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作成日: 2022.07.26

アート投資の際に「やるべきこと」と「やってはいけないこと」

アート投資の際に「やるべきこと」と「やってはいけないこと」

https://unsplash.com/photos/50cZ1fIPGrI

投資のポートフォリオのひとつとして「アート投資」を考えることができます。しかし、アート投資に参入する際には、アートならではの「やるべきこと」と「やってはいけないこと」がありそうです。この記事では、美術品に投資する際に知っておくべきことを紹介します。

「アート投資」の特徴とは?

まず、アート投資の特徴を見てみましょう。アートは債券に匹敵するほどの安定した収益性が期待でき、特に長期的な投資には大きなメリットがあると言われています。

Masterworksによると、1995年から2021年までの現代アートの価格上昇率は、米国の代表的な株価指数の1つ「S&P500」の年率換算のリターンの上昇率も大きく上回っています。

現代アートの価格上昇率と「S&P500」の年率換算のリターンの上昇率を比較現代アートの年間評価額*と、S&P500年率換算リターンの変化
(*現代アート(1945年以降に制作された作品)のうち、パブリックオークションで2回以上落札された作品の価格上昇を、S&P社のCoreLogic Case Shiller Home Priceを用いて加重平均したもの。外貨建ての売上は、固定為替レートで換算。)
引用:https://www.masterworks.io/

アートの価値は株式市場の動向に左右されづらく、インフレ時やパンデミックのような不確実性の高い今の時代にも有効な投資方法といえるでしょう。 

アート投資に投資する際に「やるべきこと」と「やってはいけないこと」は?

では、もし実際にアート投資を始めようと思ったとき、どんなことに気をつければ良いのでしょうか? 

やるべきこと

やるべきこと
https://unsplash.com/photos/unRkg2jH1j0

よく調べること

アーティストや作品の情報はもちろん、どこで購入するかについても調査しましょう。アートを購入する場所は、ギャラリーやアートフェア、オークションなど様々なルートがありますが、購入場所によっては相場との乖離があることも。

また、同じアーティストの作品でも、作品の年代別の所有履歴などで価値が変わることもあり、購入の際には来歴までしっかり調べるのがおすすめです。

 作品の希少性を考慮すること

同じアーティストの作品であれば、制作数の限られた「限定品」は、大量生産された作品よりも価値があります。もちろん、1点物のオリジナル作品の価値は多くの場合、価値が高くなります。 

じっくり持つこと

アート投資は通常、数年単位で利益の出る長期的な投資です。焦らず、価値がじわじわと上がっていくのを待ちましょう。 

作品を大切に保管すること

作品の価値を維持するためには、作品を良い状態に保つことが大切です。日に焼けたり、傷がつくと、価値が下がってしまうことも。維持費はかかりますが、温度や湿度を一定に保った専用の倉庫に保管を依頼するのもひとつの手です。 

修復を行うこと

もし、傷や汚れが発生してしまった場合には、作品の修復を検討しましょう。定期的に確認・修復を行うことで、劣化に歯止めをかけ、場合によっては作品そのものの価値が増加することも考えられます。

【関連リンク】
「おもちゃ」なのに? なぜKAWSの「アートトイ」は高額で取引されるのか?

やってはいけないこと

やってはいけないこと
https://unsplash.com/photos/BuNWp1bL0nc

価格の変動に一喜一憂してはいけない

例えば、自分の購入した作品と同じ作品や、同じアーティストの作品がオークションで想定よりもはるかに安く落札されたとしても、その価格だけを見てがっかりしてはいけません。サインの有無、保管状態、作品のエディション数などでその価値は大きく変わるからです。自身のコレクションと違うところはないかを確認してみましょう。 

勉強を怠ってはいけない

「良い作品」は、一朝一夕に見抜けるようになるものではありません。よく調べ、美術館やギャラリーに通って、良い作品を見極める目を磨きましょう。

勉強する中で、その作品の魅力や、共感できるストーリーを感じられる作品と出会い、所有することができれば、仮に思ったほど価格が上昇しなくても、別の価値を感じられるかもしれません。

また、アーティストの大きな展覧会が開催されたり、有名ブランドとのコラボレーションがなされた時など、アーティストが話題になるタイミングは、人気も上昇し、高額で取引できるチャンス。こうした売り時を見極めるために、アーティストに関する話題もこまめにチェックしたいところです。

感情的になりすぎてはいけない

投資としてアートを楽しむのであれば、「熱狂的なコレクターの目」と、「冷静な投資家の頭」を併せ持つのが良いでしょう。好きなアーティスト・人気のアーティストの作品というだけでなく、「資産性」の観点で作品について考えることも大切です。

専門的な部分は プロに任せることも検討しよう

専門的な部分は プロに任せることも検討しよう
https://unsplash.com/photos/Y5bvRlcCx8k

アート投資ならではの注意点を見てきましたが、作品の「資産性」や「価格の妥当性」の調査や、保管・修復など、忙しいビジネスパーソンにとってはややハードルの高い項目もあるかもしれません。そういった自分では難しい部分については、プロに任せるのも一案です。

 1万円からアート作品のオーナーになれるアートの共同保有プラットフォーム「ANDART」では、専門家チームによって「資産性」の吟味された作品を、プロの真贋判定も行った上で妥当な価格で購入しています。

また、作品は温度や湿度をコントロールした専門の倉庫で保管を行い、美術館でも作品の保存修復を行うプロの手により、定期的なメンテナンスも行っています。

 【ANDARTでもっと読む】
バンクシーやKAWSのオーナーに1万円からなれる?!ANDARTで有名アートのオーナーになろう
ANDARTの共同保有作品ってどこにあるの? メンテナンス風景も公開!

アーティストのニュースや、オークションでの価格動向など、売買のタイミングを見極めるための情報も、メルマガやオウンドメディアで定期的に発信。自分の購入したアーティストの情報を効率よく収集することができます。1枠1万円から投資が可能なので、様々な作品に分散投資が可能で、リスクヘッジできるのも魅力です。

「アート投資」に興味を持ったら、ファーストステップとして、まずは1万円から、ANDARTで効率的にアート投資を始めてみるのはいかがでしょうか?

アートではじめる資産形成 アンドアート
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参考:
Masterworks
“The Do’s &Don’ts of Investing in Art” (California News Times)
“How to Invest in Art – Types, Pros & Cons, Buying & Selling” (Money Crashers)

※本記事は、株式会社ANDARTより提供された内容であり、本記事の内容に関してはANDARTにお問い合わせください。万が一、本記事の内容に事実に反する内容、不正確な内容、その他不適切な内容等が含まれる場合であっても、(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

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この記事を書いた人

ANDART編集部

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