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作成日: 2018.07.24

マンションを買うならどちらを選択?部屋数の多い物件VS部屋数の少ない物件

マンションを買うならどちらを選択?部屋数の多い物件VS部屋数の少ない物件

マンション選びのポイントはたくさんありますが、重要なのにあまり話題とならないテーマに「部屋数」があります。例えば、同じ広さのマンションでも、2LDKと3LDKがありますが、間取り図だけで見ていると3LDKの方が住みやすそうに感じるかもしれません。しかし、実際はどうなのでしょうか。今回は、部屋数の多いマンションや、部屋数の少ないマンションのメリット、デメリットを比較してみましょう。

部屋数の違いによるメリットとデメリットを考える

中古マンションを購入するとき、どのような項目をチェックして物件を選んでいますか?チェック項目としては、駅からのアクセスの良さや物件価格、築年数などさまざまありますが、「部屋数」も重要です。インターネットや広告などを見ながら中古マンションを探していると、同じ広さでも部屋数が違う場合があります。

マンションを選ぶときには「部屋数は少ないよりも多い方が良い」、あるいは逆に「部屋数は少ない方がいい」と決めつけるのはNGです。部屋数が多い場合と、少ない場合のメリットとデメリットを把握して自分に合ったマンションを選ぶことが失敗しないコツといえます。はじめに部屋数が多いマンションから考えていきましょう。

部屋数が多いマンションのメリットとデメリット

部屋数が多いマンションのメリットは、それぞれの家族がプライベートを保ちやすいということです。例えば、同じ広さで2LDKと3LDKのマンションがあったとすると、部屋数が1つ多いことから3LDKの方が、それぞれの家族の空間をつくりやすくなります。また、プライバシー重視でなくても、「ここは寝室」「ここは趣味の部屋」といった具合に、部屋ごとの用途を決めることができ、使い勝手が良い傾向です。

部屋数が多いマンションのデメリットは、マンションの広さが同じであれば、部屋数が多いほど1部屋あたりの面積が狭くなってしまいやすいということです。例えば、広々としたリビングでのんびり過ごしたいと思っていても、部屋数が多いと狭いリビングになることもあります。なかには、ひとつひとつの部屋がこぢんまりしているため、圧迫感を感じる方もいるでしょう。

部屋数が少ないマンションのメリットとデメリット

部屋数が少ないマンションのメリットは、ひとつひとつの部屋がゆったりしていることです。また、パーティションで必要に応じて、空間を柔軟に区切ることも出来ますので自由度が高いといえます。「子どもが成長して夫婦だけの生活になったので、部屋数が少なくてもいい」といった状況変化にも対応できるでしょう。

部屋数が少ないデメリットは、パーティションで空間を区切られるとしても、壁のある個室に比べればプライバシーが保ちにくいことです。防音性などで考えてみても、同じ空間で間仕切りした場合と、完全個室では比べものになりません。加えて、広い空間は冷暖房費がかさみやすい傾向です。広い空間を快適に保つには、大きめのエアコンを設置し、ある程度の電気量をかけて使わなくてはなりません。

生活をはじめると、部屋数を増やす大がかりなリフォームは難しい

このように、部屋数が多いマンション、部屋数が少ないマンションには、それぞれメリットとデメリットがあります。そのため、一概にどちらを選んだ方が良いということはできません。大事なことはどちらがあなたにフィットするかです。このときに考えてもらいたいのは、「将来の生活をイメージすること」です。例えば、子どもというテーマで考えた場合でも、「家族が増えそうだから部屋数が必要そうだ」「子どもが独立することを考えて部屋数が少ない方がいい」といった具合に対極の選択肢があります。

とくに注意したいのは、マンションを購入後に「部屋数を増やしたい」と思っても、いったん生活しはじめると、部屋数を増やす大がかりなリフォームは難しいというのが現実です。後悔しないよう熟考して部屋数を選択してください。

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この記事を書いた人

RENOSYマガジン編集部

「不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア」を掲げ、本当にためになる情報の提供を目指すRENOSYマガジン編集部。税理士やファイナンシャルプランナーの人たちと共に、中立・客観的な視点で「不動産とお金」を解説、読んでいる人が自分の意思で選択できるように日々活動している。

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