不動産投資を始める人におすすめの本! 杉原杏璃新刊『不動産投資は自分らしく生きる道具』で疑問を解消
「株ドル」として10年間で1億円の利益を生み出した杉原杏璃さんが、大阪の物件で不動産投資を始めて2年弱。不動産投資をはじめる上で事前に知っておきたいことや注意点など、これから不動産投資を始めようとする方におすすめの書籍が7月1日発売されました。
不動産投資をこれから始めるならこの本
『不動産投資は自分らしく生きる道具』では、不動産投資歴2年弱の杉原さんの経験と、不動産会社そして投資家たちとの交流で得られた「不動産投資とは?」がわかる本です。
不動産投資を始めるまでの悩みや、始めた後に後悔したこと、投資物件を購入する際どんな点に着目して選んだらよいかなど、杉原さんのリアルな経験が語られています。
不動産投資のプロであるエージェントとの対談も実現。「正社員以外で不動産投資ローンを組むにはどうしたらよいか?」など、さまざまな疑問を解決していくことで、未経験者でも少しずつ不動産投資への理解が深まります。
芸能界の仕事は安定が約束されないという理由で、物件価格全額のローンは難しいとのこと。対談では、杉原さんが不動産投資ローンを組むために必要な具体的な頭金の割合も語られています。
杉原さん流、不動産投資の始め方
新刊『不動産投資は自分らしく生きる道具』(祥伝社)から、杉原さんの考える不動産投資の一部を抜粋します。
東京ではなく、あえて大阪
私の場合、東京の物件は値段が高いですし、いろいろ考えると無理をして都内に買わなくてもいいのかな、と考えています。
東京には人が集まりすぎているので、これからは地方に分散されていくのではないでしょうか。コロナ禍でリモートワークを導入する企業が増え、必ずしも東京で仕事をする必要はなくなっています。また、若い世代で地方に移住する人が増えているという話も聞きます。
杉原さんのご実家は広島にあり、東京と広島を行き来しながら生活することが理想だそうです。大阪は親しみのある町でもあり、空室になったら自分でホテル代わりとしても使えるなど、リスクを想定しながら物件を決められたことがうかがえます。
ほったらかしでいい
杉原さんは、女性にこそ不動産投資は向いていると、ご友人とのエピソードを交えながら語ります。
不動産投資はすぐに大きな利益が出るというよりは、数年続けていくうちにキャッシュが貯まっていくので、コツコツ積み重ねるのが得意な女性に適した投資です。
株はどの銘柄を選べばいいのか最初は分かりませんし、売買のタイミングを見極めるのも、簡単ではないかもしれません。「指値」とか「成行」といった専門用語を聞いたら、それだけで「なんだか難しそう」となるのも分かります。
不動産投資は書類のやり方やコストの計算など、ちょっと面倒なこともありますが、それらを専門家に頼む方法もあります。極端な話、自分では専門的なことが全然分からなくてもできてしまうんです。
「本物の大家さん」として物件の管理を自分ではやらずに専門家に任せると、株価の変動を日々チェックする時間と同じ時間をかける必要もなく、働く女性や子育て中の女性など、忙しい人に最適と言います。
不動産は安定資産
杉原さんは、次回はぜひ不動産投資ローンを組みたいと考えているそうです。それは、ローンを組む際に加入を求められる団体信用生命保険に入り「もしも」に備えることができると捉えているから。
私が不動産投資に踏み切った理由の一つが、「子どもに資産を残せるから」です。
今はまだ子どもはいないのですが、結婚する前後から、子どもの将来のことを考えるようになりました。
不動産投資はローンを払い終わった時点で、その不動産は自分の資産になります。そのままずっと人に貸していてもいいですが、子どもに譲ることもできます。
また、ローンを組むときに「団体信用生命保険」にも入ります。
「不動産投資は生命保険代わりになる」と言われているのですが、それはこの団信に入るから。(略)自分にも家族にも心強い備えになるでしょう。
杉原さん流のリスク分散
株式投資を始めて14年の杉原さんは、株式投資の投資先に偏りが起きないよう、分散投資をしているそうですが、不動産投資でも分散投資を考えています。
大阪でも別の地域で選ぶとか、今持っている物件は単身のビジネスマン向けなので、次は学生が中心に住む物件もいいな、と見ています。
愛犬の散歩中に周辺を見渡しながら、物件リサーチをしているとのこと!
今後、資産ポートフォリオに占める不動産投資の割合を増やすことも検討されている杉原さんは、次の購入に備えてネットでも不動産投物件の利回りを頻繁にチェックしているそうです。
コロナ危機後の行動変化にも注目
書籍では、不動産投資のほか株式投資や仮想通貨などにも言及されています。
コロナ危機で人々の行動パターンが変わったと言われています。
ネットフリックスやズームのように巣ごもりで楽しむビジネスの企業は、こんな状況でも過去最高益となっています。
外出自粛で、お買い物もネットですることが増えました。その生活スタイルはコロナ後も続く気がします。楽天のような通販系の企業は変わらず伸びていくのではないでしょうか。
リーマンショックのときには迷ってばかりで行動に移せなかったという杉原さんは、今回、ピンチはチャンスと、2つの銘柄で「ナンピン買い」をされたそうです。未来にも明るい希望を持たれています。
私は今のところ、今まで買ってきた銘柄をガラっと変えるつもりはありませんが、世の中の動きに合わせて変えていくかもしれません。
それはそれで今までとは違う体験をできそうなので、株はアフターコロナの時代はできるだけ前向きにとらえて、状況を見ながら新たな未来に期待をしながら運用していこうと思います。
対談は30ページ以上
書籍の中では、不動産投資初心者を代表する杉原さんの質問に、RENOSYのエージェントであるクックジュリアン・聖也が答えています。
不動産会社で聞くべき3つのポイントや、ランニングコストなど、不動産投資を始めるにあたっておさえておくべき基本事項が含まれています。
不動産投資に興味を持たれたばかりという方は、ぜひ手にとって読んでみてください。
詳細はこちら
『不動産投資は自分らしく生きる道具』(祥伝社)
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