビーがあり、管理人さんも常駐しているなど、エントランスの雰囲気はピカイチ。ただ長く住まれていたお部屋の内装はあちこち汚れが目立つ状態でした。

こちらがビフォアの状態。南に面した窓から明るい日差しは入ってきますが、細かく仕切られた間取りでキッチンはなんだか薄暗い……
お伺いしてびっくり。リノベーションによって、とても開放的で明るい空間に生まれ変わっています。
細かく仕切られた間取りを全て取り払い、ベッドルームの仕切りはガラスで。そして玄関からバルコニーまでを結ぶ、開放的な15畳のLDKが誕生しました。

床にはオーク材、壁には本物の大理石を使うなど、こだわって選ばれたひとつひとつの素材がラグジュアリーな雰囲気を作っています。

お気に入りのテラス席が誕生

LDKの天井は、「少しでも高く」という純子さんの要望にこたえ、配管を避けて勾配をつけながら高さを確保したこだわりよう。キッチンはカウンター式に、ベッドルームはガラスで仕切ることで、部屋の中には大きな壁がなく、とても明るい空間になっていました。

玄関を入ってから、バルコニーまで、視線が抜けるのでとても広く感じるリビング。
高さを感じるよう、天井のすぐ近くから吊り下げられたレースのカーテン。1枚布でゆらゆらと揺れて、リラックスした雰囲気を演出しています。このカーテンも、もちろん1枚ずつ実物を確認して、純子さん自らが選んだもの。
カーテンの先には、純子さんお気に入りのバルコニーがありました。部屋からひとつづきに見えるように、少し高さをつけて色を合わせたタイルを設置。まさに都会のオアシスと呼びたくなるような空間。

RENOSYにリノベーションを依頼する際、自分のイメージをしっかり伝えるために、プレゼン資料まで用意してのぞまれたという純子さん。キッチンや洗面台などの家具はもちろん、リビングの床材、壁の大理石など、ひとつひとつの素材も、自分でショールームに実物を見に行って、選び抜きました。

「最初に壁の石を決めたので、その石のサンプルを持って合わせながら床材を選んで。次は床材に合わせながら、ひとつひとつ家具を選んで。そんな風に決めていきました。こだわりが強すぎて、面倒なお客さんだったと思いますよ」

と笑う純子さんですが、このお部屋の工事に携わったスタッフはみんなすっかりその情熱に乗せられて、「純子さんの理想を叶えよう」と自然と協力してしまっていた様子。

本で探して見つけた造園屋さんに頼み込んで作ってもらったハーブガーデンは、イメージ通りに仕上がりました。なんと自動水やり機までセッティングされています。テラスのお掃除に使っている写真の散水ホースは、造園屋さんが「純子さんの部屋ならこれだ」と選んでつけてくれたもの。
オリーブやローリエ、ローズマリーなど。ここで収穫をして自慢の料理を振舞います。

リノベーションだから実現できた、大容量のクローゼット

窓に向かって左手は、まるで海外のホテルみたいなラグジュアリーなベッドルーム。

「あまり広くはない部屋なので、とにかく、1cmも無駄にしないように収納を作りたかったんです」

と純子さん。ベッドルームの隣にあるクローゼットは、実は見えない部分は壁紙を貼らずむき出しのままにしています。

「仕上げをすると数センチ減ってしまうと聞いて。それなら、そのままでいいです、と」

クローゼットを開けて見せていただくと、大きなスチールの棚がずらり。
大切なファッションアイテムがきっちり仕舞われているこの棚、実はレールの上を簡単にスライドさせて、奥にかけられたものが取り出せます。こうやって、かなりたくさんある洋服を、計算し尽くしてしっかり納めました。
ベッドの下も引き出しに。こちらには、綺麗に整頓されたアクセサリー類がたくさん。

