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作成日: 2020.08.28

マンション売却するなら内覧も重要!おさえるべきポイントは?

マンション売却するなら内覧も重要!おさえるべきポイントは?

マンションの売却において、内覧は大切な要素のひとつ。購入を検討している内覧者は部屋の中を見ることで、購入するか否か判断できるようになります。売主にとって、内覧は売却するための絶好の機会と言えるでしょう。とはいえ、内覧のときに何に気をつけるべきかわからないという売主も多いかもしれません。今回は、内覧のポイントや注意点についてご紹介します。

マンション売却では内覧の対応も重要

内覧希望者は、事前に立地や価格、間取りなどのデータを見て購入を前向きに検討しています。気になる物件だからこそ、内覧を希望しているのだと考えられます。

売主としても、できるだけ早くマンションを売却したいので、購入につなげるために、内覧ではできるだけ良い印象をもってもらうことが大切です。事前に部屋を片付けてきれいにしておくことはもちろん、内覧者への対応も重要になってきます。

売主の内覧者に対する気配りや会話のやりとりも印象を左右するものです。円滑なコミュニケーションがとれたら売却のやり取りもスムーズに進むため、内覧では丁寧な対応を心がけましょう。

内覧時におさえておきたい5つのポイント

それでは、内覧時におさえておきたい5つのポイントをそれぞれ詳しくご紹介します。

1. 照明はつけた状態にする

部屋の中が明るいと、それだけで印象はよくなります。内覧時には昼間であってもできるだけ照明をつけて部屋を明るくしておきましょう。明るくすることで、部屋全体が広く見える効果もあります。

内覧前に、照明器具にほこりが積もっていないか、電球が切れていないか、電気はついていても暗くないかなどをチェックしておきましょう。日中の天気が良い日には、カーテンを開けるのも有効です。

2. 換気を行い、室温にも気を配る

当日は部屋の換気を十分に行い、室温調整にも気を配りましょう。これから住むかもしれない部屋がジメッとしていたりすると、快適に過ごせるイメージがもちにくいものです。冷暖房や除湿機などで調整し、過ごしやすい空間を心がけてください。

また、自分ではなかなか気づけないのが部屋全体のにおいです。生活臭を解消するためにも換気は欠かせません。芳香剤など好みが分かれるので避けた方が無難でしょう。天気が良くて暖かい気候の場合は、窓を開けたままにしておくのも手です。

空調設備の確認とともに、カーテンやソファ、クッションなどファブリックの消臭を事前に行なってください。

3. マンションの周辺環境を説明する

内覧では部屋の案内だけでなく、マンションの周辺環境についても説明できるようにしましょう。具体的に伝えることで、より生活のイメージがしやすくなるからです。

内覧者が気になる環境の一例】

  • 最寄りの駅やバス停までの距離や所要時間
  • 近くにスーパーがあるかどうか
  • 役所や図書館などの公共施設について
  • 学校までの距離や所要時間
  • ご近所事情

内覧者の年齢や家族構成によって知りたい情報は変わるので、なるべくその場で答えられるように事前に情報収集をしておくのがおすすめです。きちんと答えることにより、内覧者から売主への信頼度も高まります。

4. 良い面だけでなく、悪い面も伝える

内覧時には良い面だけでなく、悪い面もできるだけ伝えるようにしましょう。メリットやウリになる部分をアピールすることはもちろん大切です。ただ、デメリットはできるだけ見せたくないからといって隠してもその場しのぎになるだけで、のちのち問題になる恐れもあります。売却後にトラブルへと発展しないためにも、注意が必要です。

完璧な部屋というものはなかなか存在しないうえに、重視している住まいの条件は人によっても異なります。たとえば、少し日当たりが悪くても、日中はほとんど家にいない人にとってはさほど気にならないものです。許せる範囲や気にならない部分は人それぞれなので、内覧時に伝えてすり合わせておきましょう。

デメリットをカバーする方法もあれば合わせて伝えられるとよりよいです。たとえば収納が少なくても、近くにレンタルスペースがあることを説明したり、実際に住んでいる売主だからこそ知っている収納テクニックなどがあれば紹介したりするのもプラスの印象を与えられます。

物件に対してネガティブな印象で終わらないよう、伝え方を工夫することがポイントです。

5. 内覧者が見学しやすいように工夫する

内覧者に心ゆくまで見てもらうことも重要なポイントです。内覧者が聞きたいことを聞けなかったとすると、不安が残ったままで終わってしまいます。

自由に内覧してもらうためにも、「売主側は大人数で対応しないようにする」「『疑問があればなんでも聞いてください』などと最初に声をかけておく」といった点を意識しましょう。

少しだけ席を外すのも効果的です。そうすることによって、内覧者も自由に部屋のようすを見やすくなるはずです。

注意しておきたいことは?

内覧にあたって、売主が注意しておくべきポイントもあります。

1. 口約束はしない

たとえば、内覧中に「購入した場合、エアコンはついたままですか?」などと質問される場合があるかもしれません。そのときに、「ついたままにしておきます」と口頭で伝えたとしましょう。しかし、いざ契約する際に内覧で約束したことを忘れてしまい、“言った・言わない”で揉める恐れがあります。

重要なことは口頭でやりとりしないことが肝心です。内覧の場で決めたことがあるならば、内覧後に改めてメールで担当者に確認しておくのがベターでしょう。

2. 不確かなことは伝えない

「近所に大型スーパーができるという話がある」「駅前が改装するらしい」といった、曖昧で不確かな情報は伝えないようにしましょう。急に中止になったり、そもそもただのうわさだったりする可能性もあります。そうなると契約後のトラブルに繋がりかねないので、正確な情報のみ伝えるようにしてください。

まとめ

内覧では、内覧者の疑問を解消させて実際に生活するイメージをもってもらうことが重要です。マイナスに感じていた部分も、実際に内覧してみたら気にならなかったという場合もあります。部屋の印象を良く見せるように意識しながら、売主は内覧者とのコミュニケーションも大切にするようにしましょう。

できるだけ早くマンションを売却するためにも、まずは内覧の際にご紹介したポイントを意識してみてください。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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