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金融資産
きんゆうしさん
金融資産とは現金(お金)を含め、「実態」を持たないけれど資産として評価額を換算することができ、現金化できる資産のことを指します。現金は究極的には金属の塊や紙きれにすぎず、それが価値を持っているのは政府の信用によるものです。
そういった、実態はないけれど資産的な価値があるもの全般を、金融資産と呼びます。たとえば、以下のようなものです。
- 現金
 - 銀行などに預けている預貯金
 - 株券
 - 債券(社債、地方債、国際)
 - 投資信託
 - 生命保険(※掛け捨てのものは除く)
 - 商品券
 
金融資産は、条件がそろえばいつでも現金に換算できるものですが、その商品の性質によっては現金化するタイミングにより、その資産価値は大きく変動することもあります。そのリスク(変動幅の大きさ)は商品によって異なるので、安定性の高い資産構築を目指すのであれば保有する金融資産の種類やそのバランスは真剣に考える必要があります。
さらにいえば、金融資産はその価値を保証する国の信用度によってはその価値を大きく下げるリスクもあります。近年でいえば、破綻したジンバブエドルや、大きく価値を下げたトルコリラなどが好例でしょうか?
そのような事態に備え、実態としての価値を持つ「実物資産」を保有することもリスクヘッジに繋がります。