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公開日: 2020.05.22

キャッシュポイントをたくさん持とう! 働き方を再考して収入源の多角化戦略

キャッシュポイントをたくさん持とう! 働き方を再考して収入源の多角化戦略

こんにちは。商社業界に勤務する都内在住のLePenseurです。RENOSYマガジンでの連載も3回目を迎えました。今回は、RENOSY不動産投資と同様、私が取り組んでいる投資の中でも、手間のかからないソーシャルレンディングなどの投資や、片手間でも取り組める副業など、収入源を多角化し働き方を再考してきた過程で考えたことを紹介したいと思います。

収入源の多角化戦略

商社に勤務して数年、収入源を1つにしておくことに危機感を覚えるようになりました。そこで、働き方にはどのような選択肢があるのかを考えてきました。その結果、限られた時間の中でキャッシュポイントをたくさん持つ、つまり収入源をたくさん持つ、という戦略を取ろうと思うに至りました。

どの手法を用いるのがいいか検討を重ね、検討した内容を共有させていただきます。

記事後半では、初心者の方でも取り組みやすいソーシャルレンディングについて紹介いたします。

収入源の多角化を目指す理由

現在までのところ、本業(サラリーマン)やRENOSY不動産投資からの収入の他、株やソーシャルレンディング、副業など、複数のキャッシュポイントを確保、収入源の多角化を行っています。

なぜ、このような形を取るようになったかというと、「人生100年時代で不動産投資を始めるに至った経緯 」で紹介した通り、定年後に年金以外にも、ある程度の余裕資金を確保しておく必要性を感じたこと、また昨今では、日本を代表するトヨタ自動車の社長・豊田章男さんが日本自動車工業会の会長という肩書きで臨んだ記者会見で、「終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきた」「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」と述べたことなど、明らかに社会が変化してきたことを感じているからです。

「人生100年時代」や「終身雇用の崩壊」が叫ばれる前からも、経済自体に興味があったため、投資は複数行っておりました。しかし、副業も含めたキャッシュポイントの確保を意識するようになったのは、ごくごく最近の話です。

収入源の多角化

収入源その1、投資

私の考える投資とは、

  • お金がお金を生む(可能性のある)金融商品
  • 労働力以外の能力や知識をお金に変換することのできる事業

を指します。

ちょっとわかりにくいですが、「お金がお金を生む(可能性のある)金融商品」とは、具体的には金融商品では株・投資信託・国債が代表的なものです。後ほど紹介するソーシャルレンディングもこのカテゴリに入ります。

「労働力以外の能力や知識をお金に変換することのできる事業」については、例えば不動産知識を生かした不動産投資(RENOSYなど)、飲食サービス知識を生かした飲食オーナー事業(居酒屋、カフェ運営など)、会計知識や業界知識を生かした起業と考えています。

もちろん、それぞれにおいて、事業開始当初は自身が労力をかけて創り上げる必要があるかとは思いますが、事業が軌道に乗りさえすれば、あとは従業員を雇用すれば、自動的に事業がまわり収入を生み出すことができます。

これらの「投資」は、自らの労働力の対価ではないキャッシュポイントであり、労働力との引き換えではないため、みなさん、特にサラリーマンにとっては憧れのものかと思います。確かにリスクがない訳ではありませんし、ハードルも一般的に高いので、簡単に手に入らず、「投資」を成就させるための収入のない空白期間が存在することもあると思います。

ちょっと宣伝のようになりますが、RENOSYの不動産投資は、本来であれば不動産知識が必要でなければ難しい投資を、RENOSYが仕組化・ワンストップでサポートすることで、サラリーマンであっても比較的簡単に「投資」に取り組めるようにしたものであると理解しています。

【関連リンク】
不動産投資はFIREの大きな助けに! 不動産投資の成功に欠かせない2つのポイント

収入源その2、副業

私の考える副業とは、「自身の労働力の対価として収入を得るモノ」を指します。

例えば、一番身近なものだと飲食業でのアルバイトなど、「時給制での労働」が一番の代表例だと思います。

他には、イラスト作成・データ入力・翻訳など、1案件ごとに報酬を設定され、成果物の見返りとして収入を得られる「報酬制での労働」も含まれます。

これらの「副業」、特にアルバイトなどの「時給制での労働」は、スキルなどが付きにくい傾向にあり、おすすめできません。自身の労働力の対価としてのキャッシュポイントとなるので、労働集約的であり、サラリーマンには厳しいものと言えるかと思います。

しかし「報酬制での労働」については、成果物の見返りとしての収入を得られる点が「時給制での労働」と大きく異なり、成果物のクオリティを高める=自身のスキルを高めることで報酬を高めることができるので、個人的にはサラリーマンであっても今後検討していくべきだと考えています。

