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給水管
きゅうすいかん
給水管とは、配水管の分岐箇所から各家庭に飲料水を供給する管のことです。
分岐箇所から蛇口や器具までの給水管一式を一般的に「給水装置」とよび、維持管理は所有者がおこないます(水道メーターは市より貸与)。
給水管の種類は、配水管と分岐給水管の口径によりある程度決められており、「ダクタイル鋳鉄管」「ステンレス鋼管」「水道用ポリエチレン管」「耐衝撃性ビニル管」などが主に使用されます。
一般的な住宅の場合、引き込み部分の口径は25〜50mmが多く、水道用ポリエチレン管を使用することがほとんどです。
1980年代後半までは鉛管も広く使用されていましたが、鉛の溶出と漏水が問題視され、現在鉛管は使用禁止となっています。
漏水に関しては、漏水箇所によって誰が修繕をおこなうかは変わってきます。一般的に「分岐箇所から道路境界線まで」、もしくは「分岐箇所から水道メーターまで」の区間は、水道局の責任です。この修繕区分は市町村によって違いますので、詳しくは居住地区の水道局に問い合わせてください。
また、水道法によって、指定給水装置工事事業者制度が定められています。これは給水装置の品質確保を目的に制定された制度で、給水管の工事は該当地区の水道局に指定を受けた水道業者以外、施工することが認められていません。