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作成日: 2018.05.17

無垢材フローリングへのDIYリフォーム。注意ポイントを知りたい!

無垢材フローリングへのDIYリフォーム。注意ポイントを知りたい!

中古マンション購入後、DIYでリフォームしたいという方も多いでしょう。家族や友人と力を合わせながらの理想の空間づくりは一生忘れられない思い出です。今回は無垢材フローリングを取り上げます。

無垢材を入手するルートいろいろ

無垢材の一番のメリットは、「木のぬくもりが楽しめる」ということでしょう。このぬくもりを味わうため、無垢材フローリングにするなら、裸足で過ごすことがおすすめです。その他、「冬でも比較的暖かい」「調湿効果がある」などが挙げられます。無垢材フローリングのDIYをするには、はじめに木材を手に入れることが必要です。

一番簡単な入手ルートは、ホームセンターです。乾きが管理された反りにくい木材がリーズナブルで手に入ります。また、最近では、無垢材専門のネットショップも増えている傾向です。ただし、利用する場合は必ずサンプルを取り寄せて「感触を確かめてから」購入することをおすすめします。同じ無垢材でも種類によって感触がかなり違いますし、写真と印象が違うこともしばしばです。

他の入手ルートとしては、通常は住宅会社などに木材を卸している会社から直接購入する方法です。ただし、「一般の方はお断り」というスタンスの材木会社もあるので、電話などで確認してから訪問しましょう。確率的には、ホームページで自社や木材のことを丁寧に解説している材木会社は、一般ユーザーの相手をしてくれることが多い傾向です。

材木会社によって対応は異なりますが、「どんな木を選ぶといいか」をアドバイスしてくれたり、好みのサイズにカットしてくれたりします。また、ホームセンターなどよりも、価格が安い傾向であることもメリットです。

「並べる→ビスで留める」でフローリングDIYができる

施工は、現在の床がフローリングであれば、その上に張っていくのが一番楽な方法です。和室だった部屋は、合板で下地をつくってから張ることもあります。作業は「並べた無垢材をビスで留める」、柱など出っ張ったところがあるなら、「その形に木材をカットする」などです。「無垢材フローリング DIY」などのキーワードで検索すると、数多くのDIY実例が出てくるので参考にしてみてください。

DIYに多少心得のある方なら苦労なく施工できるはずです。具体的には、ミニ電ノコや電動ドライバーなどを扱った経験があれば、十分に施工可能です。

想像以上に割れやすき間ができることも

無垢材フローリングのデメリットとして代表的なのは、割れができたり、すき間ができたりすることです。そもそも無垢材は天然のものですから、温度や湿度が変われば変型するのが当たり前です。特に密閉性が高いマンションの部屋で冷暖房をかけると、天然木に負荷がかかるため変型しやすくなります。

その結果、数ミリ以上の大きなすき間ができたり、床鳴りが起こったりすることも。ひどい時には、歩きにくくなるほどの反りになってしまうケースもあります。無垢材フローリングの扱いで難しいのは、施工したときはうまくいったと思っても、期間が経つごとにすき間や反りがひどくなる可能性があることです。また、表面が加工されていないため、傷がつきやすいというウィークポイントもあります。

これらの無垢材フローリングの短所は、魅力でもあります。ちょっとしたすき間があったり、経年変化による傷があったりすることで、天然素材ならではの深みや味わいが出てきます。

不安な方は、無垢材の扱いに慣れたリフォーム会社に依頼するのが無難です。ただし、専門業者でも期間が経ったときのすき間や反りが発生しない施工するのは木の性質上、難易度が高いでしょう。将来の割れやすき間が気になる方は、集成材のフローリングを選ぶのも一案です。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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