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下がり天井
さがりてんじょう
下がり天井とは、天井の一部がほかよりも低くなっていることをいいます。つまり、部屋の天井全体がフラットではない状態のことです。間取り図で下がり天井を表す場合は、点線で表記されます。なお、廊下など、ほかの部屋より全体として天井が低い場合には、単に「天井が低い」という表現になります。
下がり天井となる理由としては、梁や天井内に設置されたダクトなどに合わせて天井が形成されるためです。一般的にマンションでは廊下側およびバルコニー側が下がり天井となることが多く、部屋の広さによってはほかの壁側も下がり天井となる場合があります。なお、下がり天井となることで空間が狭く感じられる場合もあるため、高級マンションでは下がり天井とならないよう、もともとの階高(かいだか)が高く設定されることで天井全体をフラットにすることが可能です。
また、近年ではデザインとして、空間を演出するために下がり天井とすることもあります。その場合は下がり天井となる部分の色味や素材を変えたり、間接照明を埋め込んだりすることで空間のアクセントとして利用されています。