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在来工法
ざいらいこうほう
在来工法とは一般に、技術革新によって開発されたり、海外からの流入によって伝播した新たな工法に対して、従来から採用されていた伝統的な工法のことを指します。
なお、単に在来工法といった場合には、特に木造建築における在来工法を意味することがほとんどです。
木造建築における在来工法は、新しい工法である2×4工法に対して、軸組み工法が該当します。木造軸組み工法は、土台に柱を建て、それを梁などの横架材で繋ぎ、筋交いを入れる形で、主に柱梁といった線材によって荷重を支える工法です。面材を組み合わせて作る2×4工法と比べて、開口や間取りの自由度が高いという特徴があります。
ほかにも、浴室工事における在来工法や、タイル工事における在来工法などがあります。
浴室工事における在来工法は、部材が工場生産されたユニットバスを使用する工法に対して、現場施工で防水を施しタイルを貼って、浴槽を設置する方法を言います。
タイル工事における在来工法は、接着貼り工法に対して、従来からあるモルタルによる施工を指します。