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- 元利均等返済方式【がんりきんとうへんさいほうしき】
元利均等返済方式
がんりきんとうへんさいほうしき
元利(がんり)均等返済方式とは毎月の返済金を一定致の金額とする返済方法です。銀行からローンで借り入れた融資金のことを元金(がんきん。もときん、ともいう)といい、その元金と利息の合計金額が毎月一定になるよう組み合わせて返済していく形式です。
住宅ローンや自動車ローン、そして不動産投資のアパートローンなど「ローン」という名称がある融資では、この元利均等返済方式が一般的です。返済金額が一定なので、サラリーマン家庭など月々お金のやりくりを考える時もわかりやすいからです。
元利均等返済方式では、毎月返済額を一定にするため最初は返済にしめる元金の割合が小さく、返済が進むにつれ元金の割合が多くなる仕組みになっています。
そのため、最初のうちはほとんど利息のみ支払っているかたちになりますので、元金均等返済方式に比べて総支払額(トータルで支払った元金と利息の合計)が大きくなります。
元利均等返済方式は毎月返済額を一定にするため、「今」を重視する人に向いています。逆に総支払額を重視して、最初のうちの毎月返済額が大きくなっても元金均等返済を選択する人もいますが、選ぶ人は少数です。