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がん団信
がんだんしん
がん団信とは、特約付き団信(団体信用生命保険)の一種であり、がんと診断された際に残りの住宅ローンの返済を免除(一部免除)する特約を付けた団信のことです。
団信の目的は死亡や障害により住宅ローンの返済が不可能になった場合に備えるため、というものであり、この特約はその範囲を広げ、生活が激変するリスクがあるがんも含める、と考えればわかりやすいでしょう。
 
この特約で支払いが行われる条件は一般的に以下の3つです。
- 初めてのがんの発症で医師の診察が確定したとき
 - 適切な治療をすることで転移を防げる一部のがんを除く(この場合でも給付金がでるタイプもあり)
 - 契約から所定の期間がたっていること
 
これら条件を満たすことで、診断確定後の住宅ローンの支払いが免除となります。
 
住宅ローンの免除となるとメリットが大きいようにも思えますが、毎月の保険料は高くなります。住宅ローンは年齢を重ねることに減少し、がんの発症率は高齢になるほどあがる、という関係性があるので、選択肢のひとつとして知っておいてもよいでしょう。