この大容量のクローゼットが、純子さんがリノベーションにこだわった理由のひとつ。ひとつひとつのものが「それ専用の場所」に、隙間なくぴったり気持ちよくおさまっているのをこうやって見せていただくと、たしかに、と納得してしまいます。

そしてこちらが、このお部屋最大の特徴の、靴専用のクローゼット。
玄関の両脇に隙間なくぴったりと収められた、大切な純子さんのコレクションです。

取材に伺ったスタッフが2人とも女性だったため、思わず「わぁ!」と歓声が上がりました。眺めているだけで幸せになってしまうシューズクローゼットです。

こちらはパウダールーム。
トイレにはドアをつけず、バスルームの入り口はガラス張りで、こちらも狭い空間をそうは見せない工夫がたくさん。洗面台は気に入ったものを見つけられなかったため、チェストに加工して作ってもらいました。そして……
「偶然、ぴったりだったんです!」と教えてくださった鏡の収納は、IKEAのもの。開いていただいて、再び歓声が。中まで鏡張りのキラキラした空間に、可愛らしいコスメアイテムがずらり。朝の身支度もテンションが上がりますね。

お客様をもてなすキッチン・ダイニング

取材の前にリノベーションを担当したスタッフから、「料理が大変、得意な方です」と教えてもらっていました。なぜ知っているかというと、工事に携わった担当者はみんな、純子さんに招いていただいて、お部屋で開かれるホームパーティーに参加したことがあるから。

そんな風に、お客様をもてなすためのキッチン・ダイニングには、やはりこだわりがたくさん詰まっていました。

真っ白で、余計なものが置かれず、とてもスッキリして見える純子さんのキッチン。
奥のコーナーはデッドスペースになる予定でしたが、天井の高さまで棚を設置してパントリーに。狭いながらも、こちらもきっちりと収納されているので大容量です。
キッチン背面の棚にはお気に入りの食器がずらり。
おもてなし用のグラスもたくさん。
引き出しのひとつひとつは、やはりここも1cmも無駄にせずに、たくさんのカトラリーやキッチン道具が仕舞われています。
瓶はあえてひっくり返して、名前を書くアイディアが素敵。

キッチンやクローゼットの中の収納ボックスには、意外に安く買えるものも使われていました。それに、IKEAやニトリなどで見つけたものも、自分のイメージ、それにサイズがぴったりならば使っているのだそう。全体の雰囲気が整っていると、安いものでもそう見えないのが不思議ですね。

「とにかくサイズを測って、ぴったりのものを見つけるんです。探せば、なんでもあるものなんですよ」と純子さん。「1cm」までのこだわりは、お部屋の隅々まで行き渡っていました。

カウンターの中からでも、ダイニングもリビングも見渡せて、お料理しながらでもお客さんと会話ができますね。

ダイニングテーブルは、イタリア出張の時に購入し、運んできたというCalligaris(カルガリス)のもの。普段は、生活動線を邪魔しないコンパクトなサイズですが、お客様が来る時には…

中から天板がもう1枚出現!

スムーズな動きで、あっという間にロングテーブルに変化します。
お客様をもてなすときには、こんな風に完璧なテーブルセッティングをされる純子さん。
こちらはリノベーションスタッフがご馳走になったという純子さんの手料理です。羨ましい……
もちろん、この日の取材スタッフも大変もてなしていただいてしまいました。とても美味しいお茶が載っているトレーは、部屋のあちこちにある家具と同じ、イタリアのKartellのもの。

この日も短時間の取材の間に、デトックスウォーターや、美味しい紅茶にお菓子まで、次々とタイミングよく出してもてなしてくださった純子さん。ひとつひとつしっかりこだわって作り上げられたお部屋は、こんなに居心地が良くなるものなんだ、と、すっかり感嘆した1日でした。

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この記事を書いた人

田村美葉

エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。たくさんの素敵なお部屋を取材させてもらうことがライフワークになりつつあります。 東京エスカレーター

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