リフォーム・リノベーション
2016/10/25

意外な盲点。マンションのエアコン設置はリノベしても自由じゃない?

最近では、天井に埋め込むビルトインタイプのエアコンも普及してきています。リノベーションならビルトインタイプのエアコンも選択肢の一つになってきます。しかし管理規約により、自由にエアコンを設置できるとは限りません。マンションのリノベーションでエアコンを設置するためのポイントをまとめました。


マンションでエアコンを設置できる部屋の条件

最近のマンションは、各居室にエアコンが設置できるように設計されていますが、古いマンションではエアコンの設置が想定されていないこともあります。

マンションでエアコンを設置するための条件として、室外機の設置スペースがあることと、冷媒管やドレンホースを通す配管用の穴が壁にあることが挙げられます。外壁に接していない中和室などでは、天井裏に先行配管が行われていることもあります。エアコンの冷房能力によって、200Vまたは100Vの専用回路でのコンセントも必要です。また、契約電流が30A以上ないと、安定した使用が難しくなるので注意しましょう。

ビルトインエアコンは後から設置できるの?

ビルトインエアコンは、室内にエアコンの機器が出っ張らず、すっきりとした印象になるだけではなく、広い部屋でも隅々までエアコンの風が行き渡りやすいこともメリットです。タワーマンションなどでは、ビルトインエアコンが標準仕様となっている物件もありますが、リノベーションで後からつけることはできるのでしょうか?

電気容量などに問題がない場合、天井裏にビルトインエアコンを埋め込めるスペースがあれば埋め込むことは可能です。昨今ではコンパクトな商品も出てきましたが、20cm程度のスペースは必要になります。そのため、床スラブに直接仕上げをする直天井の物件では難しく、二重天井の場合で天井のふところによっては可能といえます。

ビルトインエアコンを設置したい人は、施工業者に必ず相談するようにしましょう。

マンションのエアコン設置で気をつけたいこと

既存の状態のままではエアコンが設置できないときは、マンションの制約に注意が必要です。マンションは、外壁となる壁は構造体として共有部分となるため、コア抜きと言われる冷媒管やドレンホースを通す穴を勝手に開けることはできません。コア抜きには管理組合の許可が必要ですが、許可を得ることは簡単ではありません。電気容量をアップする場合も、建物全体の電気容量が決められているため、管理規約によって管理組合の許可が必要となっていることが多いです。

窓に設置するウインド型エアコンの設置も窓の外見に関わり、外廊下側へ設置すると廊下の有効幅が狭くなるため、管理組合で認められない可能性があります。

まとめ

エアコンが設置できるようにつくられていない部屋に、後からエアコンを取り付けるのは難しいケースもあります。中古マンションを購入してリノベーションするときには、エアコンの取り付けについても考慮して物件を選びましょう。

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