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レバレッジ効果
ればれっじこうか
レバレッジ効果とは、不動産投資における投資効果として、自己資本だけでは小さいが、他人資本を使って大きく投資することで収益性が高まることを意味します。
レバレッジ(英語でleverage)とは、金融分野で「てこの原理」という意味です。
少額の投資で多額の利益を上げることを指します。100万円の自己資金を投資投資しても、そのリターンは100万円に見合う金額でしょう。しかし100万円を元手にその何倍も投資できるなら、何倍ものリターンが見込めます。株式の信用取引やFXをイメージするとわかりやすいです。
具体例で、500万円を持っていると仮定します。
1. 500万円を1年間利息1%で銀行定期預金に預けた場合、税引き後利息は40,000円で利回りは0.8%になります
2. 500万円に銀行融資1,000万円(借入金利年3%)を足した1,500万円で不動産を購入して、家賃収入が年間100万円だった場合、投資した500万円に対する利回りは14%になります
70万円÷投資金額500万円=14%
3. 総投資額1,500万円に対する利回りは4.6%になります
*1)わかりやすくするため上記以外の収入、支出はないと仮定
*2)2の投資額に対する利回りは数字の上での話で、借入をして1,500万円準備できなければ上記のリターンは得られず、収益70万円はあくまで総投資1,500万円によって実現されるものです。
不動産投資におけるレバレッジ効果は、定期預金の例1では0.8%しか収益が得られないが、不動産に投資すれば例3の総投資額の利回りでも4.6%に跳ね上がる、まさにてこの原理というレバレッジ効果になります。
「500万円だけだと収益は小さいが、500万円の自己資金(自己資本)と借入1,000万円(他人資本)で大きく投資すると、収益も大きくなる」
これがレバレッジ効果です。