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利回り
りまわり
利回りとは、投資した金額に対する利子も含めた年間収益割合のことをいいます。
例えば150万円の金融商品を3年間運用したとします。分配金として1年目10万円、2年目15万円、3年目15万円取得し、3年目に売却価額200万円で売却した場合、3年間累計で90万円の利益と売却差益を生んでいます。年平均は30万円の利益となりますので投資金150万円に対する利益率、すなわち利回りは20%となります。
不動産に関しては、月々の家賃収入が安定的に得られるため、物件の取得価格と、年間できる想定家賃収入をベースに利回りが計算できます。
なお、利回りには表面利回りと実質利回りの2種類が存在します。
表面利回りとは投資から得られる収益から純粋に利回りを計算する方法で、不動産の場合、物件の価格と家賃収入のみで計算しています。
一方実質利回りとは表面利回りから投資にかかる費用を加味して利回りを計算する方法です。
金融商品ごとに収益や費用の項目が異なるため、それぞれの特性に応じた利回り計算を理解することが堅実な資産運用に役立ちます。
例えば、不動産の場合、家賃収入がすべて手元に残る利益ではなく、毎年の税金や、管理費、諸経費、ローンの利息などといった出費を差し引き、本当に手元に残る利益で計算した利回りが「実質利回り」です。