公開日: 2025.08.20 更新日: 2026.07.17

20代で不動産投資はできる? メリットや体験談、失敗を防ぐポイント

20代で不動産投資はできる? メリットや体験談、失敗を防ぐポイント

「貯金が増えない」「公的年金を頼れない」そのような不安から、資産運用を早いうちに始める20代が増えています。なかには、不動産投資を20代から始めるべきか、と考えている方もいるのではないでしょうか。結論として20代で不動産投資を始めることは、長期的に見て「時間」が大きなメリットになります。

本記事では、20代で不動産投資を始める人の割合やメリットに加え、陥りやすい失敗と対策、体験談などを解説します。

不動産投資を20代で始めている人の割合は?

 

20代で不動産投資を始めることは十分に可能です。AI不動産投資サービス「RENOSY(リノシー)」を、2026年1月から3月に契約いただいた方の年齢層は下図のとおりです。30代・40代がボリュームゾーンですが、20代の方も15%を占めています

 
「RENOSY 不動産投資顧客動向レポート 2026年1〜3月」より

なお、年収は500万円台から3,000万円台まで幅広く、成約者の88%が会社員、投資経験者は79%と回答しています。

不動産投資といっても、比較的始めやすいワンルームマンション投資から、一棟アパートや一棟マンションなどの投資まで、さまざまな選択肢があります。

頭金なしの手付金のみで始められるケースもあるため、まとまった資金が少ない方やこれから資産形成を始めようと考えている20代の方でも、不動産投資を始めることが可能です。

不動産投資を20代で始める3つのメリット  

 

不動産投資を20代で始めるメリットは、以下の3つです。

1. リターンを得られる期間が長くなる

20代から不動産投資を始めると、長期にわたって家賃収入を得ることが可能です。

25歳から75歳まで運用した場合と、40歳から運用した場合では、得られる総収入に大きな差が生まれます。さらに、インフレ局面や好立地な物件であれば、長期保有による物件価値の上昇も期待できます。

家賃収入と売却益の両面で、20代で不動産投資を早期スタートするのは大きなメリットといえるでしょう。

2. 長期間の運用で、さらに投資効果が高まる可能性がある

長期間の運用中に、資産を増やしていける可能性が高まります。

たとえば、最初の物件を積極的に繰上返済して完済し、1件目の家賃収入を頭金として2件目を購入、さらにその収入で3件目へと段階的に拡大していくことが可能です。30年、40年という長期スパンがあれば、このような戦略的な拡大も現実的になります。

3. 時間を味方にできる

20代の場合、老後を迎えるまでに時間的余裕が十分にあります。不動産投資ローンの完済時期は、まだまだアクティブに活動できる年代です。不動産の家賃収入があることで、豊かな人生を送ることが可能になります。

また、20代は健康状態が良好な傾向にあるため、団体信用生命保険に加入しやすいケースが多いといえます。

不動産投資に向いている20代の特徴

 

不動産投資に向いている20代の特徴として、以下の3つが挙げられます。

1. 正社員として安定して働いている人

ローンを活用することが想定される20代で不動産投資を始めるには、正社員として安定した雇用と収入を得ていることがポイントになります。金融機関の融資審査では、雇用形態や勤続年数、年収などをもとに、安定した返済ができるかが重視されるためです。

契約社員や派遣社員、フリーランスの場合、収入の安定性や継続性などの観点で、融資条件が厳しくなる可能性があります。正社員として1年以上の勤続年数が目安になるため、社会人経験は豊富でも転職後1年未満の場合には、融資が通りにくいケースもあります。

2. 短期的な利益を追い求めない人

不動産投資は、FXや個別株投資のように短期間で大きな利益を期待する人には向いていません。家賃収入による安定したキャッシュフローを重視し、10年、20年という長いスパンで資産形成を考える姿勢が、不動産投資で成功するポイントです。

短期での売却益を狙う投資戦略は不可能ではありませんが、マーケット全体の理解やエリア特性の分析、物件周辺の再開発情報のこまめなチェックなど、より専門的な知識を得る必要があります。そのため、本業が忙しい20代の方には、長いスパンでの資産形成のほうが適しているでしょう。

3. 結婚や子育てなどによる支出が少ない人

20代で不動産投資を始めるには、近い未来に結婚や自宅購入などの大きな支出予定がないかを見通しておくことも大切です。将来必要となる資金を考慮しつつ、無理のない投資を行う必要があるためです。

結婚すると結婚式費用や新居の準備、二人分の生活費、子育てが始まれば養育費や教育費など、まとまった支出が発生します。特に、子育て関連の費用などは長期にわたって継続するため、不動産投資との両立には事前の資金計画が欠かせません。

長期的に投資を続けられる準備を事前にできるかどうかが、不動産投資の成功につながります。

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子どもの教育費は驚くほど高額?! 親が知っておきたい費用の内訳

