- TOP
- RENOSY マガジン
- 不動産用語集
- [か]で始まる不動産用語
- がん団信【がんだんしん】
がん団信
がんだんしん
がん団信とは、特約付き団信(団体信用生命保険)の一種であり、がんと診断された際に残りの住宅ローンの返済を免除(一部免除)する特約を付けた団信のことです。
団信の目的は死亡や障害により住宅ローンの返済が不可能になった場合に備えるため、というものであり、この特約はその範囲を広げ、生活が激変するリスクがあるがんも含める、と考えればわかりやすいでしょう。
この特約で支払いが行われる条件は一般的に以下の3つです。
- 初めてのがんの発症で医師の診察が確定したとき
- 適切な治療をすることで転移を防げる一部のがんを除く(この場合でも給付金がでるタイプもあり)
- 契約から所定の期間がたっていること
これら条件を満たすことで、診断確定後の住宅ローンの支払いが免除となります。
住宅ローンの免除となるとメリットが大きいようにも思えますが、毎月の保険料は高くなります。住宅ローンは年齢を重ねることに減少し、がんの発症率は高齢になるほどあがる、という関係性があるので、選択肢のひとつとして知っておいてもよいでしょう。