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  5. 繰上返済【くりあげへんさい】

繰上返済

くりあげへんさい

借入の返済には約定(やくじょう)返済繰上返済の2種類があります。

「1,000万円を金利3%で借りて、借入期間5年で毎月10日に分割返済していく」

金融機関から融資を受けるとき、あらかじめこうした約束を定め契約することを「約定する」と表現しますが、この毎月決められたとおりに返済していくことを約定返済といいます。

これに対し余裕があるとき、約定返済とは別に借入の一部を返済することを繰上返済といいます

繰上返済したお金は元金の返済に充てられますので、繰上返済をすると元金に対しかかるはずだった利息が減り(銀行では元金に利息がかかることを「利息が元加(がんか)される」といいます)、元金と利息の返済総額も少なくなります

繰上返済は「期間を短縮するパターン」と「毎月の返済額を減らすパターン」の2種類があります。

サイトでは期間短縮型、返済額軽減型などとも表現されています。

繰上返済して元金が減少したぶんだけ、返済期間を短縮するのが期間短縮型です。

これに対し元金が減少したぶん、毎月の返済額を減らすのが返済額軽減型で、この場合返済期間は短縮されません。

期間短縮型は、繰上返済したことで期間が短縮、つまりゴールが近づくので利息を払う期間も短くなります。元金が減少することと合わせて、返済額軽減型より支払利息が少なくなるメリットがあります。

いっぽう返済額軽減型は、繰上返済したぶん毎月の返済額が少なくなりますので、子供が小さく教育費負担が多いときなど「今が大事」な人には適しているといえるでしょう。

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