なぜ投資のプロは米国株を選ぶ? 登録者数78万人超のYouTuber小林亮平氏の「黄金ポートフォリオ」全公開!
「新NISA、始めてみたけど結局何を買えばいいの?」「全世界か、米国株か……みんなが良いって言うけど、正直決め手に欠ける」 そんな投資の「迷子」になっていませんか?
今回は、チャンネル登録者数78万人超を誇る資産運用系YouTuber・小林亮平さんが登場。元銀行員のプロが「なぜ米国株なのか?」を徹底解説します。 リアルなポートフォリオから、あなたの投資のヒントを見つけてください!
小林亮平さんに学ぶ、資産形成の哲学
情報が溢れる今、投資の選択肢は豊富にあります。 たとえば株式投資なら「全世界株式か、米国株式か」という問いに、多くの投資家が悩まれているかもしれません。
そんな時、道しるべになるのが、明確な哲学を持って資産を築いているプロの考え方。
今回お話を伺った小林亮平さんは、元三菱UFJ銀行の銀行員という経歴を持つ、まさに「お金のプロ」。 彼のリアルなポートフォリオと、その裏側にあるロジックは、私たちの投資の軸を定める大きなヒントになるはずです。
小林流「負けない投資」の秘訣
全公開!これが小林亮平の「黄金ポートフォリオ」
早速、小林さんの現在のポートフォリオを見せていただきました。 その内訳が、こちらです!
- 現金:50%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):20%
- 米国高配当株ETF(VYM):20%
- 個別株(NVIDIA):10%
驚くのは、資産の半分を「現金」で保有していること。「リスクを取りすぎない、慎重なスタイルなんです」と小林さんは語ります。 常に現金を半分持っておくことで、相場が荒れた時でも慌てずに「追加で投資しようかな」と冷静に判断できる。 この精神的な余裕こそが、小林流「負けない投資」の秘訣なのです。
小林亮平が「米国株100%」にこだわる納得の理由ベスト3
ポートフォリオの投資先は、ほぼ100%米国株。 そこまで米国にこだわる理由はーー? ランキング形式で伺いました。
第3位:人口が増え続ける「貴重な先進国」だから
- 少子高齢化が進む日本にいると忘れがちですが、世界を見ても多くの先進国が人口減少に悩んでいます。
- そんな中、米国は移民の受け入れにより、今後も人口が増え続けると予測される「唯一無二」の存在。
- 「人口が増える → 経済が成長する → 株価が上昇する」 このシンプルな成長ストーリーが、米国株の強固な土台となっているのです。
第2位:世界を制する「ハイテク株の牙城」だから
- Google、Amazon、Apple、Microsoft、NVIDIA……。 私たちの生活は、もはや米国のハイテク企業なしでは成り立ちません。彼らは世界のITインフラを押さえる「巨大なインフラ企業」とも言えます。
- さらに、米国にはイノベーションを生み出す文化が根付いています。 今の巨大企業が衰退しても、また新たなスター企業が生まれる期待感が常にあるのです。
第1位:「歴史」が証明する最強の投資先だから
- 米国の代表的な株価指数S&P500は、過去150年間、何度も暴落を乗り越え、そのたびに最高値を更新し続けてきました。
- これは、米国が株主を裏切ることが許されない「投資が根付いている国」だからこそ。
- ちなみに、大人気の「全世界株式(オルカン)」でさえ、その中身の約6割は米国株。 結局、世界の投資の中心は米国なんですね。
なぜ高配当ETFを選ぶなら「VYM」なのか? その魅力ベスト3
「インデックス投資だけだと、なんだか面白くない……」 そんなふうに感じたことはありませんか? 小林さんのポートフォリオで20%を占める高配当株ETF「VYM」。その魅力を深掘りします。
第3位:投資が楽しくなる「定期的な分配金」
- 3カ月に一度、チャリンとお金が入ってくる。この「手触り感」が投資を続けるモチベーションになります。
- 株価が下がっている時も、配当は着実に積み上がっていく。 この安心感が、相場の下落局面で「精神的なクッション」になってくれるのです。
第2位:下落に強い「安定の成熟株」
- VYMを構成するのは、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンのような、歴史ある安定企業が中心です。
- 大きな株価上昇は期待しにくいですが、その分、下落局面に強い「ディフェンシブ」な魅力があります。
第1位:インカムもキャピタルも!「長期での株価上昇」
- 安定しているだけでなく、VYMの株価は長期的に見ればしっかりと右肩上がりに成長しています。
- つまり、「分配金(インカムゲイン)」と「値上がり益(キャピタルゲイン)」の両方を狙える、二つの意味でおいしい銘柄なのです。
あなたの「投資の軸」を見つけるために
小林亮平さんの投資哲学、いかがでしたか? 「なぜ米国なのか」「なぜVYMなのか」……その一つひとつに、明確なシナリオとロジックがありました。
大切なのは、誰かの真似をすることではありません。 小林さんのように、自分が納得できる「投資の軸」を持つことです。 現金比率をどうするか、どんな未来に賭けるのか。 あなたのポートフォリオは、あなた自身の考え方を映す鏡なのです。
情報に振り回されるのではなく、自分の「投資の軸」を持つためのヒントになれば幸いです。
小林さんの丁寧でわかりやすい解説を、ぜひ動画でご覧ください。
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