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公開日: 2019.02.13 更新日: 2020.01.22

確定申告のID・パスワード方式の申告届出をしてきた

確定申告のID・パスワード方式の申告届出をしてきた

ICカードリーダライタやマイナンバーカードを使わないで、「ID・パスワード方式」という方式(マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な方式とのこと)で確定申告が出来ることをご存知でしょうか。今回は、事前の届出をしてきました。

確定申告のID・パスワード方式とは

ID・パスワード方式は、 2019年の1月からスタートした方式  です。自宅からネットで確定申告ができるようになる便利な方法です(詳しくは国税庁の「e-Tax利用の簡便化についてよくある質問 」をご覧ください)。

これまではe-Taxは専用のカードリーダーが必要の上に、通知カードでなくマイナンバーカードも必要でした。そのため、郵送か直接税務署に行くものと思っているかたも多いようですが、IDとパスワードだけで家から申告できるようになり、楽になります。

ID・パスワード方式を利用するには事前の届け出が必要

ID・パスワード方式で申告するためには、一度は事前に届け出る必要があります。届出の際には本人確認が必要なので、免許証を持って渋谷税務署に行ってきました。

初めての確定申告だった去年は会社から歩いて行きましたが( 去年の様子はこちら )、今回は公共機関を使って行きました。

1年前はスコンと空いていたのに、パルコの建物が絶賛工事中でした!この日は曇りで寒かったです。
出来立てホヤホヤ渋谷区役所のサイン

渋谷区役所周辺の工事はまだ完全には終わっていませんでした。新しい庁舎はこっちだよ、というサインに戸惑いながら歩きます。渋谷税務署の位置は変わらないはず…

ありましたー!

前と同じ場所にありました。さっそく入って行きます。

なんと、去年は入り口を入るとすぐ係の人が待ち構えていて、申告ができたのですが、去年申告を受け付ける場所だったところ、通常は…

エレベーターへの通路でした!

通路だということがわかりました。

この日はまだ確定申告の受付期間もはじまってないので、訪れる人もまばらでした。エレベータ前の空間も空いていました。

ID・パスワード方式の登録

各種申請する場所は2階。エレベータを降りると、銀行や郵便局と同じような受付画面がありました。係の人に教えてもらって「ID・パスワード方式」申告ボタンを押します。

2人目の受付

番号を呼ばれたので、係の人に、家に届いた「確定申告のおしらせ」ハガキを見せました。

係の人が中面をチェックして、「利用者識別番号を取得していないので、登録しましょう」と名前や住所などの記入を促されます。パソコン画面に入力します。

利用者識別番号が取得前でした

画面への入力が、2、3ページ進んだところで、「パスワードの設定」と「秘密の質問と回答」を自分で設定します。

係の人は一度に複数の人を相手にしていたので、私の画面を見てくれるまでほんのちょっとだけ待ちます。

登録はカンタンでした

登録が完了したことを確認してもらい、最後に「印刷」してもらい、その紙を受け取って終了。待ち時間から30分もかからないくらいでした。

印刷された重要書類

この重要書類に記載された「利用者識別番号」と「暗証番号」を使って、ネットから確定申告(もしくは還付申告)ができるようになるようです。

まだ、申告のために必要な書類を揃え始めていないので、これから作業して、3月15日の締め切りまでに申告します。

税務署にあった「振替納税申告書」ももらってきました。

固定資産税の自動引き落としの設定は去年済ませたので、国におさめる税金のやりとりについても、振込先を登録しておこうと思います。納める方も還付も、この登録で準備完了です。

確定申告に必要な事前登録手続きはすませたので、来年以降は家の中で確定申告が完了します!出かけずに申告できるというのは、気持ち的にだいぶ楽になるだろうなと思います。

一瞬、スマホでも申告できる!?と思ったのですが、調べてみると不動産の収入がある場合はパソコンでしか申請できないようでした。スマホで申請できるようになったら、場所も選ばずどこでも申請作業ができるのでより楽になりますね、試してみたいです。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

清水まゆみ 宅地建物取引士・管理業務主任者

RENOSY マガジンスタッフです。 2017年から区分の不動産投資を始めました。現在は1物件の管理組合理事長を経験中。体験談を語っています。 【不動産投資をやってみた】体験レポート

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