20代の不動産投資に必要な年収と自己資金の目安

20代で不動産投資を始めるには、融資審査を通過できる年収と雇用の安定性に加え、諸費用をカバーする自己資金の確保が前提になります。以下3点を押さえておきましょう。

1. 安定した雇用で年収500万円前後

区分マンションの不動産投資で不動産投資ローンを利用する場合、年収500万円以上が一般的な目安とされます。20代前半は勤続年数が短く審査が厳しくなりやすいため、正社員として安定した収入が見込めることが重要です。

ただし、500万円に届かない場合でも、年齢やその他の条件次第で融資が通るケースもあります。まずは金融機関に相談し、自身の年収や勤続年数、雇用形態などの条件でどこまで借りられるか確認しましょう。

2. ローンの融資額は年収の7~8倍が目安

多くの場合、不動産投資ローンでは、融資額が年収の7~8倍程度になります。たとえば、年収500万円なら3,500万~4,000万円が目安です。

なお利用できる金融機関は年収など借り手によって異なります。また相談先の不動産会社によっては提携先の金融機関も異なります。

3. 自己資金は10万円以上

不動産投資では、物件価格のほか、登録免許税・司法書士費用・ローン事務手数料・火災保険料・仲介手数料などの諸費用が物件価格の7%前後かかります。頭金なしのフルローンや、諸費用もローンに組み込むオーバーローンを利用できるケースもあります。RENOSYの場合、オーバーローンを利用して自己資金10万円から始められるケースもあります。

また、空室や設備トラブルなどの出費に備え、ある程度の預貯金を用意しておくことも大切です。

【長期スパンで資産を増やす】
RENOSY(リノシー)の区分マンション投資の場合、自己資金10万円から始められるケースがあります。お客様の状況や目的に応じた最適なご提案を、専門のアセットプランナーがご説明します。

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20代の不動産投資で陥りやすい失敗と対策

 

20代で不動産投資を始める前に、つまずきやすいポイントを押さえておくと安心です。

ここでは、一般的に注意が必要とされるケースと、その対策のヒントを紹介します。

融資審査に通らず、投資をスタートできない

20代で不動産投資を始めようと思っても融資審査が通らず、不動産投資をスタートできないこともあります。金融機関のローン審査は以下のような理由から、融資限度額が制限されたり、金利が高く設定されたりする可能性があるためです。

  • 勤続年数が短い
  • 年収がまだ低い
  • 貯蓄額が少ない

20代の場合、今後も安定した収入が継続的に得られるか、信用情報に問題がないかなど、より慎重に審査される傾向があります。クレジットカードの利用履歴を良好に保ち、勤続年数や年収など実績を積み重ねることが審査通過の鍵です。

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不動産投資ローンの融資額と必要な年収は?年収別の金融機関も公開

契約内容を十分に理解しないまま進めてしまう

20代の不動産投資では、知識不足のまま契約を進めてしまうことも少なくありません。契約書の専門用語や重要事項説明書の細かい条項を十分に理解しないまま署名したり、営業担当者の話術に押し切られて冷静な判断ができなかったりするケースです。

また「若いから多少の失敗は大丈夫」という根拠のない自信や、SNSで見かける同世代の成功事例に影響されて、身の丈に合わない高額な投資に手を出してしまう危険性も潜んでいます。

こうしたリスクを避けるためには、複数の不動産投資会社から情報を収集し、場合によっては専門家にセカンドオピニオンを求めることも大切です。

【関連リンク】
不動産投資にセカンドオピニオンは必要? 活用メリットや相談先を紹介

ライフイベントで資金が必要になり、物件を手放すことになる

ライフイベントへの備えが不十分なまま、想定より早く物件を手放してしまう例もあります。20代では、以下のような変化が投資計画に影響を与える可能性があるためです。

  • 住宅購入の発生
  • 結婚・出産による支出増加

 など

結婚資金や住宅購入資金が急に必要になり、投資物件を想定より早く手放すことになれば、十分な利益を得られない場合もあり得ます。

これらの問題は、ファイナンシャルプランナーなどライフプランを相談できる専門家や、出口戦略まで考えてくれる不動産投資会社へ相談することで、事前に備えやすくなります。

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※ 東京商工リサーチによる投資用不動産の売上実績(2026年3月調べ)

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毎月の返済は少なくても、返済総額が想定以上に膨らんでしまう

毎月の返済金額を抑えようとして可能な限り長い返済期間を選ぶと、利息負担が想定以上に膨らんでしまうことも考えられます。

返済期間が10年違うと、総返済額に数百万円の差が生じることも珍しくありません。

ただし、長期間のローンを組んでも、年収が上がれば予定よりも多くの金額を返済していく「繰上返済」が可能になります。繰上返済をすれば返済期間を短縮でき、利息の負担を軽減できます。

20代で不動産投資を始めた人の体験談

 

ここでは、RENOSY(リノシー)で20代から不動産投資を始めた2名の方の体験談を紹介します。

20代からの長期的な老後資金作り

【ご購入時データ】
年齢:20代
職業:化学メーカー勤務
購入件数:1件(区分)
購入年月:2020年10月(大阪府1件)

