1. TOP
  2. RENOSY マガジン
  3. 売る
  4. マンション売却したいのに売れない。原因はこれだ!

作成日: 2020.08.28

マンション売却したいのに売れない。原因はこれだ!

マンション売却したいのに売れない。原因はこれだ!

マンションを売り出しているものの、なかなか買い手が見つからないケースも少なくありません。所有するマンションがスムーズに売れない場合、いくつかの原因が考えられます。今回はその理由と対処方法についてご紹介します。

マンションを売却したいのに売れない4つの理由

マンション売却には、さまざまなステップがあります。実際すぐに買い手が見つかったとしても、契約締結した後、物件の引き渡しをするまでにはある程度の時間がかかります。順調に進んでも3カ月から半年くらいはかかる売却なので、なかなか買い手が見つからないと、気持ちばかり焦ってしまいがちですが、マンションの売却がなかなか進まないとき、考えられる理由はいくつかあります。

1. 周辺マンションの相場よりも高い

マンション売却が決まる最大のポイントとなるのはやはり価格でしょう。売り出し価格が相場よりも高い場合、購入希望者は集まりにくくなります。まずは相場と比較し、現在の売り出し価格が割高ではないかを確認してみましょう。

価格の妥当性を確認する方法として、不動産の検索サイトの活用が挙げられます。エリア、最寄り駅からの距離、周辺環境、専有面積築年数、間取りなどを選択し、所有するマンションと似た条件の物件が絞り、目安となる相場を把握しましょう。

また同じような条件のマンションが売りに出されていないか、定期的に確認する方法も有効です。もしその物件が検索サイトに長期間掲載されており、さらには値下げなどがされているのであれば、同条件では売りにくいと判断できます。

反対に、短期間で掲載情報がなくなっていたら、人気があって売れてしまった可能性が高いでしょう。つまり高めに価格を設定することも可能かもしれません。

2. 同じマンション内で別の部屋が売り出されている

検索サイトを見るときに合わせて確認しておきたいのが、同じマンション内で他に売り出されている部屋がないかということ。同じマンションで複数の部屋が売り出されていると、購入検討者はそれぞれの部屋を比較します。

もし同様の間取りならば、売り出し価格が安い方を優先的に検討するものです。同じマンション内の売り出し物件がないか、まずは確認してみてください。

3. 広告の内容や宣伝方法に改善の余地がある

売り出しを開始してしばらくしても内覧の件数が少ないのであれば、広告や宣伝の手法があまり良くないのかもしれません。

マンション購入を検討している人の多くは、インターネットで希望の条件に合う物件を探します。たとえばネットに掲載した写真が暗かったり、気になる設備の写真がなかったり、全体として写真の点数が十分でなかったりすると購入候補から外してしまう場合もあります。 

売却活動を依頼している不動産会社に、広告をどこに出しているか聞いてみましょう。

4. 内覧の印象が悪い

内覧に来る購入検討者はいるのに、なかなか契約につながらないこともあるでしょう。その場合、内覧時の印象が良くなかったかもしれません。部屋の状態だけでなく、売主とのコミュニケーションも印象を左右します。

内覧では、質問や疑問をできるだけ解消するように心がけ、コミュニケーションをとるようにしましょう。

マンション売却を成功させるには?

売却につながらない原因を把握したうえで、売却に向けてどのような工夫ができるか考えてみましょう。

1. 価格を再検証する

やはり、売り出し価格の見直しが重要です。もちろん、むやみに安売りする必要はありません。ただし、少し強気の価格設定をしていたり、値下げ交渉を見越して高めに設定していたりということはありませんか? 

不動産売買市場の相場が下落傾向にあるという場合もあり得ます。改めて現在の相場に見合っているか検証してみてください。

2. 内覧の印象が良くなるよう工夫する

内覧のときは部屋を整頓し、掃除もきちんとしておきましょう。特にキッチンや浴室のような水回りは、生活感が出てしまうものです。プロにクリーニングを依頼するという手もあります。

また、設備を確認するために、普段は見られることがないような場所もチェックされることがあります。目につくところだけでなく、部屋全体を入念に片付けておくと安心です。

どうしてもマンションが売れない場合はどうする?

できる限り可能な策はとってみたものの、それでも売却の目処が立たない......そんなときは一体どうしたら良いのでしょうか。

思うように売却が進まない場合、大きく方向転換してみることを視野に入れても良いかもしれません。

1. 不動産会社を変更する

不動産会社の担当者と売り主の間で、マンション売却の方針や考え方が合っていない部分があるかもしれません。また、依頼した不動産会社がマンションより戸建ての売却や賃貸や別の地域が得意な会社だったという場合もあります。

不動産会社との媒介契約は3カ月ごとであることが一般的です。不動産会社を変更すると、違う視点から新しいアドバイスが得られるなど、売却が進む可能性もあるでしょう。同じ不動産会社で担当者を変更してもらうという選択肢もあります。

2. 売却する時期を見直す

どうしてもマンションが売れない場合、もしかすると時期が悪いのかもしれません。売却時期を後ろにずらせないか考えてみるのもひとつの手です。

マンションの売買取引が多く成約する時期は春と秋です。時期の調整が可能ならば、そのタイミングまで待ってみましょう。季節とは別に、不動産市場が停滞している時期に当たっている可能性もあります。また、時期を見直せないようなら、賃貸に出すことも視野に入れても良いかもしれません。

まとめ

マンションが売れない原因を把握すれば、適切な対策を打つことは決して難しくはありません。原因はひとつとは限らないものです。まずは冷静かつ客観的に原因を探ってみましょう。心当たりをひとつずつ改善し、マンション売却を成功させましょう。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

FOLLOW US最新のお役立ち情報や
お得なキャンペーン配信中!

最新のお役立ち情報やお得なキャンペーン配信中 LINE 友達登録する友だち登録
JPX 東証グロース上場

RENOSYは東証グロース上場企業である
株式会社GA technologiesが運営しています。

Facebook Twitter Instagram LINE Mail magazine LINE