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専任媒介契約
せんにんばいかいけいやく
専任媒介契約とは、不動産の賃貸や売却活動を始めるにあたり、依頼者と仲介を依頼された不動産会社が締結する媒介契約の3つのうちの1つです。
専任媒介契約は、依頼者は不動産会社1社のみと契約を行い、その不動産会社を仲介者とすることが決められています。ただし、自分で貸主や買主を見つけて、その人と契約をする場合においては、不動産会社は仲介に入りません。
専任媒介契約では、複数の不動産会社と契約を締結できる一般媒介契約より、より注力して早期に賃貸先、売却先を見つけるよう期待されます。依頼された不動産会社も、仲介手数料が入るのが高確率で期待できるため、チラシなどの広告費をかけやすくなります。しかし、依頼者は1社にしか活動を依頼できないため、きちんと客付や売却活動を行ってくれる信頼のおける不動産会社と契約する必要があります。まれに、一般媒介ではなく、専任媒介契約でしか媒介を受けない不動産会社もあります。
専任媒介契約では、契約期間は3か月以内、依頼者への報告は2週間に1回以上、7日以内に不動産流通機構（レインズ）に情報登録を行うなどの内容が定められています。契約は更新することができます。
