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作成日: 2017.01.23

マンション購入が生命保険代わりになる?今加入してる保険はどうする?

マンション購入が生命保険代わりになる?今加入してる保険はどうする?

マンションを住宅ローンで購入すると、生命保険の代わりになると言われたことはありませんか? 住宅ローンは多額の借り入れになるため、万が一のことがあったとき、残債が不安になるかと思います。住宅ローンを組む際に加入する「団体信用生命保険」について解説します。生命保険に加入している人は、保険料を見直すこともできそうですよ。

自分が死んだら残債はどうなるの?

将来を考えてマンションを購入したいと思っても、家族で自分以外に収入がない場合は、自分に万が一のことがあった場合を考えて購入を躊躇してしまいますよね。残された家族に住宅ローン残債が降りかかるのであれば、買わない方がよいのではと思ってしまいます。

しかし、住宅ローンを借り入れる場合、金融機関で「団体信用生命保険」への加入が義務付けられています。借主に万が一のことがあった場合には、保険でカバーされるため残ったローンは免除となり、残された家族に残債のないマンションが資産として残ります。

団体生命信用保険とは?

団体信用生命保険は、借主に万が一のことがあった時に、残された家族を残債から守る保険です。

ほとんどの金融機関で、団体信用生命保険の保険料がローン金利に含まれているため、別途に支払う必要はありません。ただし、フラット35を利用する場合は、団体信用生命保険への加入は任意となり、保険料として年に1回特約料の支払いが生じます。

最近では「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」に罹ったときにも保障を受けられる三大疾病保障付き、さらに七大疾病保障付きといった団体信用生命保険も打ち出されています。団体信用生命保険には、年齢や健康状態による加入条件がありますが、一般の生命保険よりは、健康状態の告知などの引受基準は緩やかです。

健康状態の問題で加入できない場合には、基準を緩めて保険料をアップしたワイド団信に加入できるケースがあります。ワイド団信の場合は、金利が0.2~0.3%程度上乗せとなります。

マンションを買うなら生命保険はやめていい?

マンションを購入することで住宅費の心配がなくなるのであれば、今加入している生命保険をやめてもいいのでしょうか?

団体生命保険に加入することで、住宅ローンの返済中に万が一死亡した場合などには、残額の支払いが免除されます。ただし、マンションの場合はこれまで通り、管理費修繕積立金の支払いは発生し続けます。

また、マンションの購入者が世帯収入に対して、どの程度生活費を賄っていたかによって、生命保険で必要となる保障額には違いがあります。マンションを購入後に死亡したときに、住居費から住宅ローンの返済額の支払いがなくなることを踏まえて、生命保険料の見直しをしてみましょう。

住宅ローンを利用してマンションを購入する際には、ローン返済期間中に万が一死亡しても、団体信用生命保険によって残債が免除されます。マンションの購入は、ローン返済額相当の保険代わりとなるメリットもあるのです。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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