「老後2,000万円問題」のニュースを見て将来への不安を感じたことから、不動産投資をスタートさせたYさん。当初は個別株投資も行っていましたが、仕事中に相場が気になってしまうため、手間のかからない不動産投資に絞ったそうです。

大きなローンを借りることに不安もありましたが、奨学金を3年で完済した経験が毎月の支払いを継続する自信につながりました。購入後は仕事に集中でき、月々一定額を払うことで老後のお金が作られていく安心を得られたそうです。結婚後は生命保険代わりの意味も加わり、物件の持つ価値がさらに高まったと語ります。

「お金と時間に余裕がある独身時代に投資のベースができていることで、家族が増えても安心して生活できています。早く始めるほどローンを早く返せるので、不動産投資の中身を知ることは早ければ早いほどいい」と20代での投資開始を推奨していました。

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「早めの投資が自分に合っていた」20代で不動産投資を始めた理由と、3つの安心ポイント

団信による安心感と、時間が資産に変わる魅力

【ご購入時データ】
年齢:20代
職業:広告代理店
購入件数:2件(東京都、神奈川県)
購入年月:2019年10月、2020年3月

投資家の家庭で育ち、大学生から仮想通貨投資を始めていたIさん。仮想通貨バブルで大きな含み益を得たものの、タイミングを見誤り利益がゼロになってしまった経験から、より安定した投資を模索していました。

その際に「不動産投資は元手があまりかからない」ことを知り、興味を持ったそうです。当初は2,000万円の物件購入に不安もありましたが、「最悪の場合でも2〜3年がむしゃらに働けば返せる」と判断し投資を決断。実際に始めてみると、団体信用生命保険への加入により精神的な安心感が生まれ、よりハードワークに耐えられるメンタルになったといいます。

「普通に業務をがんばっている間にも資産は積み上がり、給料も上がり、キャリアも積める」と実感。現在は2件目も購入し、「時間が資産に変わる投資」として不動産投資の魅力を同世代に伝えているようです。

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20代で不動産投資を成功させる3つのポイント

 

20代の強みを活かして不動産投資を成功させるポイントは、以下の3つです。

それぞれ詳しく解説します。

1. 長期保有を前提とした物件選びをする

長期的な資産価値の維持・向上が期待できる物件を選ぶのが、20代で不動産投資を成功させるポイントです。30年、40年という長期スパンで保有できる20代の強みを活かし、短期的な収益性よりも将来性を重視しましょう。

たとえば、駅から徒歩圏内の立地や将来的な再開発予定エリア、人口減少の影響を受けにくい都市部などが候補になります。築年数が古くても立地が良ければ、リノベーションによって価値を高めることも可能です。

2. 将来の収入増加を見込んだ段階的な投資戦略を立てる

現在の収入で無理なく始め、収入の成長に合わせて段階的に投資規模を拡大していく戦略が、20代には有効です。今後のキャリアアップによる収入増加が期待できる年代だからこそとれるアプローチといえます。

最初はワンルームマンションから始め、数年後に収入が増加したタイミングでファミリータイプや一棟物件へのステップアップを図るなど、長期的な視点での投資計画を描くことが大切です。

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不動産投資はリスクが高い? 空室や修繕など9つのリスクと5つの回避策

3. SNSを活用して効率的に情報収集する

SNSを活用して情報収集を行うのも重要です。YouTubeやポッドキャストなどで不動産投資の勉強をしたり、X(旧Twitter)で業界の専門家をフォローして最新情報をキャッチしたりすると、従来の書籍やセミナーだけでは得られない生きた情報を入手することが可能です。

また、投資家向けのオンラインコミュニティで経験談や最新トレンドを収集したりすることで、効率的に知識を蓄積できます。ただし、インターネット上の情報だけで物件購入を決めず、信頼性の高い複数の情報源で裏取りしたうえで、不動産投資会社にも相談するようにしてください。

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不動産投資の情報収集方法は? 信頼できる情報源やポイントを解説

20代だからこそのメリットを活かして不動産投資を始めてみよう

20代で不動産投資を始めるのは、決して早すぎることではありません。むしろ、時間という最大の武器を活かして、長期的な資産形成を実現できる絶好の機会といえます。長期間のリターン獲得など、20代ならではの優位性を最大限に活用しましょう。

ただし、経験不足による判断ミスやライフスタイルの変化への対応など、注意すべき点もあります。これらのリスクを理解し、適切な対策を講じながら、自分に合った投資戦略を立てることが成功への鍵となります。

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AI不動産投資「RENOSY(リノシー)」では、20代から始める長期的なライフプランに合わせた最適な投資物件について、専門スタッフが丁寧にご案内します。「まだ始めるか迷っている」という段階でのご相談も受け付けております。まずは、こちらのフォームよりお問い合わせください。

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※ 東京商工リサーチによる投資用不動産の売上実績(2026年3月調べ)

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産投資の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士や不動産の専門家たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産投資」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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