オフバランス

オフバランスとは、企業が財務体質改善を図るために、本業と直接関係のない資産などをバランスシート（貸借対照表）から外すことを意味します。

企業の決算書における資産・負債を表す「バランスシート」から、特定の資産や負債を切り離す（オフする）という意味でこのように表現されています。

具体的なオフバランス手段としては不動産の証券化やリースバックなどが挙げられます。

不動産の証券化とは、所有不動産を小口化、証券化することで、特定目的会社に不動産を売却し、投資家からの出資を募るのが基本スキームでREITがその典型例です。

リースバックは所有する不動産や機械車両などを一旦リース会社などに売却し、今度はそのリース会社からリースで借り受けるというものです。

オフバランスは主に法人決算における対処です。