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作成日: 2019.11.15

勤続年数3年未満でも金融機関を探して、不動産投資を始めました

勤続年数3年未満でも金融機関を探して、不動産投資を始めました

不動産投資の融資を受ける際、金融機関の審査で「勤続年数」は聞かれる項目のひとつです。勤続年数が3年未満だと借りられないと言われる中で、自分の足で金融機関を開拓した人に話を聞きました。

勤続年数3年未満で不動産投資開始

一般的には、社会人になって数年経たないと金融機関の審査をパスして融資がおりないので、どういう経緯で始めることができたのかを聞いてみました。

聞いたのは、インタビュー時点で社会人4年目間近の、20代半ばの永瀬さんです。

不動産投資をはじめたきっかけ

清水清水

永瀬さんが不動産投資を始めようと思ったきっかけはなんだったのですか?

永瀬永瀬

自分がお客様に不動産投資をすすめる立場なのに、自分がやってないっていうのがいやだったんです。プロフェッショナルな立場でお客様と接したかったので、入社が決まってから最速で宅建もとりました(宅地建物取引士となるための宅地建物取引士資格試験)。

ただそういう仕事上の理由もあったんですが、一番の理由は別にありました。

僕、家族がいるんです。大学を卒業してすぐ結婚したんですが、不動産投資は生命保険代わりになるから「これはやったほうがいいな」って思ったんです。

清水清水

生命保険代わりになるっていうことを知っていたのは、この会社に入っていたからですよね?

永瀬永瀬

はい、そうですね。

清水清水

でもその当時は上場前だし、ローンは難しかったんじゃないですか?

永瀬永瀬

はい、そうですね。僕自身が若年だったのと、職種柄「不動産業の営業職」という立場も難しかったです。なので結果的にRENOSYが提携している金融機関ではローン審査が通らず組めなかったんです。

清水清水

なんと……

永瀬永瀬

RENOSYのお客様から、あるとき、町の不動産屋さんだったら地方銀行とつながっている会社もあるので、僕の属性でもいけるんじゃないか、ということを聞いたんです。

休日に不動産会社巡り

永瀬永瀬

それで、泥くさく、休日に大阪の町の不動産屋さんを回りました(永瀬さんは当時大阪勤務)。社員数が5人〜10人くらいの会社さんを狙って「不動産賃貸経営をやりたいんですけど」と訪ねて行きました。

1日にだいたい3件から5件くらい、20社くらい回りました。

清水清水

おぉーすごい!アポなしで行って、話を聞いてくれないとかもありましたか?

永瀬永瀬

同業者だってことで、最初から嫌がられることもありました。ヒアリングシートに来店目的を書くんですけど、「投資・収益」のところに◯をつけて、社名も書いてくださいって言われるから「GA technologies」って書くんです。そうすると「あーー……」って言われて、「うちだと提案できる物件はないですね」って急に冷たくされたりとかもありました。

最初からお断りっていう感じの会社が8〜9割でした。20社まわっても15分〜20分くらいで終わるケースも多かったです。話を聞いてくれて「お手伝いしますよ」って言ってくれたのは4社くらいでした。

清水清水

相談にのるよって言ってくれた後はどんな感じで始まるんですか?

永瀬永瀬

会社によって違うんですが、まずは、融資の確認。僕の借入状況とか資産背景を細かくチェックされます。融資が通るかどうかをチェックされて、そこから物件の紹介になりました。

逆に、物件の紹介から入る業者さんもありました。

清水清水

RENOSYじゃない不動産屋さんでも「ワンルームマンション」を探したんですか?

永瀬永瀬

はいそうですね。最初は戸建てを提案されたこともありますけど、RENOSYで販売しているのはワンルームですし、実際にやってみないとわからないだろうと思って。RENOSYと同じようなワンルームマンションを2件、あとは築年数がRENOSYよりもすこし古い築30年という物件を2件持ってます。

清水清水

4件も持ってるんですか!

永瀬永瀬

「中古」といってもちょっと幅広く持ってみようと思いまして。

清水清水

大阪だと安いですか?

永瀬永瀬

東京に比べると安いですね。

清水清水

社会人何年目で買えたんですか?

永瀬永瀬

1件目は社会人1年半で買いました。RENOSYで扱う物件と同じようなワンルームマンションです。ただ、ローンの条件がけっこうパンチの効いた条件で、金利3%近く、融資期間も短いです。

清水清水

た、高い……(悲鳴)!

永瀬永瀬

毎月赤字をけっこうな金額で垂れ流していたので、その後、ローンの借り換えをしました。

清水清水

その、ローンの借り換えというのは、どうやってやるんですか?

