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不動産投資

固定資産税はクレジットカード払いがお得!ポイント分を手に入れてお得に支払おう

2019.06.27

この記事を書いた人 長野久志

不動産専門のライターとして活動。元不動産売買仲介業者であり宅地建物取引士。不動産実務の知識と経験を生かした原稿の作成を行っている。主に不動産売買や不動産投資などについて執筆。
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毎年かかる固定資産税、現金払いしていませんか。納付書を持参すれば役所の窓口や銀行・コンビニなどで納税できますが、クレジットカードを使えば自宅で支払いが完了できてポイントももらえるのです。「固定資産って現金以外の支払い方法があるの?」そんな疑問にお答えします!ここでは、固定資産税など地方税のクレジットカード払いの可否についてやメリットなどをご紹介します。

固定資産税の支払いにクレジットカードは使える

 土地や建物などの不動産を所有していると毎年課税される固定資産税ですが、クレジットカード払いができるのをご存知でしょうか?

通常、固定資産税の支払い方法は納付書での現金払いか銀行の口座振替ですが、平成28年度の税制改正(平成29年1月4日施行)によってクレジットカードでの支払いが可能になりました。

これまでにも自動車税など地方税のクレジットカード払いは可能な自治体がありましたが、平成29年1月4日から固定資産税や都市計画税にも拡大されました。ただし、自治体によっては固定資産税のクレジットカード払いが対応していないところもあります。対象の不動産が所在している自治体に前もって確認をしておきましょう。

固定資産税は、納付書による全額一括払いか4期での分割払いが可能ですが、分割払いとはいえ1期ごとの金額はそれなりに大きいのではないでしょうか。クレジットカード払いなら、支払いのタイミングをずらすことができます。実際に銀行口座から引き落とされるタイミングは、クレジットカード会社が決めた期日だからです。

多くのクレジットカード会社は「月末締めの翌月末払い」がほとんどなので、固定資産税をクレジットカードで支払ったとしても実際に現金が出ていくのは「翌月末」です。固定資産税を現金ではなくクレジットカードで支払うことによって支出のタイミングを1ヵ月後にずらすことでき、「家計の管理がしやすくなる」というメリットがあります。

クレジットカードで納付できる税金

クレジットカード払いが可能な税金を一覧にまとめました。

国税

  1. 所得税
  2. 消費税
  3. 法人税
  4. 贈与税
  5. 相続税
  6. 登録免許税
  7. 印紙税など

地方税

  1. 固定資産税・都市計画税
  2. 固定資産税(償却資産)
  3. 自動車税
  4. 個人事業税
  5. 不動産取得税など

(東京23区の場合)

普段の生活で課税される税金は、だいたいクレジットカードでの支払いが可能になっていますね。

なお新しいキャッシュレス決済として、LINE Payアプリで特別区民税・都民税(普通徴収)が支払える自治体も登場してきました(例:東京都渋谷区)。

不動産関連の税金

上の一覧の中にもありますが、不動産を購入して所有すると以下のような税金がかかります。

  • 不動産取得税
  • 固定資産税
  • 都市計画税

不動産取得税とは、その名の通り土地・建物を購入(取得)すると課税される地方税です。購入してから数ヶ月後に納税通知書が送付されてくるため、ちょっと忘れかけていたころに届きます。

固定資産税は、毎年1月1日の時点で対象の不動産を所有している人に対して課税される税金です。例えば5月に不動産売買によって所有者が買主に変わった場合でも、1月1日に所有していた売主に対して固定資産税が課税されることになります。

都市計画税は、都市計画区域内にある土地・建物が課税対象となり、固定資産税と同様に毎年1月1日時点の所有者に対して課税されます。固定資産税とまとめて納税通知書が送られてきます。

これらの納税で注意したいポイントがあります。クレジットカードで支払える金額には上限があります。クレジットカードで納付できるのは、税額100万円未満の納税通知書・納付書のみです。

