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2022.05.31

「おもちゃ」なのに? なぜKAWSの「アートトイ」は高額で取引されるのか?

「おもちゃ」なのに? なぜKAWSの「アートトイ」は高額で取引されるのか?

http://www.medicomtoy.tv/blog/

ブルックリンを拠点とする現代アーティスト・KAWS(カウズ、本名 ブライアン・ドネリー)。目が「バッテン」のキャラクター「COMPANION(コンパニオン)」は、絵画や立体作品だけでなく、量産品のフィギュアやアートトイにも展開されています。なぜKAWSの「おもちゃ」は高価なのでしょうか? その秘密を探ると、3つの理由が見えてきました。

KAWSの「コンパニオン」とは?

KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」引用:https://moneyinc.com/kaws-companions/

そもそも、「コンパニオン」とはどんなキャラクターなのでしょうか?KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」は、ミッキーマウスを再構築したものと言われています。

目が「× ×」となっているのが特徴で、セサミストリートなどの既存のキャラクターの目を同様に置き換え、オマージュした作品も数多く制作されています。ポップカルチャーとストリートカルチャーに根付いた作風は、いわゆるアートファン以外の人たちからも広く受け入れられています。

こうしたキャラクターをモチーフに、メディコム・トイから展開されるグッズは毎回完売することでも有名で、KAWSは「アートトイの先駆者」と称されることもあります。

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KAWSとは何者なのか?3分でその魅力を解説! 

高額で取引されるKAWSのフィギュア

KAWSのアートトイは、安いものなら数千円程度で購入することも可能。一方、オークションではその価格が驚異的な額に高騰することもあります。

たとえばプラスチック製のフィギュアを見てみると、2019年には≪Untitled (Astro Boy)≫という作品が約4,700万円(3,125,000HKD)で落札されました。また、100体限定で販売された≪Companion (Black)≫ は、複数点同じ作品が存在する「マルチプル」の作品であるにも関わらず、約2,100万円(1,416,000HKD)という高額で落札されています。

100体限定で販売された≪Companion (Black)≫≪Companion (Black)≫ / KAWS
引用:https://www.artprice.com/artist/294388/kaws/sculpture-volume/17278158/companion-black-kaws

KAWSの「アートトイ」はなぜこれほど高価なのか?

では、なぜこれほど高額で取引されるのでしょうか? そこには、3つの理由があります。

1. 芸術性の高さ

2021年には日本で大型展覧会を開催するなど、芸術性の評価も高いKAWS2021年には日本で大型展覧会を開催するなど、芸術性の評価も高いKAWS
引用:https://hypebeast.com/jp/2021/7/kaws-tokyo-first-interview

「アートトイ」は「デザイナーズ・トイ」とも呼ばれ、デザイナーやアーティストにより数量限定で製作されます。KAWSはイラストレーションの美術学士号を取得した後に1990年に作品の制作を始め、以降そのスタイルは一貫しています。そのため熱心なファンが多く存在します。

フィギュアを「コレクターズアイテム」として、美術オークションでも取引されるまでのレベルに高めているのは、KAWSのスタイルの一貫性、そして芸術的才能によるものといえるでしょう。

2. ポップカルチャーにおける人気

KAWSはビッグネームとのコラボレーションも多い。過去にはガチャピン&ムックとのコラボレーションも過去にはガチャピン&ムックとのコラボレーションも
引用:https://snkrdunk.com/articles/11666/

また、KAWSのフィギュアはポップカルチャーでも人気があります。多くのセレブが彼の作品を購入したり、SNSに投稿したりしており、自然とそのフォロワーたちの目に触れることも多くなっています。

さらに、KAWSはディズニーなどのビッグネームとのコラボレーションも数多く行っています。このように商業とファインアートの垣根を行き来する様子から、KAWSは「ポップ・アートの旗手」アンディ・ウォーホルとも比較して語られることも。  

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5分で学ぶポップアートの旗手 アンディ・ウォーホル 

3. 希少性

KAWSのプラスチック製フィギュアとしては最高額で落札されている≪Untitled (Astro Boy)≫KAWSのプラスチック製フィギュアとしては最高額で落札されている≪Untitled (Astro Boy)≫ / KAWS
引用:https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2019/nigoldeneye-volume-one-hk0912/lot.1.html

KAWSのアートトイの中でも高価なものは「限定版」の作品です。希少性によって独占欲をくすぐり、「早く買わなければ」という気分にさせます。KAWSのアートトイは即座に売り切れてしまうので、発売されるたびに、フォロワーたちは価格以上に「手に入れられるかどうか」を気にするようになるのです。

KAWSのアートトイには大きな市場があり、限定版の作品はより多くの人が高い金額を支払ってでも手に入れたいと考えてることが明確であるため、価格はさらに高騰しています。

KAWSのフィギュアは「投資」に向いているか?

ここまでKAWSのフィギュアの人気ぶりを見てきましたが、「投資」の観点を考えたときには魅力的なのでしょうか?これまでに高額落札されたKAWSの作品を見てみると、TOP10はいずれも平面の絵画作品であり、高額落札1位の《The KAWS Album》は約17億円(115,966,000 HKD)です。

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最も高く売れたKAWS作品は? 落札価格ランキング TOP10 

プラスチック製のフィギュアで最も高額で落札された≪Untitled (Astro Boy)≫が約4,700万円(3,125,000HKD)なので、高額とはいえ、絵画と比較すると価格はやや見劣りはします。

最高額で落札されている《THE KAWS ALBUM》最高額で落札されている《THE KAWS ALBUM》/ KAWS
引用:https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2019/nigoldeneye-volume-one-hk0912/lot.8.html

「投資」としてKAWSのアートトイを買うべきかどうかは、あなた自身がコレクター気質だったり、アートトイが好きかどうかといった興味で判断するのがよいでしょう。KAWSの作品は値上がりが続いていることを考えると、その投資はおそらく良い方向に向かうとともに、存在感のあるトイの所有は「投資」だけでない価値を与えてくれると考えられます。

一方、アートトイの収集にそこまで興味が無い場合には、平面作品を共同保有するのもオススメ。ANDARTでは、人気のKAWS作品を1口10,000円から共同保有することができます。現在ANDARTでは2種類のKAWSの版画作品を取り扱っているので、是非チェックしてみてください。

【ANDARTでKAWSの作品を見る】
これぞKAWS!彼の特徴を捉えたカラフルな10枚組作品 ≪URGE≫ / KAWS
世界的人気を誇るストリートアーティストKAWSの10枚組 ≪NO REPLY≫ / KAWS

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※ 記事中のレートは 1HKD=15円、1ドル118円で換算
参考:Why Are KAWS Companions So Expensive? (MONEY INC)

アートではじめる資産形成 アンドアート
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この記事を書いた人

ANDART編集部

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