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スレート葺き
すれーとぶき
スレート葺きとは、スレートで覆われた屋根を指す言葉です。
スレートとは、石質の薄い板のことです。原料となる石は、宮城県でとれる雄勝石(おがついし)、三重県でとれる那智黒石(なちぐろいし)などが有名です。
石が高価なため、近年では代替品の人工スレートが使われることもあります。
特徴としては、軽量なこと、耐久性に優れること、収縮が少ないことなどがあげられます。
人工スレートには種類があります。石綿スレートは、セメントと石綿を成型したもので、軽量かつ安価という特徴から普及しましたが、石綿の危険性から今日では製造中止となっています。
無石綿スレートは、石綿スレートの代替品として開発されたもので、石綿の代わりにビニロン繊維やパルプ繊維などを混ぜ込んだものです。
人工スレートは豊富なカラーバリエーションが特徴ですが、塗料による着色のため、色を維持するためにはメンテナンスの必要があります。
メンテナンスの頻度は10〜15年ほどで、シリコン系塗料やフッ素系塗料が使われます。