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作成日: 2021.02.04

不動産投資で変わったこと:知らない人から手紙が来るようになった!

不動産投資で変わったこと:知らない人から手紙が来るようになった!

不動産投資を始めて数年たちました。家賃入金日にワクワクしていたテンションも落ち着き、入退去の動きもここ1年くらいは落ち着いています。コロナで家にいる時間が長くなり、部屋をスッキリさせたくなったので、溜まり続ける「不動産売却のお誘いの手紙」を振り返ってみました。

見知らぬ会社から初めて手紙が届いたときの衝撃

DMは、不動産投資を始めて半年くらいたった頃からポストに入るようになりました。最初に届いたのはハガキでした。圧着式で、ペリペリと開くと、左上に固有のマンション名が太字で印字されていて、そのマンション名は私の所有する物件です。中身は「マンションを買いたい人がいます」という内容で、ハガキの宛先には、間違いなく私の名前も書いてあります。

清水清水

え、なんで……

私がこの物件を持っていることを、なんでこの会社(誰!?)は知っているの……!!!!!!

このとき私は不動産投資に無知だったので、けっこうな衝撃が走りました。「オフィシャルになるはずのない情報が第三者に漏れたのか?」「秘密を知られてしまったのか!」と、あらぬ疑いを持ってしまいそうになりましたが、RENOSYのNo.1セールスを紹介してくれた友人に話したところ

友人友人

オーナーになると来るらしいですね

と、冷静な反応が返ってきました。

友人と話したことで、不動産所有者の情報というのは、誰でも知ることができる情報なのだということを知りました。

清水清水

登記という便利すぎるシステムがあるんだ知らなかった。でも個人オーナーとしては恐ろしいな……

と、最初にこのハガキを受け取ったこの時は、しばらく動揺していました。

関連リンク:
【不動産投資をやってみた】体験レポート(第1−2話)

定期的に届き始める

同じ会社から、ハガキは2回続けて来ました。2物件を所有しているのですが、需要があるのは1件の方のようです。

そのうち、別の会社からも手紙が来るようになりました。2社目の会社は分厚めの封筒で、不動産業界の状況を解説してくれるレポートまで入っていました。「すごい! 勉強になるお手紙つき!」と、その会社から手紙が来ると、一通り内容を読むようになりました。「古くなった家はリフォームをして価値を高めよう」と書いてある回などもありました。

不動産に詳しくなくても名前は聞いたことがあるであろう会社からも、立派なダイレクトメールが届くようになりました。CMに起用されているタレントさんが印刷された回もあり、「大きな会社はお手紙も立派だな」と思いました。

凝った封筒で届いたダイレクトメール
凝ったお手紙きた!と感動した封筒

最初は所有物件の1件に需要があるのかと思っていたのですが、「買いたい(私に売却してほしい)物件」は会社ごとに違うようで、どちらの物件に対してもオファーが来るようになりました。

いろんなスタイルの手紙が届く

各社からの手紙を受け取っていると、だんだん感覚も慣れてくるのか、驚きは減っていきました。それでも初めて見る社名だと、どんな会社かと気にはなり、一通り確認しています。

同じ社名で同じスタイルの手紙に対しては、「あ、ここね」と、すでに見知った情報として、封を開けずにそのまま部屋の隅にある「DMストック袋」へ直行していきます。

だからなのか、同じ会社でもときどき形を変えてお手紙が届くときもあります。形が違うと、とりあえず気にはなります。

いまのところ、DMの見た目の種類としては主に

  • 郵便局の官製はがき
  • 圧着はがき
  • 中に手紙が入った封筒(長形3号)(封筒はカラフルと茶バージョン)
  • 同封物のやや多い封筒(長形3号)
  • 圧着式のA4サイズの封筒(角形2号)
  • 同封物の多い封筒(角形2号)

に分類できます。

中身は、個別のマンションに対する売却価格の提示ほか、売却実績などの情報、売却の仲介手数料が安くなるキャンペーン情報や、不動産の管理サービスもやっていますという「売却とは別の方向の情報」なども一緒に送られてきます。返信用の封筒が同封されていることもあります。

いつも同じ圧着ハガキが届く会社もあれば、大小サイズの異なる封筒で届く会社、担当者の名刺が入った手作り感あふれるスタイルの会社から、厚紙の立派なパンフレット入りの会社まで、いろいろです。

私の買ったマンションではない別のマンション名で提案を送ってくる会社もあり、見慣れない情報が書いてあるときには「え?」っと目が留まります。

コロナが流行りだしてからは、「不動産市場はこれからどうなるのか」という予測情報が入りだしたりと、その時々で変化があります。

今回振り返って、以前は数カ月に一度という高頻度で来ていたのに、送られてこなくなった会社もあることに気づきました。

個人名で来た! このパターンもあるのか

ある日、知らない人の名前が差出人に書かれた手紙が届きました。封筒の文字は、宛先と差出人のどちらも印字されています。まったく心当たりがなく、特徴のないシンプルすぎる封筒です。

おそるおそる手紙を開けると、

知らない差出人

あなたの○○を○○円で購入したい人がいます

という、いつもの内容でした。

会社名を明記せず、担当者名で送るパターンもあるのか!と新たな発見をしました。

大小さまざまな会社があることを知った

またあるときは、不動産オーナーの同僚と、売却のお誘いDMが来ることが話題になったことがありました。その会話の中で、同僚には届いていて私には来たことがない、名前を聞いたら多くの人が知っていそうな大手の会社もあることがわかりました。

※GA technologies社員には不動産オーナーが大勢います

一口に「不動産会社」といっても、新築のマンション販売から中古不動産の売買仲介まで幅広く手がける会社から、不動産会社向けに物件を販売することを専門とする会社まで、さまざまな会社が存在するんだということも、受け取る手紙からわかるようになりました。

3年あまりでたまったダイレクトメールの束
これらを処分したら部屋がだいぶスッキリします

数えたところ、3年と少々の間で、手元に残っているもので70通14社ほどから手紙を受け取っていました。所有2物件に対して14社なので、世の中にはいかに多くの企業が存在するのかと、勉強になります。

いろんな楽しみ方もできます

季節の切手が貼られたダイレクトメール
お年賀もいただきました

去年の後半あたりから、季節の切手が貼られた手紙が届くようになり、「この切手かわいいな」などと、つい目に留まるように工夫された封書が登場しました。DMを送る側の試行錯誤が感じられる、最近のトレンドかもしれません。

各社DMで相場もわかるかも

売却はいまのところ考えていませんし、なにかあってもまずは管理をお願いしているRENOSYに相談かなと思っています。それでも、DMを開いて「あ、この前は1,000万円台後半だったのに2,000万円台を超えた!」と、テンションがあがるときもあります。

今回、これらの手紙を処分しようと振り返ったのですが、提案される売却価格をメモし続けていたら売り時がわかるかもしれないと思うと、もう少しまだ取っておこうかなと、すぐには捨てられなくなりました。捨てる前に提示価格の記録はどこかにメモしてから捨てようと思います。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

清水まゆみ 宅地建物取引士

RENOSY マガジンスタッフです。 2017年から区分の不動産投資を始めました。現在は1物件の管理組合理事長を経験中。体験談を語っています。 【不動産投資をやってみた】体験レポート

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