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デューデリジェンス
でゅーでりじぇんす
デューデリジェンスとはもともと法律用語で、企業が証券を発行するとき、投資家を保護するために、企業の開示した情報が法律の基準などに適合しているか調査をすることが語源です。
デューデリジェンスは、その発音によりデューディリジェンスあるいは「DD」と略す場合もあります。
英語では「Due diligence」で直訳すれば当然の努力、といった意味です。開示情報が正当なものか調査するのは、投資家を保護するための当然の努力というつながりになります。
現在では投資やM&Aで、対象となる企業自体を多方面から調査したり、所有する資産や不動産を調査したりすることを指してデューデリジェンスとよぶのが一般的になっています。
金融業界では、M&A資金への融資でデューデリジェンスを用いるのが主流です。
不動産投資の場合には、不動産が投資対象であることをより強く意識して、対象物件に関する法律面や、物件の物理的リスク、および経済的評価予測といったさまざまな調査を行なうことデューデリジェンスとよぶ場合があります。不動産におけるデューデリジェンスの結果は「鑑定書」「鑑定評価書」などの、不動産の専門家である不動産鑑定士が作成した書面にまとめられ、投資家の判断材料となっています。