クレジットカード払いのメリット

固定資産税は、現金払いよりもクレジットカードで支払うほうがお得になる場合が多いです。前述の通り、納税した日に現金が出ていくのではなくクレジットカード会社の支払日に引き落としされる、というメリットがありますね。他のメリットとしては以下のようなものがあります。

  • ポイントが貯められる
  • 4期ではなく、さらに分割払いが可能
  • 自宅から簡単に払える

手数料より付与されるポイントのほうが多くなるケースがある

クレジットカードで支払いをすると、支払った金額に対してポイントが付与されます。クレジットカード会社によって付与されるポイント率が異なり、100円につき1ポイント1000円につき1ポイントなど様々です。いま使っているクレジットカードがいくらの支払いで何ポイント貯まるのかチェックしておきましょう。

また、クレジットカード会社によっては税金の支払いに対してはポイントがつかない場合もあるので、支払い種別についても事前に確認しましょう。

クレジットカード払いはポイントが貯まるのでお得ですが、一方で決済手数料がかかります。決済手数料は税額10,000万円につき73円が加算されるため、例えば固定資産税の納税額が20,000円の場合は146円(消費税込157円)の手数料がかかることになるのです。

それでも、20,000円のクレジットカード払いによって200ポイント(200円相当)が貰えたら手数料との差額分54円がお得になります。

東京都23区での決済手数料は以下の通りです。

税額 決済手数料
1円〜10,000円 73円(消費税込78円)
10,001円〜20,000円 146円(消費税込157円)
20,001円〜30,000円 219円(消費税込236円)
30,001円〜40,000円 292円(消費税込315円)
40,001円〜50,000円 365円(消費税込394円)

※以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(消費税別)が加算されます。

参考: 公式・都税クレジットカードお支払いサイト

ちなみに、市区町村の役所窓口やコンビニで現金払いした場合や、銀行の口座振替払いであれば決済手数料はかかりません。

分割払いができる

固定資産税の納付書は、一括でまとめて支払うか4期に分けて払えうかが選べます。2パターンの納付書が同封されています。

つまり現金払いの場合でも4回に分けて支払うことができますが、1期ごとにクレジットカードでリボ払いにすると、さらに分割して支払うことが可能です。

リボ払いの手数料はかかりますが、支払いがかなり細かくなってしまいますが、リボ払によって一定の金額ずつ支払うことで支出の管理がしやすくなります。

クレジットカードで納税する方法

具体的に固定資産税をどうやってクレジットカードで支払うのか見ていきましょう。大きく分けて2通りあります。

Yahoo!公金支払いを利用する

Yahoo!JAPANのwebサイトから 「Yahoo!公金支払い」 を使えば自宅から簡単に地方税の支払いができます。

取り扱っている税目は以下の通りです。

  • 固定資産税
  • 住民税
  • 自動車税
  • 不動産取得税
  • 国民健康保険
  • 介護保険
  • ふるさと納税
  • 水道料金
  • ガス料金など

参考: 「Yahoo!公金支払い」

クレジットカードのポイントに加えて、Tポイントも貰えるという特典付き。普通に税金を現金払いするよりもクレジットカード払いのほうがポイント分のメリットがあります。また、固定資産税だけでなく、ふるさと納税もクレジットカード払いが可能です。

ふるさと納税は、都道府県や市区町村へ寄付した額が翌年度の所得税・住民税から控除され、さらに寄付をしたところからお礼として地域の特産品などが貰えます。ふるさと納税をクレジットカード払いにしておけば、「1. 所得税・住民税の控除」「2. 返礼品が貰える」「3. ポイント付与」といった3つのメリットがあります。

また、寄付をしたい自治体を選ぶことができ、事前に返礼品としてどんな特産品が貰えるのかを確認してから決めるなど自由度が高いのも特徴です(※ふるさと納税は、寄付をした金額の内、2,000円を除いた額が控除されます)。

