板橋区役所前の住みやすさ発見｜4つの個性派商店街が作る居心地の良さ、都心への短時間アクセスが人気の理由
見知らぬ土地に不動産を購入する際は、物件だけでなく周辺の環境を知っておきたいもの。現在の様子はもちろん、未来のまちを事前に把握できると、購入物件の将来の資産価値も予想しやすくなります。「まちの住みやすさ発見！」では、さまざまな角度からまちのよさに迫ります。
今回は、多くの商店街で賑わいをみせ、都心へのアクセス性も高い街「板橋区役所前」をご紹介します。
板橋区役所前駅の特徴
都営三田線・板橋区役所前は、東京都板橋区板橋二丁目に位置しています。徒歩約11分で東武東上線・大山駅を利用できるのも大きな魅力です。
板橋区役所前は商店街が多いのが最大の特徴で、周辺には計4つの商店街が存在します。日常生活の利便性は非常に高く、さらに区役所や図書館、公園など公共施設も多いため、暮らしやすさを実感できるでしょう。
このエリアは、日本橋と京都をつなぐ旧中山道の宿場町「板橋宿」として江戸時代から栄えていました。開発により街全体は新しい建物も多いですが、ところどころに古くからある建物も存在し、江戸時代からの面影も残しています。
板橋区役所前からのアクセス
板橋区役所前駅から利用できる路線は三田線のみですが、都心へのアクセスが非常に良いことがこのエリアの人気の理由です。
屈指のオフィス街である大手町駅には乗り換えなしで23分、ターミナルである池袋駅には乗り換え1回で17分。都心へ短時間で移動できるのはもちろん、どの方面にも出やすいのは大きなポイントです。
また、三田線沿線には多くの大学がキャンパスを構えているため、通学のため板橋区役所前や三田線沿線に入居する若者が多く、賃貸需要も安定しています。
板橋区役所前駅周辺の開発情報
板橋区役所前駅周辺では、現在再開発は行われていませんが三田線沿線では再開発が行われているところが多くあります。
東京・大手町エリア再開発
東京・大手町エリアの再開発はこちらをご覧ください。
板橋区役所前エリアの基本情報
周辺の主な企業
| 企業名 | 連結含む従業員数 |
|---|---|
| 株式会社日立製作所 | 29,850名（2021年3月時点） |
| 三井物産株式会社 | 5,587名（2021年3月時点） |
| みずほ証券株式会社 | 7,233名（2021年12月時点） |
| ソニー生命保険株式会社 | 8,853名（2021年7月時点） |
| 住友商事株式会社 | 5,396名（2021年9月時点） |
| 住友林業株式会社 | 5,073名（2021年12月時点） |
| 日本郵政株式会社 | 2,031名（2020年3月時点） |
（RENOSY調べ 2022年）
板橋区役所前駅周辺は住宅街が中心です。三田線沿線に企業が多く、ターミナル駅となる大手町駅には多数の企業がオフィスを構えています。そのため、大手町・東京界隈に通勤するビジネスマンにも賃貸需要は高いといえます。
周辺の主な大学
| 大学名 | 学生数 |
|---|---|
| 東洋大学 白山キャンパス | 31,039人（2021年5月時点） |
| 日本大学 神田三崎町キャンパス | 13,673人（2021年5月時点） |
| 専修大学 神田キャンパス | 6,797人（2021年5月現在） |
| 中央大学 後楽園キャンパス | 4,712人（2021年5月現在） |
| 共立女子学園大学 神田一ツ橋キャンパス | 5,660人（2021年5月現在） |
| 大正大学 西巣鴨キャンパス | 4,676人（2021年5月時点） |
| 順天堂大学 本郷・御茶ノ水キャンパス | 2,389人（2021年5月時点） |
（RENOSY調べ 2022年、大学院生含む学生数）
三田線沿線には企業はもちろん大学のキャンパスも数多くあります。そのため、毎年、定期的な賃貸需要が考えられます。また、板橋区役所前は都内へのアクセスにも便利なことから、社会人になってもそのまま住み続ける人が多いエリアのようです。
人口推移
2006年から2021年にかけて板橋区役所前周辺は人口が増加傾向にあり、ここ15年間で5,000人以上の人口流入、約117％の人口増となっています。今後もさらに人口増加が期待できることから、賃貸需要は高まると予測できるでしょう。
板橋区役所前駅周辺のまちの魅力
板橋仲宿商店街
駅北東側に位置する「板橋仲宿商店街」。その歴史は古く、昭和24年に「仲宿商店会」が結成され、商店会活動が開始されました。今ではお店の数が約150となり、エリア最大級の規模を誇っています。
商店街の中にある多目的複合カフェ「板五米店」は、江戸時代から続く宿場町「板橋宿」の空気を感じられるスポットの一つです。
古商家の再生利活用プロジェクトで、築100年以上である米屋商家をリノベーションし、地域のシンボルとして誕生しました。地域の活動拠点や交流の地として賑わいをみせています。こうした地域での取り組みが実を結び、令和2年には板橋区の有形文化財として登録されました。
建物内には飲食が可能なカフェスペースがあるほか、お弁当のテイクアウトも可能。板五米店自慢ののり弁当や作りたてのおにぎりなどを購入することができます。
板橋
板橋仲宿商店街を北に進むと、石神井川に架かる「板橋」があります。
橋下に流れる石神井川は、春には桜の名所として有名であり、橋からの景色は「板橋十景」にも選ばれています。春には多くの観光客で賑わうスポットとして愛されています。
板橋宿不動通り商店街
その歴史は板橋仲宿商店街よりも古く、大正時代から始まった「板橋宿不動通り商店街」。旧中山道の第一の宿場として栄え、今でもその賑わいは変わりません。
遊座大山商店街
大山駅と板橋区役所前駅の間に位置し、大山駅から山手通りまで広がる「遊座大山商店街」。商店街を大山方面に歩けば、都内でも規模・魅力ともに最大級の「ハッピーロード大山商店街」まで行かれます。
板橋区役所前界隈には4つの大きな商店街があるため、日常生活の買い物に困ることはないでしょう。
板橋こども動物園、東板橋公園
住宅街の中にある大型公園「東板橋公園」。園内は遊具のほか、自由に遊べるエリアが広がっているので、休日は多くの人で賑わっています。また、園内には「板橋こども動物園」もあり、親子連れを多く目にします。こちらは令和2年12月8日にリニューアルされ、区の環境整備への力の入れ方を感じられます。
個性派商店街と都心へ短時間アクセスが人気の理由
4つの個性的な商店街が住みやすさを作るだけでなく、三田線の都心へのアクセス性が人気の板橋区役所前。駅周辺の再開発は落ち着いているため、穏やかに過ごせるでしょう。
さらに沿線には大学のキャンパスや数々の企業のオフィスがあることから、今後も高い賃貸需要があると予想されます。
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