永瀬永瀬

僕の場合は、「3件買うんでこの1件も借り換えできませんか?」と聞いたんです。それが2019年の頭くらいですね。1%近く下がりました。

清水清水

銀行の金消面談(金銭消費貸借契約時の面談)では、どんなことを聞かれましたか?

永瀬永瀬

僕のケースだと、事細かく聞かれました。なんで自分の会社(GA technologies)で買わないんですか?とか。目的は何ですか?とかを聞かれました。

清水清水

それで生命保険代わりと答えたんですか?

永瀬永瀬

はい、それと、将来事業を起こす際の資金にしたいといったことも伝えました。

清水清水

それは社会人何年目ですか?

永瀬永瀬

まだ3年経ってないですね。

清水清水

いろいろすごいですね。そのタイミングだとRENOSYではまだ買えなかったですね。

永瀬永瀬

そうですね。それに僕の属性(不動産業の営業職)だとおそらく頭金を相当入れないと買えないと思います。

清水清水

RENOSYで買えるようになったら、買おうと思っていますか?

永瀬永瀬

そうですね。思っています。

清水清水

すごい。もうこれだけ持ってるということは、「営業トークのために不動産投資をやる」というよりは、けっこう本気ですよね?

永瀬永瀬

そうですね(笑)ちょっとおもしろいなと思ってます。それに実際1件持ってみて、そんなに負担がかかるものじゃないなって思ったんです。

清水清水

毎月赤字でもですか?

永瀬永瀬

そうですね。

清水清水

物件はどうやって選んだのですか?

永瀬永瀬

物件自体はあんまり見てないんですよ。何を見たかというと、立地ですかね。その次に価格かなという感じです。

自分で持ってみて、RENOSYのよさがよくわかりましたね。仲介で買った(RENOSYは直接売主です)ので賃貸管理のサービスは何もついていなかったですし、ランニングコストがRENOSYはいいということがわかりました。僕が不動産を買った会社の規模的に、賃貸管理の面などにリスクはあるなとは思ってます。

清水清水

1年間の家賃保証とかもないということですか?

永瀬永瀬

一切ないですね。

本業以外でやるなら不動産投資はいい

清水清水

永瀬さんは投資と呼ばれる投資商品は一通りやったと伺ったのですが。

永瀬永瀬

株とかFXとか仮想通貨をやりました。投資が仕事だったらいいんですけど、別の仕事をしながら株やFXの相場を追いかけ続けるのが難しいですね。

仮想通貨はメンタルのコントロールも難しいです。親からもらった50万を仮想通貨で溶かしてしまい、借金をして復活させて一時期2,000万になったのですが、欲が出て「1億円まで」と粘ってしまって、それがまたなくなるという経験もしました。

かける労力を考えると、不動産投資は「投資をやっている」という実感はほぼないです。ローンの返済予定表を見てローン自体がどんどん減っていくという「気持ちよさ」は感じます。

ほかに労力をかけない投資としては投資信託、インデックス型と言われるものをやっています。あとは本業の仕事をがんばって、家族との時間を大事にしています。投資に時間をかける必要がないのがいいと思います。

僕は、セールストーク抜きで不動産投資がやっぱり一番いいなと思いますね。

RENOSYのいいところは?

清水清水

RENOSYのよさがわかったとのことですが、もう少し詳しくきかせてください

永瀬永瀬

「めちゃくちゃ不動産が好きで、銀行にもこだわりがあって」というタイプではなく、仕事をメインにした生活の人にとって最適な投資だなということです。

RENOSYは、築15年くらいの中古ワンルームマンション物件を中心に、立地がいい物件なので、サラリーマンにとってはいいなと思います。「手がかからない。出口もある程度見える。入居者さんもちゃんと入ってくれる」ということで、ほったらかしでいいんです。

事業としてみると、手がかからず堅実な事業だと思います。

でも僕自身、まだ不動産投資を6〜7割しか理解してないんですよ。建物管理の部分はまだやってないですし。ただ建物管理に踏み込まなければ、まったく本当にほったらかしですよね。RENOSYでは管理もお任せいただけるサービスを提供していますので、そこも強いと思っています。

清水清水

永瀬さんは建物管理にも関心があるんですか?

永瀬永瀬

マンションといえば「建物管理」が一番大事って言いますよね。建物管理は別世界なのでまだぜんぜんわからないのですが、建物管理の分野へもこれから進出しようと思って、組合の理事に立候補しています。やらない後悔よりやる後悔の方がいいなと。踏み込んでみました。

清水清水

おぉーすごいですね。

※本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、完全性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

この記事を書いた人

清水まゆみ 宅地建物取引士

RENOSY マガジンスタッフです。 2017年から区分の不動産投資を始めました。現在は1物件の管理組合理事長を経験中。体験談を語っています。 【不動産投資をやってみた】体験レポート

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