自治体のWebサイトから支払う

各都道府県や市区町村などが運営する専用のサイトからもクレジットカード払いが行えます。地方税のクレジットカード払いはまだ全ての自治体が対応できているわけではありません。それぞれ市区町村のwebサイトを確認してみて、地方税に関するクレジットカード払いの記載がなければ電話やメールで問い合わせてみましょう。

対応している自治体であれば、専用のサイトから税目を選んでクレジットカードで納税することができます。

東京都での支払い方法

東京都であれば、 「都税クレジットカードお支払いサイト」 という専用サイトがあります。

東京都から委託を受けたトヨタファイナンス(株)が運営しているのでセキュリティ面も安心です。税目としては以下の通りです。

  • 固定資産税・都市計画税(23区内のみ)
  •  固定資産税(償却資産)(23区内のみ)
  •  不動産取得税
  • 自動車税
  • 個人事業税など 

主要な地方税の支払いが行えます。なお、すでに銀行の口座振替を設定している場合はクレジットカード払いができませんのでご注意ください。納付期限は市区町村によって異なるので早めにチェックしておきましょう。

クレジットカード払いのデメリットとしては、領収書が発行されないことです。納税証明書の交付を申請することはできますが時間がかかってしまうのでご注意ください。

コンビニとクレジットカードのポイント両取りでお得に納税する方法

電子マネーを利用されたことはあるでしょうか?電子マネーには「nanaco」や「楽天Edy」などがありますが、これらの電子マネーで支払いをすると支払い額に応じてポイントが貰えます。例えば固定資産税の納付書をコンビニに持参して電子マネーで納税すればそのポイントがゲットできる、という仕組みです。

コンビニでの地方税の支払いは現金払いが原則なのですが、セブンイレブンでnanacoを使えば、クレジットカードでの支払いが可能になります。もうお判りでしょうか。電子マネーにお金をチャージするときはクレジットカードが使えるので、予めnanacoに固定資産税の納税額と同じ分をチャージしておけば良いのです(※注意点として、「セブンイレブン×nanaco」の組み合わせであればコンビニで固定資産税が電子マネー払いできますが、楽天Edyなどの他の電子マネーでは公共料金を含む支払いができません)。

また、コンビニでnanaco払いした場合は決済手数料もかかりません。あくまでも「電子マネー払い」の取り扱いになるからです。手数料がかかることなくポイントが貰えるので、そのまま現金払いやクレジットカード払いをするよりも大きなメリットとなります。

ただし、電子マネーとクレジットカードの両方にポイントが付くかというと、必ずしもそうではありません。クレジットカード会社によっては、電子マネーへのチャージはポイントがつかない場合があります。クレジットカード会社ごとに条件が違うので、お使いの電子マネーとクレジットカードを確認しておきましょう。

いまのところnanacoへのチャージでポイントが貰えるクレジットカードは以下のようなものがあります。

  • リクルートカード(VISA・JCB・MasterCard)=還元率1.2%
  • セブンカード・プラス=還元率0.5%
  • Yahoo! JAPANカード(VISA・JCB・Mastercard)=還元率0.5%
  • ファミマTカード=還元率0.5%

リクルートカードが一番ポイント還元率はよいのですが、「カード1枚につき30,000円までの利用」という利用制限が設けられています。つまり、30,001円以上のnanacoチャージに対してはポイントが貰えません。固定資産税やその他の公共料金などを支払う際にはご注意ください。

まとめ

固定資産税を納税するときは、銀行やコンビニで現金払いをするよりもクレジットカード払いのほうがおすすめです。決済手数料は掛かりますが、ポイントが貯まり、分割払いにしたり、支出のタイミングを遅らせることもできます。

さらにメリットとして大きいのは、セブンイレブンに固定資産税の納付書を持参してnanacoで支払うという方法。nanacoにクレジットカードでチャージを行うことで、クレジットカードのポイントが貯まります。チャージしたnanacoで固定資産税を支払えば決済手数料も掛からず、事実上クレジットカード払いが可能になります。

固定資産税は不動産を持っていると毎年課税されるものなので、賢くポイントを貯めながら納税するようにしてはいかがでしょうか。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

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