スキルを高めることで、報酬制での労働は「副業」であったものが「投資」へと昇格することもあるのではないでしょうか。私も収入源の多角化戦略でキャッシュポイントを確保しているとお話しましたが、現在行っている副業は全て「報酬制での労働」に該当します。

現在では、副業を紹介するプラットフォームを提供するシューマツワーカーさんが以下の通りカオスマップとして公開しています。ぜひチャレンジされることをお勧めします。

副業系サービスカオスマップ 2019年版
「シューマツワーカー」を運営する株式会社シューマツワーカーが公開した「副業系サービスカオスマップ 2019年版」

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは

本記事をお読みのみなさんは、ソーシャルレンディングをご存知でしょうか。簡単にソーシャルレンディングとは何か?また、どういった点が魅力なのかをご紹介します。

ソーシャルレンディングとは、オンライン上でお金を借りたい「会社や個人」(つまり借主)と、お金を運用して増やしたい / 貸してもよい「会社や個人」(つまり貸主)のマッチングを実現するレンディングサービス(貸し付けサービス)です。

クラウドファンディングという言葉は、より多くの方が聞かれたことがあるのではないでしょうか。

仕組みはどちらも同じで、インターネット・テクノロジーの発達によって、資金需要者と資金提供者が銀行などの一般的な金融機関を介すことなく、個人・企業間で直接繋がれるようになった仕組みです。どちらもテクノロジーの進歩とともに発達したサービスで、ソーシャルレンディングは「レンディング(資金貸付)」の意味の通り、金融商品であり配当の受け取りが前提にあるのに対して、クラウドファンディングは文字通り「ファンディング(資金調達)」を意味しており、見返りを前提としない、といった違いがあると言えます。

ソーシャルレンディングが可能にすること

ソーシャルレンディングは何を可能とするのでしょうか?

ソーシャルレンディングは、上述の通り銀行などサービスとは異なり、従来金融機関が担ってきた貸付先の信用調査やリスク分析をふまえた貸付の役割を、ソーシャルレンディングのサービス事業者が行うことになります。

このサービス事業者が提供する信用情報を踏まえて、私たち自身が貸主としてリスクを取り貸付を行う結果、私たちは借主によるローン返済の遅延や破産により元本割れのリスクを負うかわりに、予定利回り3〜12%という、預貯金より高めに設定された投資のリターンを期待できるようになります。

ソーシャルレンディングは、1口1万円から始められる金融商品(不動産小口投資、新興国へのマイクロファイナンスなど)であり、値動きもなく配当金を得られるので、忙しいサラリーマンでも簡単に始めることができるのが魅力です。

ソーシャルレンディングのリスク

私たち自身がリスクを取り貸し付けを行うことによって、高い投資利回りを期待できることは説明しました。

しかしながら、ここで注意しなければならないのは、サービス事業者の信頼性です。まだまだ仕組みが新しい金融商品であることから、3〜8%程度の安定した配当を続けている優良な事業者がある一方、詐欺まがいの商品を提供し、金融庁から業務停止を命じられた事業者など、さまざまな実態が浮かび上がっています。

日本でのソーシャルレンディングは2008年頃の開始であったため、個人的には、ようやくいくらか悪徳な事業者が退場し、一方で長期的に安定的なパフォーマンスを示してきた優良事業者が明らかになってきた頃だと思います。

従って、自己責任とはなりますが、少額かつ手間なく投資の世界を体験できる金融商品として、まずは優良な事業者のソーシャルレンディングサービスを利用することも一案としておすすめします。

ちなみにどんなソーシャルレンディング事業者があるかというと、例えば、SBIソーシャルレンディングやクラウドクレジット、オーナーズブックあたりなどが有名です。

まとめ

本記事では「投資」「副業」の違いや、副業の中でも「報酬制での労働」は投資に昇格しやすいこと、投資の中でも、新しい金融商品であるソーシャルレンディングが魅力的な商品であることを紹介させていただきました。

みなさんそれぞれのライフステージによって、忙しさや余裕資金の違いもあるかと思います。さまざまな選択肢があることを理解しつつ、そのライフステージに合わせて、納得のいくものに取り組んでいただき、投資・副業そのものを楽しみ、新たな発見や機会などを見つけていただければと願っております。

その過程で得られるものが、収入源の多角化とともに精神的な安定であり、さらに人生が実りあるものになってゆくものと考えています。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

LePenseur

商社勤務1桁年目のコモディティトレーダー(要は営業)を経てのDX企画屋さん。商社マン×英語学習コンサルタント×元プログラマー×キャリコン見習い×なんちゃってアスリート×田舎者×副業推奨派×不動産とBAR共同オーナー。趣味はSaaS研究。G検定合格(2020#3)

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