1. TOP
  2. RENOSY マガジン
  3. 特集
  4. これから住むならどちら?「二子玉川VSたまプラーザ」。駅力、駅前施設、自然などをテーマ別に比較

作成日: 2018.08.09

これから住むならどちら?「二子玉川VSたまプラーザ」。駅力、駅前施設、自然などをテーマ別に比較

これから住むならどちら?「二子玉川VSたまプラーザ」。駅力、駅前施設、自然などをテーマ別に比較

「二子玉川」と「たまプラーザ」は、どちらも東急田園都市線の沿線にあり、ファミリーに人気の街です。両駅ともに住人の満足度が高く特徴も似ています。例えば、急行が止まるのでアクセス便利、駅前のショッピング施設が充実、自然が豊かで子育てしやすいなど……。これらを具体的に比べることで、それぞれの街の魅力を浮き彫りにします。

渋谷までの所要時間は7分差。これを大きいと見るか?

まずは、 都心へのアクセスのしやすさで比べてみます。渋谷からの駅数でいうと、二子玉川は急行で2駅目、たまプラーザは急行で5駅目になります。所要時間では渋谷から二子玉川まで最短約14分、たまプラーザまで約21分です。この7分差を大きいとみるか、あまり変わらないと考えるかは人それぞれでしょう。

大きな違いは住所です。二子玉川は東京都世田谷区、たまプラーザは神奈川県横浜市です。「東京に住みたい」「横浜に住みたい」といったこだわりを持つ方にとっては、大きな違いといえます。

乗降客数の平均や前年比伸び率では二子玉川がやや優勢

駅の利用者数でいうと、二子玉川が少しだけ上回っています。一日あたりの平均乗降客数は、二子玉川が102,621人、たまプラーザが83,397人です。平均乗降客数の伸び率では、二子玉川の前年比1.7%増に対して、たまプラーザの1.1%増です。
引用:2017年度乗降人員|東急電鉄データ

道路の利用状況ではどちらも「週末や時間帯によって渋滞する」という地元住人の口コミが目立ちます。加えて、どちらの駅も比較的近くを東名高速道路が走っていて、遠方へのお出かけには便利です。

「ショッピング施設が充実している」その中身は?

写真:PIXTA

駅前の環境は両駅共に「おしゃれでショッピング施設が充実している」と表現されることが多いですが、具体的な施設を見てみましょう。

二子玉川には駅直結の「二子玉川ライズ」があります。これはショッピングセンター、高層ビル、オフィスが一体となった大型複合施設です。ライフスタイルを提案する家電店「蔦屋家電」、たくさんの工具を手軽に試せる「DIYファクトリー」など話題性の高いショップが数多く集まっています。合わせて、百貨店の高島屋などもあるため、二子玉川以外の町に出なくてもたいていのものは揃いそうです。

たまプラーザ駅前の大型施設「たまプラーザテラス」は、東急百貨店、スーパー、100以上の専門店から構成されています。ファッション系も充実しており、SHIPS、BEAMS、トゥモローランドなどのセレクトショップも網羅されています。

二子玉川、たまプラーザどちらも駅前施設が充実していて、甲乙つけがたい内容です。規模感のみで比べると、二子玉川の方が優勢です。

川が好きなら「二子玉川」、森が好きなら「たまプラーザ」

両者共に「自然豊かなロケーション」といわれることが多いですが、具体的な環境はかなり違います。開放的な水辺の自然が好きな方は「二子玉川」、心安らぐ緑が好きな方は「たまプラーザ」との相性がよいでしょう。

二子玉川は駅近くに多摩川が流れていて、河川敷に豊かな自然が広がっています。中でも駅から徒歩5分の「兵庫島公園」は芝生が美しく、水遊びに最適な人気スポットです。

たまプラーザ駅近くの「宮前美しの森公園」は、雑木林になっている豊かな緑のスポットです。ホタル、ドジョウ、トンボなどたくさんの生物も見られます。

賃料と中古マンション価格を比べてみるとこんな結果に

魅力的な2つのスポットですが、デメリットを挙げるとすれば、二子玉川は外部から遊びに来る方も多いので混み合う時間帯が多いです。また、たまプラーザは丘陵地帯を整備してできた住宅街なので坂が多いです。

最後に、賃料と中古マンション価格を比較してみます。これは明確な差があり、渋谷駅に近い分、二子玉川の方が割高になっています。

〈m2当たりの賃料比較〉

  • 二子玉川:3,147円
  • たまプラーザ:2,136円

出所:RENOSY調べ(2017年賃料の平米単価の中央値)

〈m2当たりの売買単価比較〉

  • 二子玉川:83.9万円
  • たまプラーザ:52.7万円

出所:RENOSY調べ(2017年売買価格の平米単価の中央値)

モダンスタンダードで「二子玉川駅」周辺のマンションを見てみる

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

関連キーワード

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

Facebook Twitter Instagram LINE Mail magazine LINE